第5回雪崩リスクを考える学生の会
隔年にて関東と関西で交互に開催される「雪崩リスクを考える学生の会」が、今年は関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにて開催された。
ワンダーフォーゲル部の顧問になった年である2年前に第3回に参加したのだが、今回はその時に比べると。参加大学および参加人数も少なく、少々寂しく感じた。おそらくアナウンスが開催の1週間前とのことで宣伝が足りなかったことが原因と思うのだが、関学ワンゲル部員に聞いたところ、一応、1ヶ月ぐらい前には近隣の大学には声はかけたのこと。
講師はもちろん日本雪崩ネットワーク代表の出川あずささん。このためだけにわざわざ遠方から来ていただいた。内容はほぼアバランチナイトと同じで、前半は雪崩についての基本的事項の説明で、その中でグループディスカッションも行い、学生たちにも考えてもらった。後半は雪崩事故の事例報告。
前回は終了後にアルコール無しの懇親会があったが、今回は無し。大学間の交流を考えるならば、懇親会みたいなものはあってもよかったように思う。
懇親会の代わりに、出川さん、関学ワンゲル部OB・OG会の3人、京都府大ワンゲル部OB、私の指導者6名でお茶会へ。いろいろと情報交換やディスカッションができ、たいへん有意義な場となった。
大学のワンゲル部や山岳部など山岳関係のクラブは、指導者がいない、パートナーがいない、技術の伝承ができないなど、どこも多くの問題を抱えている。そのような問題を解消するために、複数の大学で協力して1つの組織を作って、お互いにサポートし合うことは、たいへんよいアイディアではないだろうか。他大学の指導者とも相談しながら、具体的に考えていきたいと思う。
解散後は、京都府大ワンゲル部OBのMくんと大阪市内に移動して、2次会へ。
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