金剛山 高天谷:2020年沢始め
2020年初のトレランの翌日は、2020年初の沢登りをホームの金剛山高天谷で行ってきた。
【日程】2020年4月5日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷右俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場12:24~高天滝下12:33~10m大滝下12:43~二俣13:51~郵便道(920m地点)14:13-24~高天彦神社駐車場15:02
高天谷は2019年の沢納めをした沢(2019年9月の記録)で、近場ということもあり、だいたい沢始めと沢納めの沢となる。前日のトレランと同じく、出発は遅めにして、一般登山者のピークと時間をずらした。ところが、入渓地点近くの高天彦神社に着くと、意外なことに駐車場がほぼ満車で、ほとんどが一般観光客の車だった。高天彦神社自体がパワースポットとして有名ではあるが、周囲にはサクラやモモが咲き、この時期ならではの美しい風景が見られるのも人気の理由かもしれない。
沢に入れば人もいなくなるだろうから、早速、沢装備を装着して、高天滝への道である郵便道を歩き出した。途中、モモの花が美しく咲いており、写真撮影をする人たちがいた。
入渓地点である高天滝6mに着くと、女性観光客2名が滝の前でくつろいでいた。「ここを登るのですか?」と聞かれたので、「そうです。」と答えて、早速、高巻き用に左岸に付けられているハシゴを登る。
高天滝の落口から下流を眺めると、女性2名がハシゴを登っているのが見えた。彼女たちは興味本位のようなので、おそらく途中まで登ったら引き返すのだろう。
3m滝とその上の堰堤は、いつも通りにまとめて右岸から巻く。いつもより水量が多い。岩もいつもよりヌメっていたのは、しばらく雨が少なかったからか?
その次の大滝はかっては10mの高さがあった。
大滝もいつも通りに左岸から高巻いた。
崩壊地の通過。
崩壊地を過ぎると、暗い樹林の中に入り、連瀑帯が始まる。
4m斜滝。直登していくが、まだ身体が沢に慣れていないためか、ムーブにキレがない。まだ水が冷たく、気温も低めだったので手がかじかむ。
トイ状5m滝は水量が多いため、頭からシャワーを浴びないと突破できない。気合いを入れてトライするが、水圧と冷たさに耐えきれずに撤退する。結局、ソロということもあり、無理をせずに左岸から高巻いた。50代にはこの時期のシャワーは無理!
この高巻きは初めてだったが、結構な大高巻きとなり、1番面白いところを結構省略してしまったようだ。
2017年の台風で壊された堰堤を通過。
770m二俣に到着。
左俣に入ると、すぐに2段20m程度の大滝。これを直登。
最後の4m滝を越えると、
植林の中のチョロチョロの流れとなる。
そのまま詰めていくと、高天からの登山道である郵便道に出て遡行終了。沢装備を解除する。
下山途中にあったヤッホーポイント。叫ぶとコダマします。
高天滝に戻り、
高天彦神社に下山。下山まで3時間かからずのお手軽沢登りでした。
まだスキーシーズンは終わっていないつもりですが、コロナウイルス対策で緊急事態宣言が出たこともあり、遠出がしにくくなってしまいました。近場の沢登りはボチボ始めていきます
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