白馬乗鞍岳でモナカ祭り
2日続けての平日の白馬乗鞍岳BCは、前日に降った湿雪がクラストし、モナカ祭りとなりました。
【日程】2020年1月24日(金)
【山域】北ア・後立山
【場所】白馬乗鞍岳
【メンバー】Fukikoさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち雪
【装備】テレマーク2
【コースタイム】栂の森林道入口8:55〜成城小屋9:34-41〜天狗原10:47〜白馬乗鞍岳2370m付近11:35-51〜天狗原12:04-33〜成城小屋13:18-24〜ゴンドラ栂の森駅13:44
朝まで小雨が降り続いていて、前日同様に気温は高めの栂池高原。ちょっと青空も見えてきて、これからの天候回復に期待する。今日は関西のテレ仲間のFukikoさんが同行する。
ゲレンデトップから林道に滑り込む。今日は金曜日なので、平日としては入山者が多い。
林道を前日のトレースに従って進むと、だんだんとガスが取れて青空が見えてきた。
上は雲の上に抜けていたが、雪はカリカリで、風もあり。
前日同様に成城小屋から天狗原への斜面に取り付く。
前日のトレースのおかげでラッセルは無し。ただし天狗原への斜面の雪はモナカで、帰りの滑走に不安を感じる。
雲海が見事! 下界は雲の下!
白馬乗鞍岳の山頂を目指すが、正面からの強風に阻まれて、標高2370mまでとする。岩陰でシールを外して滑走準備をしていたら、新品のヘルメットが流してしまう。2回目のヘルメット流しである。
追い風での滑走。天狗原までの雪は悪くはなかったが、この強風では登り返す気にはならなかった。
ヘルメットは、予想通り風が進む方向に流されていて、木に引っかかっていた。天狗原が平らなのが幸いした。無事回収できて一安心。
天狗原まで下りると風も弱まり実に温暖。しばらくまったりする。
問題は天狗原からの滑走。前日に降った湿雪の表面は見事にクラストし、極上のモナカ雪となっていた。
悪雪は嫌いではない。ズラシはできないが、ジャンプやキックターンを使えばよい。疲れますが...
林道に出て、一安心!
ゲレンデに帰還。
下界は雲の下のため、下山は小雨の中でのゲレンデ滑走となった。前方に見事な虹が現れる!
下山後は、白馬乗鞍岳方面のBCで一緒だったドイツ人3人組にヒッチハイクされ、スキー場から白馬駅まで送った。白馬の平日のBCは外国人の比率が高い。雪不足の今シーズンであるが、世界からわざわざ来てくれるのは歓迎したい。
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