岩湧山 中ノ谷左俣
中ノ谷右俣に引き続き、今度は左俣の記録です。左俣はナメ中心の沢でした。
【日程】2020年5月30日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 岩湧山 中ノ谷左俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】岩湧の森P6 9:36~二俣10:11~7m滝下10:34~ナメ滝10m下11:09~階段状7m滝下11:34~登山道(長尾)12:17-32~五ツ辻12:47~岩湧山13:15-21~五ツ辻13:47~曼荼羅尾根分岐13:49~二俣14:31~P6 14:43
中ノ谷右俣の翌週に今度は左俣の調査へ行ってきた。今回も岩湧の森P6よりスタート。
中ノ谷沿いのの林道を進む。
前回の右俣の調査の際に二俣より下流部で滝を見つけたので、今回は中ノ谷の出合から第3番目の堰堤上から入渓した。
林道から見えた滝は5mの滝だった。
5m滝は、少し戻って、右から巻いた。
5m滝の上には2m滝があった。
林道の橋をくぐる。
五右衛門風呂のような深い釜と1m滝があった。釜は大人1人がスポッと立って入れるぐらいの深さはある。
再び林道の橋をくぐる。
出合から第4番目の堰堤が進路を塞ぐが、右から巻く。
2m滝とその背後に第5堰堤が現れる。2m滝を直登し、堰堤は右から巻く。
またまた堰堤(第6堰堤)が現れる。これも右から巻く。
二俣に到着。前回はここから入渓して右俣を遡行した。
今回は左俣の調査へ。
林道の橋をくぐる。
左俣の最初の堰堤が現れる。右の林道に上がって堰堤を巻く。
場所によっては藪や倒木が沢を覆っているため、それらを掻き分けて進む。
左俣の2つめの堰堤が現れるが、左から巻く。
堰堤上に上がると、林道の終点を左岸に見る。
しばらく進むと堰堤のような7m滝が現れる。左右どちらからも巻けそうだが、左から巻いた。
7m滝の落口より下を覗く。
藪や倒木をかいくぐって進むと、二股になる。
右俣はナメ。
左俣へ進む。
ナメとなる。
次の二俣となる。
左俣はナメ滝10mとなっているが、左俣へ進む。ナメ滝は、細かなホールドを掴んで、フリクションを利かせて直登する。
またナメとなる。
ナメの上に土砂が堆積している。
3つめの二俣は水量の多い右俣へ進む。
斜度が増して、全体的に斜滝のようになる。
斜滝のようなナメ。
倒木が沢を覆う。倒木を乗り越えて進む。
階段状7m滝が現れる。
階段状7m滝の上段。
ガレ状となり、登る際に木を引っ張ると石が落ちてくる。落石に要注意となる。
最後の2m滝を直登する。この後、水流がなくなり、最後の詰めとなる。
詰めは急斜面の藪漕ぎと木を掴みながらの登りとなった。
右俣ほどの酷い藪漕ぎにはならなかったが、そこそこ苦労して長尾の登山道に出た。自然林のあるいいところだ。ここで沢装備を解除する。
時間があったので、岩湧山の山頂に行ってみた。人は多かった。
下山途中、オサムシが歩いていた。
アマドコロ。
五ツ辻からは長尾へ。
曼荼羅尾根分岐から初めての曼荼羅尾根へ。
自然林の中を急降下する道。
目印のテープは結構あるが、道は狭く、所々不明瞭で急である。
中ノ谷右俣の堰堤の横に出た。
中ノ谷の二俣に戻ってきた。曼荼羅尾根分岐から二俣まで40分ほどだった。
中ノ谷の林道を歩いて駐車場へ戻る。
中ノ谷左俣は、右俣とは対照的に、ダイナミックな滝はなく、ナメが中心の沢であった。岩湧山周辺は千石谷の南側、すなわち南葛城山北面の支沢が結構滝が多く、沢登りではクレン谷やサカモギ谷などが結構登られている。中ノ谷はそこまで滝は多くないが、そこそこ楽しめる沢であった。以下は中ノ谷の遡行図。
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