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November 27, 2019

富山県南砺市 道宗道(高落葉山・高清水山・八乙女山)

立山初滑りの翌日は、富山県南砺市へ移動し、石川のテレ仲間であるcimaさん、まつさんと一緒に、古道の道宗道(どうしゅうみち)を歩いてきた。

【日程】2019年11月24日(日)
【山域】北陸
【場所】道宗道(高落葉山・高清水山・八乙女山)
【メンバー】cimaさん、まつさん、マメゾウムシ
【天候】曇り一時雨
【コー スタイム】たいらスキー場駐車場6:22〜朴峠7:08〜高落葉山7:47-57〜高清水山9:04-21〜杉尾峠10:00〜赤祖父山11:34-42〜扇山11:55〜大寺山12:24-34〜八乙女山13:30〜閑乗寺公園14:27

道宗道は、富山県南砺市五箇山の行徳寺と井波町の瑞泉寺を結ぶ約37kmの古道だ。室町時代の僧侶である道宗は、浄土真宗本願寺第8代の蓮如の弟子で、行徳寺の建立者である。道宗は、月に一度は蓮如上人の教えを受けるために瑞泉寺に参ることを決め、長年通い続けたそうだ。その道は誰言うとなく「道宗道」と呼ばれ、今日に伝えられている。この道宗道では、5年前からトレランのレース(世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会)が行われており、それを機会にこの古道が整備されたようだ。今回、cimaさんのお勧めで、この道宗道の途中の部分であるたいらスキー場から閑乗寺公園までの約20kmの部分を歩くことにした。ワンウェイのルートであるので、事前にcimaさんの車を下山場所の閑乗寺公園にデポし、私の車で入山場所のたいらスキー場に向かった。

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空が明るくなり出した頃に、たいらスキー場を出発する。たいらスキー場は2020年2月に冬季国体が開催されるため、駐車場などの整備が進み、見違えるほどきれいになったそうだ。

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最初は旧五箇山街道を進む。

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ルート上には道宗道を示す道標があるが、クマに囓られていて、わからないものが結構多かった。

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急な登りが続く。11月下旬とは思えないほどの暖かさで、10℃ぐらいはあるだろうか。汗が吹き出す。途中から雨も降り出し、雨具を着るとさらに汗が多く出て不快だ。所々にその場所の説明があるが、これらはトレラン大会のために整備されたようだ。

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朴峠に到着。高落葉山への登りが続く。

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高落葉山への登りにあったクリタケ。ちょっと古いので採るのはやめた。

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ここは南砺市の重心だそうだ。

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道宗道の最高地点である高落葉山に到着。2012年2月に、cimaさんたちとBCで来て以来の山頂である(2012年2月4日の記録)。雨は止んでくれて、天気が回復してきた。ここからは雨具を脱いで軽快に行きたい!

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11月19日前後に降ったであろう雪が少し残っていた。

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高落場山からはブナの巨木が目立つようになり、変わった形のブナにはいちいち名札がついていた。これは兜ブナ。

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途中、林道に出るところが何ヶ所かあった。

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高清水山への登山道に入る。

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高清水山に到着。

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西側には医王山が見える。

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途中にあった池。ぬかるみが多く、実に滑りやすい。

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廃墟となった林業施設。

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東側の庄川の眺め。

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途中でナメコ発見! クリタケもあったりで、これでは進めないや!

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杉尾峠にあったお地蔵様。

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杉山砦跡。こんな狭いところに砦があったとは。

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北アルプスの眺め。前日までいた立山も見える。

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縦走路を少し離れて、赤祖父山の山頂にも立ち寄る。

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赤祖父山の山頂からの高清水山方面の稜線の眺め。これで半分以上は来たことになる。なかなか他の2人が来ないなと思っていたら、途中でナメコを発見して採っていたとのこと。

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扇山を通過。

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いったん林道に出て、

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再びトレイルに入り、大寺山に到着。ここまでのアップダウンがローブローのように効いてくるが、11月は20kmほどの高野山の古道を2回行っているので、この程度ならば、まだまだ余裕はある。

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大寺山からは急な下りになる。

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また林道に出て、栃原峠を通過。このあたりはトレイルと林道が並行している。

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ぬかるみにクマの足跡がクッキリ! おそらく今日の足跡だろう。

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風穴があるらしい。

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八乙女山を通過。これでアップダウンは終了で、ここからは下りメインとなる。

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途中の分岐はどちらを行ってもよいのだが、トレラン大会で使っているコースを下ることにする。この道が掘れていて、まさにV字谷状態。おまけに落葉が積もっていて、実に歩きにくかった。レースならば、ここでの追い抜きは難しいだろう。

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遊歩道に出ると、

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すぐに車をデポした閑乗寺公園だった。

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閑乗寺公園からの砺波平野の散居村の眺めは見事だった。車の回収のためにたいらスキー場に移動し、解散となった。

