上越BC遠征1:守門大岳で重雪滑走
2月の3連休は、厳冬期としては10年ぶりの上越へバックカントリー遠征へ行ってきました。守門岳、巻機山、平標山の3座にトライし、巻機山だのみ悪天で登頂できずでしたが、他の2座は山頂から滑走できました。雪質には恵まれませんでしたが、久しぶりに上越の山を楽しんだ3日間でした。まずは1日目の守門大岳の記録です。
【日程】2020年2月22日(土)
【山域】越後
【場所】守門岳
【メンバー】雪豹、ktn92、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れのち小雨
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】冬季除雪終了地点7:35〜保久礼小屋9:13〜キビタキ避難小屋10:00〜守門大岳10:57-11:19〜母川1170m地点11:38-46〜尾根1280m地点12:02-11〜保久礼小屋12:26-33〜冬季除雪終了地点13:19
大阪から上越までは600kmほどあるのだが、それを1人で運転していくのはきつい。途中に休憩箇所があって、運転も代わってもらえればだいぶ楽になる。今回は前日の夕方に愛知まで自走し、ktn92さんの車に乗り換えて安曇野へ移動。安曇野の雪豹さん宅で前泊させてもらい、翌日早朝に雪豹さん宅を出発し、守門岳の登山口へ移動した。愛知から上越往復を運転したktn92さんにはたいへん感謝である。おかげで、2泊3日の割には、精神的にも肉体的にもだいぶ楽な移動となった。
守門岳への車道は除雪終了地点に車を駐めた。ここには5台ほど駐められるスペースが除雪されていた。まずは長い林道歩きから始まる。
途中、3箇所ほど水が流れていて、雪が途切れる所がある。シールを濡らさないためにスキーを外して渡る。
沢から離れて、尾根に取り付く。
急登を登り切って尾根上に出ると、保久礼小屋がある。
尾根上を登っていく。
パウダーならば滑るのに良さそうな斜面だが、残念ながら気温が高くて湿雪である。
登るにつれて、木がまばらになっていく。
やがて木のない斜面となり、山頂も近づいてくる。
守門大岳の山頂に着くと、見たことのある顔が! なんとRSSAのYさんでした。背後には守門名物の大きな雪庇が張り出している。
南には守門の本峰。
まずは母川へドロップ。
重雪とクラストのミックスで疲れる。
パウダーでなくても、滑れるならば文句は言わない!
滑った斜面。
標高1170mまで滑ったら、尾根へ登り返す。積雪が充分で沢が埋まっていれば、そのまま沢を滑って行けるのだが。
尾根へ登り返したら、往路を戻る。
最初はオープンバーンの滑走。
樹林帯の滑走となる。
キビタキ避難小屋を通過。
尾根を外れて林道への滑走。雪が重さを増して疲れる滑りとなる。
林道に出る。
雪が途切れている所は、面倒なのでスキーをつけたまま通過。13時20分に除雪終了地点に下山。往復6時間ほどの行動時間でした。
YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。
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