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March 30, 2020

扇ノ山:二日酔いで散歩スキー

先週末は土日ともにパッとしない天気予報。どちらかというと、日曜日の方が天気は多少は良さそうということで、西日本では一番最後まで雪が残る扇ノ山に行くことにした。土曜日の朝遅めのゆっくり大阪発で、午後に上山高原入りし、日曜日に扇ノ山を往復する予定だった。ところが、前夜に後から来た地元の若者3人組と避難小屋にて想定外の大宴会となってしまい、翌朝は二日酔いにて10時過ぎにスタートというグダグダぶりで、予報を裏切る雪の中を、山頂手前の小ピークまでの往復となってしまった。

【日程】2020年3月29日(日)
【山域】鳥取・兵庫
【場所】扇ノ山
【メンバー】Oさん、Nさん、マメゾウムシ
【天候】雪のち曇り
【装備】テレマーク3(ステップソール2,シール1)
【コースタイム】上山高原避難小屋10:07〜小ヅッコ登山口11:57〜小ズッコ山小屋12:05〜1220m台地(1273m小ピーク手前)13:36-43〜河合谷登山口14:33-44〜小ヅッコ登山口15:04〜上山高原避難小屋15:35

扇ノ山は兵庫県と鳥取県の境にある標高1310mの山で、西日本では最も遅くまで雪が残る山として知られている。その扇ノ山は、私にとっては5年前(2015年4月の記録)に関西のテレマーク仲間と行って以来の2回目の来山となる。入山口となる上山高原は標高900mなので、わずか400mの標高差しかないが、山頂までの距離と多少のアップダウンとがあるので、ステップソールテレマークに向いた山である。今回の同行者2名のテレマーク技術は初級でBCは初心者ということを考えると、BC経験にはちょうどよいレベルの山と思われた。問題は、遅くまで雪が残るとは言え、寡雪の今シーズンということもあり、下部の雪不足による藪を彼らがうまくクリアできるかであるが、難しいようであればスキーを担いで下山すればよいだろう。

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前日の朝にゆっくり大阪を発ち、途中、八鹿のスーパーで買い出しをし、噂のピークスカフェでランチとした。ここのお勧めは国産黒毛和牛を使ったハンバーガーで、パティ2枚のダブルピークスバーガーを食べたが、肉感がしっかりで、ボリュームも満点で、たいへん美味しかった。

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15時に上山高原に到着したが、雪がほとんどない。5年前はそれなりに残雪があり、避難小屋周辺でもスキー遊びができたほどだった。

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当初は前日のうちに小ヅッコ辺りまで偵察をする予定だったが、雨が降り出したため、早速、避難小屋にて飲み始めてしまった。

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夕食を終えたところに、地元の若い男性3名が小屋に入って来た。彼らは宴会目的で来たということで、地酒一升瓶と、ホタルイカや餃子などをご馳走になってしまった。宴は0時ぐらいまで続き、なんと9時間ものグダグダ飲みとなってしまった。彼らにはたいへん感謝するが、おかげで翌朝はなかなか苦しい起床となるのだった。

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前日の夕方には雨から雪に変わっていたが、起きると景色が冬に逆戻りしていた。さすがに全員が二日酔いで、特にOさんは嘔吐までして調子が悪い。

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そんな訳で、扇ノ山へ向けて出発したのは10時を過ぎていた。雪はまだ降り続いていて、林道は5cm弱ぐらいの新雪が積もっており、すぐにスキーを履くことができた。Nさんはシール着用だったが、ステップソール板ならばシールは必要ない。ただし、二日酔いでスピードはノロノロ。

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途中、路上に雪のない所は、端にある雪をつなげて進む。

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雪が切れているところは、ステップソールスキーの場合は履いたままペタペタ歩いて渡る。シール着用のNさんは、シールを濡らしてしまうと団子状に雪がつきやすくなるので、板を脱いで渡ってもらった。

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小ヅッコ登山口から林道を離れるが、5年前は沢筋をそのまま詰めることができたが、今回は藪が濃すぎて夏道を進むしかない。

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夏道はかろうじてスキーで登れるほどの積雪だった。このあたりで5cm程度。

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小ヅッコ登山口から10分程度で、稜線上にある小ヅッコの避難小屋に出た。

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避難小屋からは緩斜面の稜線歩きだが、藪が濃くてルート取りに苦労する。

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迷路のように藪をかいくぐりながら進んで行くと、やがて藪がなくなり、いい樹間のブナ林となる。積雪はこのあたりで10cm程度になっていた。

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山頂手前の1273m小ピーク直下の1220m台地で13時半を過ぎた。登りのスピードの遅さと帰りのことを考えると、残念ながらここで時間切れ。雪は相変わらず降り続いていて、風も強めだった。予報では正午ぐらいから晴れ間が出るとのことだったが、この日は最後まで厳冬期みたいな天気であった。

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最初はいい感じの樹間ですが、緩斜面の滑り。雪は湿っていて重めで、革靴には少々修行系であった。

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やがて藪スキーとなる。緩斜面だからよいが、これで斜度があると初心者2名には難しい局面になっただろう。滑りやすい所を選んでいくと、必然的に夏道上になってしまった。このまま河合谷方向に下山することにする。

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林道に出る直前は階段になり、ここだけスキーを脱いで下りた。

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河合谷登山口に出た。雪はようやく止んだ。

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林道を上山高原方向に進むと、水とのふれあい広場に出た。ここは水場にもなっている。

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途中が鳥取県と兵庫県の県境になっていた。

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小ヅッコ登山口に戻る。あとはほぼ滑って行ける。

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往きよりもだいぶ雪が融けてしまったが、なんとか雪をつなげて林道を戻る。

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そのままスキーを履いたまま、上山高原まで戻ることができた。

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前夜から降り続いた雪はこれだけ車に積もっていた。幸いなことに、上山高原からの林道には積雪はなく、凍結箇所もなかったので、無事、下界まで下りることができた。二日酔い登山はキツいことがわかっているのに、たまにやってしまう山行前夜の飲み過ぎ。なかなか学習しませんね! 宴会ついでの散歩スキーということで...

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