今回歩いた道宗道のたいらスキー場から閑乗寺公園までは、総距離20.1 kmで、8時間ほどのハイキングだった。高野山の古道である町石道黒河道と距離的にはさほど変わらなかったが、アップダウンの多さと、すべて歩きだったので、結構時間がかかってしまった。トレランならば、5〜6時間で行けそうな感じがする。次は、道宗道の全ルートを通しで行ってみたい。

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立山初滑り2019-2020シーズン:天気良すぎて雪が...で、湯治スキー

昨年(2018年11月25日の記録)は寡雪でまともな初滑りができなかった立山だったが、今年も直前まで似たような状況だった。半分諦めかけていたところに、ようやく雪が降ってくれ、なんとか間に合ってくれた。ところが、1週間前に風邪をひいてしまい、それが完治しないままでの出発となってしまった。不運はさらに続き、前夜の移動は名神高速道路の工事通行止めのため、立山駅到着が予定より2時間以上も遅れてしまい、寝不足状態で当日の朝を迎えてしまった。まあ、そこは無理せず、湯治スキーと割り切ったのだった。肝心の初滑りは初日のみがパウダーに恵まれたが、天気が良すぎて、気温も高かったたために、2日目以降は凍結した雪に要注意の場面が多くなってしまった。去年のことを考えれば、3日間滑れただけでも充分にヨシと思うことにしたシーズンインであった。

【日程】2019年11月21日(木)〜23日(土)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】マメゾウムシ
【装備】テレマーク
【天候】11/21 晴れ、11/22 晴れのち曇り、11/23 晴れ
【コースタイム】
11/21 室堂11:07〜みくりが池温泉10:19-40〜浄土橋11:27〜雷鳥沢2550m付近13:07-29〜浄土橋13:37-57〜雷鳥荘14:33〜みくりが池温泉15:00
11/22 みくりが池温泉8:07〜浄土山9:59-10:14〜浄土沢2390m付近10:34-58〜みくりが池温泉11:35
11/23 みくりが池温泉8:06〜閻魔台下(浄土沢)2300m付近8:24-32〜みくりが池温泉8:59-9:15〜室堂9:27

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1日目(11月21日):室堂〜雷鳥沢〜みくりが池温泉

美女平始発の高原バスで室堂に上がるには、立山駅8時40分発のケーブルカーに乗る必要がある。時刻的には決して早くはないが、前夜の移動は想定外の名神高速道路の工事通行止めのため、3時に立山駅に到着して、6時半に起床しているので寝不足である。50歳を過ぎてからはめっきり寝不足での登山に弱くなり、パフォーマンス低下が著しい。1週間前に引いた風邪も治りきっていない。今回は単独なので、マイペースで行けば良いやと開き直るのだった。

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平日であるにもかかわらず、立山駅始発を待つ登山者やスキーヤーが多い。みんな考えることは同じで、スキーヤー・ボーダーは前日までの降雪に期待してのパウダー狙いだ。その中には知り合いも3組ほどいた。

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室堂に上がると、立山の見事な展望が広がる。雪は昨年並みに少ない感じはするが...

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宿泊先のみくりが池温泉に余分な荷をデポして、雷鳥沢方面へ向かうことにする。

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今シーズン最初の滑走は閻魔台から浄土沢への滑走だ。

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いいパウダーだった! 今シーズン初のシュプールを描いた!

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浄土沢は埋まりきっていない。

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雷鳥沢を登る。風邪と寝不足で体調悪く、息が上がる。おまけに暑いので、ミドルウェアだけになる。

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標高2550m付近まで登ったところで、ここまででいいやという気持ちになり、滑走準備に入る。富山湾方面には雲海が広がる。

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雷鳥沢にドロップ! 息が上がるので、何度か止まって息を整えながら滑る。気温上昇でやや重めのパウダーだったが、悪くはなかった。

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浄土橋まで滑って、滑走終了。

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閻魔台まで戻って振り返ると、雷鳥沢はシュプールだらけだった!

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富山湾方面は雲海!

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夕陽がきれいだった。

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みくりが池温泉の夕食はいつもながら豪華である。

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利き酒セットと一緒に夕食を味わう。ちなみにお酒は、富山の立山(立山酒造)、満寿泉(桝田酒造)、苗加屋(若鶴酒造)の3種類で、900円である。

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2日目(11月22日):みくりが池温泉〜浄土山〜みくりが池温泉

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朝食はビュッフェスタイルで、いつもながらガッツリ食べる。

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外に出ると雲が多い。予報では午後はガスが出るとのこと。

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凍ったみくりが池。

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予定通りに浄土山に向かうことにする。

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浄土山カールを登る。風邪は治りきっていないが、寝不足解消で前日よりは調子はだいぶ良い。

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若いスキーヤーが2名滑り下りてきた。KPUWV部のみぞkenだった。「雪は悪くないよ」とのこと。

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浄土山からの剱岳。

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浄土山のボウルが風で雪がリセットされているようなので、こちらからドロップすることにした。

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パウダーではなかったが、悪くない雪だった!

