岩湧山 とち谷
こちらも2ヶ月前の記録です。金剛・葛城の山と高原地図を眺めると、とち谷に「滝が連続」と記述があった。また、地形図ではとち谷沿いに道の表記があるが、最新の山と高原地図には道は載っていない。そんな訳で、地形図にのみある道表記が現在どうなっているのか、そしてとち谷に沢登り要素があるかを調査してみることにした。
【日程】2020年5月23日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 岩湧山 とち谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【コー スタイム】天見駅10:43~上峠分岐11:16~旧道分岐11:27~車道11:52~とち谷分岐12:07~長尾分岐12:34~五ツ辻13:59~岩湧山14:32-46~五ツ辻15:09~岩湧山三合目15:53~紀見峠駅16:38
公共交通機関利用で、南海高野線の天見駅よりスタートした。
流谷川沿いの道を進むと、途中、右に八幡神社がある。
ノアザミが咲いていた。
流谷の集落からとち谷出合までの車道は、途中、大きく迂回している。地形図には直線的に道が表記されている。ただし、最新の山と高原地図にはこの道表記はないので旧道であろう。車道をこのまま歩き続けるのは面白くないので、ちょっと引き返して、この旧道とやらを藪漕ぎ覚悟で行ってみることにした。
一応、踏み跡はあり、ため池が現れた。
そのまま踏み跡をたどる。
尾根上に上がるとドラム缶があった。この尾根を越えて反対側へ下りる。
結構な急斜面を下る。
沢に出て、堰堤が現れる。
堰堤の右岸側を抜けて進むと、すぐに車道に出た。
そのまま車道をしばらく進むと、大谷への林道を左に見る。そのまま進むと、とち谷橋に着く。
とち谷沿いの林道に入る。
早速、滝が現れた。今回は沢装備は持ってきていないので、林道からの眺めである。
山と高原地図に記載されている通りに、次々と滝が現れる。お手軽に遊ぶには良さそうだ。
途中、長尾への分岐を右に見る。今回は沢装備を持参していなかったので、この先に滝が現れて進めなくなった場合は、ここから稜線に上がるつもりであったが、渓相はこのあたりから穏やかになってしまう。
林道は舗装路ではなくなる。
道も段々荒れてきて、倒木が道を覆う。ここで引き返そうかとも思ったが、倒木を乗り越えて進むことにする。
堰堤を左から越える。途中、イノシシと出会い頭で遭遇してしまったが、幸いなことにイノシシの方から逃げていってくれた。
またしても倒木。
林道は途中、崩壊箇所もあったりしたが、標高550mぐらいまで続いていた。
林道がなくなったら、沢筋を進む。水量は少ないので、トレランシューズでも問題はない。
二俣は基本的に右へ進む。
水流がなくなると、急斜面の詰めになる。
藪漕ぎはさほどではないが、斜度は結構ある。
五ツ辻下の登山道に出る。
登って来た斜面を振り返ると、結構急だ。
五ツ辻で休憩。
せっかくなので、岩湧山の山頂に。結構、人は多かった。
紀見峠駅に下山した。途中、ヤマツツジが咲いていた。
とち谷は滝があったのは下部の林道の横だけで、それより上流は穏やかな流れになってしまった。お手軽に沢遊びをするにはよいかもしれない。
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