鈴鹿 元越谷:男2名でデート沢!
アキレス腱炎の痛みがなかなか引きませんが、今年のお盆は、日帰りで鈴鹿の元越谷を遡行してきました。渇水気味でしたが、渓相美しく、まさにデート沢。男2名ではもったいない癒やし系の沢でした。
【日程】2020年8月14日(金)
【山域】鈴鹿
【渓谷名】淀川水系 野洲川 元越谷
【メンバー】どうちゃん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【コー スタイム】林道ゲート7:25~15m滝下8:32~仙ノ谷出合9:10~仏谷出合9:53~稜線11:17~水沢峠11:32~林道ゲート13:20
今回のパートナーは兵庫のどうちゃん。前日の夕方に自宅近くでピックアップしてもらって、滋賀県の青土ダムへ向かう。その夜は青土ダムのベンチにて就寝。ペルセウス座流星群の活動が盛んな時期なのだが、寝る前にしっかりお酒を飲んだせいで、星を見ることなくしっかり寝入ってしまった。
7時すぎぐらいに林道のゲート前の路肩に駐車。この時点ではゲート前に4台ぐらいキャンパーの車が駐まっていただけで、駐車スペースは充分にあった。
林道をしばらく歩き、猪足谷出合を過ぎたあたりから入渓。渇水気味の緩い流れを進む。アキレス腱炎の痛みがまだ残っていることと、前日飲んだお酒がまだ残っているせいか、身体は重い。足の調子が完全ではないので、普段のトレーニングができず、運動不足というのが、一番の原因だろうが。
堰堤が立ち塞がり、巻く。
また堰堤で、4つぐらいの堰堤を越えた。
最後の堰堤を越えてから、本格的な沢登りに。まずは今シーズン初の淵の泳ぎ。
すぐに15m大滝が現れる。流れのすぐ右を登ったが、1歩がイヤらしいところがあり、念のためロープを出した。ここで確保に使ったATCを紛失してしまった。大きく右奥から登れば、トラロープもあり、楽なようだ。
大滝の上は美しいゴルジュとなる。
通過は容易。
こんな狭い所もあり。
小滝と淵の競演が続く! 美しい!
どの滝も直登は容易。
仙ノ谷出合で休憩。
ナメもあり。
仏谷出合を通過。
またゴルジュとなる。
通過は容易。
奥に多段30m滝が見える。
多段30mの下段は大岩に埋まっていた。上部の登りも難しくはなかった。
落口には倒木があり、倒木の枝をかきわけて通過した。
滝上はナメだが、緩い流れとなる。
そのまま緩い流れを詰めていくと、水がなくなり、藪漕ぎもなく稜線のコルに出た。沢装備を解除して下山へ。
稜線からの鈴鹿の山の眺め。
稜線の登山道上にクマ糞があった。まだ新鮮な糞のようだったが、すでに糞虫が来ていた。
水沢峠。ここから大河原橋へ下山する。
登山道は途中、元越谷のすぐ右岸上を通り、遡行者が登っているのが見えた。下部は不明瞭な所が多くなり、途中から林道を下ることにした。あとから、先行者と思われる男女2名も不明瞭な道に迷ったようで、林道に登り返してきて、我々を抜いていった。
林道ゲートに近づくと川遊びのグループが実に多い。外国人のグループも目立つ。林道ゲートに戻ると、駐車している車の数に驚く。林道の路肩にはズラリと車が駐まっていた。我々はなんとか車を出せたが、一番奥に駐めた車はこれでは出られない状態だった。無料の川遊びスポッとらしく、盛夏はいつもこんな感じなのだろうか。元越谷は盛夏の週末は避けた方がよいかもしれない。
水量は少なかったが、小滝と淵の競演が続く美しい沢だった。まさにデート沢。男2名ではもったいなかったかもしれない。
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