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しっかりシュプールが描けた!

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そのまま浄土沢へ滑り込むが、ここからが凍結箇所が多かった。

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凍結していない斜面を選んで滑走する。標高を下げた方がどうやら良さそうだ。

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まだ正午前だったが、午後から天気が悪くなることだし、体調も万全ではないので、登り返して終了とした。

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みくりが池温泉に戻ってひとっ風呂浴びたら、営業中の食堂に行って、富山名物の白海老の唐揚げと枝豆付きの生ビールセットを注文する。これが最高の一杯だった。

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昼寝をして夕食前に起床。ここでも生ビール! 就寝前に残っていた焼酎も飲み干して、これで風邪も完治でしょう!

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3日目(11月23日):みくりが池温泉〜浄土沢〜室堂

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最終日は快晴。期待していた前夜の雪は降らなかった。

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朝はしっかり食べて。

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とりあえず閻魔台から滑走してみたが、予想通りにカリカリ状態。これでは面白くはない。気温は高いので正午近くになれば雪は緩みそうだが、そこまで待つ気はない。

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ちょっと心惜しいが、これで終了とする。

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閻魔台からの富山湾の眺め。

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3日間お世話になったみくりが池温泉。次に来るのは翌年の春だろう。その時にはしっかり残雪スキーを楽しみたい。

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地獄谷。

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室堂始発(10時発)の高原バスに乗車することができた。土曜日ということもあり、たくさんのスキーヤーや登山者が上がってきた。雪は悪いので気を付けてほしい。残念ながら、この日の正午ぐらいに雄山の山頂付近で滑落事故があったようだ。故人のご冥福をお祈りします。

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高原バスからの剱岳。

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ケーブルカーに乗り換えて、立山駅に下山。

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富山に来たらやはり回転寿司。亀谷温泉で汗を流してから向かったのは、番やのすし大沢野店。ここはLineで予約できるのがよい。亀谷温泉で予約してから移動し、お店に着いたら、すぐに席に着くことができた。お勧めはランチで、お得だ!

これでいよいよシーズン。まだ山は滑れる状態ではないが、今シーズンも安全第一で楽しみたいと思う。

YouTubeにアップした滑走シーンの動画です。記録はヤマレコにもアップしてます。

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November 19, 2019

高野山 黒河道:病み上がりトレラン

高野山には参詣道として7本の街道「高野七口街道」がある。そのうちの町石道は2週間前に(2019年11月2日の記録)、熊野古道小辺路は7年前に(2012年10月12日〜14日の記録)、いずれもトレランスタイルで行っている。今回は黒河道をトレランスタイルにて行ってきたが、風邪が治りきらない状態で走ったので、なかなかキツいトレランとなった。

黒河道(くろこみち)は、文禄3年(1594)の豊臣秀吉の高野参詣の帰途に用いられたと言われている。しかし、道が険しいことから、多くの参詣客は黒河道の西を並行する京大坂道を利用したようだ。高野山周辺では、地域の産物を高野山へ奉納する「雑事(ぞうじ)のぼり」にも利用されたようで、主に物資の輸送に用いられたらしい。

【日程】2019年11月17日(日)
【山域】紀伊
【場所】高野山 黒河道
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】橋本駅8:48〜定福寺9:06〜鉢伏の井戸9:38〜明神ヶ田和9:53〜市平橋(県道102)10:27〜市平春日神社の桂の木11:00〜くどやま森の童話館(旧久保小学校)12:10〜子継峠(粉撞峠)13:16〜一本杉13:35〜女人堂14:21〜極楽橋駅14:58

この日の2日前に風邪をこじらせ、2日間安静に過ごしていた。幸い熱は下がったが、咳はまだ残る。いつまでも休んでいると体力の低下が心配だ。4日後には立山初滑り、2週間後には大阪マラソンが控えている。黒河道の総距離は20kmほどはあるが、アップダウンはそれほどきつくはない。トレランスタイルではあるが、リハビリのつもりで、のんびりと行くことにした。

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アクセスは公共交通機関にて。南海高野線とJR和歌山線の駅である橋本駅からスタートする。

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橋本駅近くの紀ノ川にかかる橋のたもとには黒河道の案内板がある。黒河道へのルートを示す旗も立っていて、エントリーは迷うことはない。

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橋の上からの紀ノ川の眺め。ここは仕事(野外調査)でもよく来た場所でもある。

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ロードをゆっくりと走って、最初の名所である定福寺に到着。ここが黒河道の起点となる。

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せっかくなので、境内を見学。正面に本堂。

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案内に従って進む。熊出没注意とのこと。

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トレイルに入る。

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ツリガネニンジンの仲間のイワシャジンだろうか?

