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March 24, 2020

焼岳:ワッフ音鳴りまくりで森林限界まで

先週は、3連休前の平日に休暇を取得し、3日間のバックカントリー遠征を行った。遠征初日は信州平日会とのコラボで焼岳へ。直前の降雪でキツいラッセルを強いられ、森林限界付近からワッフ音が鳴りまくるという積雪の不安定性もあり、リスクを冒さずに森林限界である2220m台地までの往復とした。

【日程】2020年3月18日(水)
【山域】北ア・南部
【場所】焼岳
【メンバー】おすぎさん、雪豹、たっさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク2,ATスキー2
【コースタイム】中の湯温泉8:18〜新中の湯登山口8:37〜1972m小ピーク10:25〜2220m台地12:19-54〜中の湯温泉14:09

前夜の東海北陸道の移動は大雪だった。道の駅ななもり清見で車中泊して朝を迎えると雪は止んでいた。沢渡で信州平日会の雪豹さんおすぎさんと合流し、雪豹さんのプラドにて中の湯温泉へ移動した。

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駐車場代700円を支払って中の湯温泉をスタート。駐車には予約が必要で、平日は日帰りでも駐車できるが、週末は宿泊者が優先されるので日帰り利用は難しいようだ。

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駐車場からシール登行開始で、まずは中の湯温泉の裏の急登を登る。

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安房峠への車道を横切って、

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無雪期の登山口から車道を離れ、ほぼ夏道沿いに進む。

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すぐに急登となる。雪が重く、キツいラッセルを強いられる。

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標高1800mから斜度が緩んでホッとする。

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針葉樹の間を進む。途中で登山者1名とすれ違った。

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2037mの標高点から夏道は沢の中を進むが、雪崩リスクがあるため、我々は尾根上を進むことにする。再び急登となる。この尾根の登行中に突然ワッフ音が鳴った。この最初のワッフ音に気づいたのは、どうやら私だけだった。それからすぐに雪面が震動するぐらいの大きなワッフ音が鳴り、さすがにみんなが気づいた。どうやら今日は積雪は不安定のようだ。

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天気は回復し、陽も出て、気温が上がったことで雪も緩む。斜面を雪が団子状になって落ちる。雪が重くなったため、ラッセルがさらにキツくなる。その後もワッフ音が鳴る。雪はスラブ化はしていないが、積雪の中に脆弱な層があるのは確かだ。

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ワッフ音が鳴りまくる中を、森林限界までは登ってみることにする。

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標高2220mの台地で登行を終了した。この上はオープンバーンとなり、雪崩リスクが高くなる。

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右が焼岳北峰で、左が南峰。

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山頂まで行かなくとも、展望はよい。東には梓川をはさんで霞沢岳の眺め。

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霞沢岳の左奥には穂高が顔を出す。

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南側には乗鞍岳方面の展望。

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滑る前に記念撮影!

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最初は滑りやすい雪だったが...

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日当たりのよい斜面は、湿雪でストップ雪となる。

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標高を下げると、雪は生コン状態の重雪となり、疲れる滑りとなる。

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急斜面では積雪の不安定性を示す雪のズレ方が生じる。このズレた層は雪面から5cmと薄いので、おそらく前日の夜に降った積雪だろう。その下の雪は柔らかかったので、それ以前の降雪分と思われる。確か13日迄は降雪がしばらくなく、それから何回か降雪があったらしい。おそらくワッフ音が鳴ったのは、さらに奥にある13日以前とそれ以降の雪の層の間と推測する。ピットを掘ればわかることだが、今回はワッフ音という積雪の不安定性お示す直接証拠があったのでピットを掘るまでもなかった。

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車道に出る。

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中の湯温泉の裏の斜面は陽が当たらないのか、なぜかいい雪が維持されていた。

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中の湯温泉に無事下山。

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翌日は乗鞍岳の予定なので、今晩は沢渡にて車中泊。沢渡温泉は冬季は閑散としており、平日に入浴できるのはゲストハウスのともしびぐらい。半露天風呂だけだが、300円で入浴できる。市営駐車場は冬季は無料で駐めることができる。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

乗鞍岳:強風の中を滑り台往復につづく

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