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観音様が2体。五軒畑岩掛観音というらしい。

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登りが続く。

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鉢伏の井戸を通過。

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途中で車道に出て、登りきったところに数件の民家があり、黒河道の最初の峠である明神ヶ田和だ。

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明神ヶ田和からは沢沿いの道を下る。この沢は藁谷というらしい。

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途中に滝があるではないか! 本当に秀吉一行が通ったんだろうかと思ってしまうような狭い道の下りが続く。

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下りきると車道に出て、目の前は丹生川の流れ。玉川峡だ。

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市平橋の上からの丹生川上流の眺め。

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対岸に渡って、車道を登る。

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振り返ると、丹生川流域の眺め。集落を過ぎて、しばらく車道をそのまま進んでしまったが、どうやら方向が違う。途中で分岐を見逃したようだ。集落に戻ると分岐を発見。分岐は、駐めてあった車に隠れて見えなかったことが判明。これで正規のルートに戻る。

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このあたりは道標が少なく、作業道も交叉していて、ひじょうにわかりにくい。

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市平春日神社の桂の木を発見。間違ってはいないようだ。この先は急な登りとなり、作業道が交叉していてわかりにくいが、方角と時々出てくる道標にて道が正しいことを確認する。

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登りきると林道に出た。正面にある太閤坂コースに入る。

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緩い登り基調の道を進む。走りたいところだが、病み上がりで調子が上がらない。

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山の中に民家が現れ、そのまま進むと車道に出て、正面にくどやま森の童話館が現れた。バイクのツーリングで訪れた3人組男性がちょうど出発するところだった。

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校庭にまわってみる。くどやま森の童話館は、2006年以降休校となっていた旧久保小学校が、2017年10月1日に生まれ変わった新たな施設である。4月から11月までの週末および祝日が開館日である。豊かな自然に囲まれた木造校舎にて、木や森に関する絵本や童話、高野山関連の専門書等を読むことができるらしい。リスニングルームも備えており、貴重なアナログレコードの名盤を楽しむこともできるらしい。ゆっくり休みたいところだが、先を急ぐことにする。

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童話館からは、粉撞ルートを進む。このあたりの木の葉の色づきは悪くない! 子継峠(粉撞峠)までは登りとなる。

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つづら折りの急登を登り切って、しばらく進むと子継峠に到着。

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子継峠からは下りになり、この分岐を女人堂方向に曲がってしまったが、転軸山方向に進むで問題なかった。

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車道に出てから、右へ曲がり、戻るような感じで一本杉に到着。

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一本杉からはどっちに進んでよいかウロウロしながら、結局、車道にて女人堂へ進むことにした。病み上がりのもので...

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女人堂までの車道は登り基調であった。途中にあった徳川家霊台付近の紅葉はいい感じだ!

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女人堂に到着。

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女人堂からは大坂道を極楽橋駅まで下る。

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ケーブルカー軌道下のトンネルをくぐると、観光客でいっぱいのケーブルカーが下ってきた。

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下りきったところが、極楽橋。

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極楽橋を渡って、南海高野線の極楽橋駅に到着。極楽橋駅からは大抵座れるのだが、今回は観光客で結構混雑していた。ちょうど高野山は紅葉のシーズンということもあり、混雑もピークな感じでだった。

今回は、総距離22km、登りの累積標高1400m、所要時間6時間15分のトレランでした。病み上がりということもあり、今回は体力的に結構キツかった。すぐに息は上がるし、身体も重かった。残りの高野山の参詣道も、本格的なスノーシーズンが始まるまでには行っておきたいが、まずは体調を戻さねば。

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November 14, 2019

幻のイワナ、キリクチに会いに弥山川双門コースへ

沢シーズンが終わり、スキーシーズンが始まるまでのこの時期は、来たるべきラッセルに備えて体力作りをしておくべき時期でもある。トレランやロードランは行っているが、重荷を背負っての山行が最近は少ない。同行者のOさんもテン泊山行の経験が少ない。そこで、ボッカトレとしてテン泊装備を背負って一般ルートの険路でも行こうかということになった。選んだルートは、4年前に歩いたことのある大峰の弥山川双門コースである。その時はうっすらと雪のついたコースを比較的軽装にてワンデイで行った(2015年12月の記録)。沢シーズンが終わって沢が恋しくなったこともあるが、弥山川は紀伊半島固有で世界最南限のイワナであるキリクチが生息する貴重な谷であるとともに、登山靴で行ける沢沿いの一般ルートである。一般ルートとは言え、点線ルートであるため、決して易しいわけではない。大峰最難関の一般ルートであり、転落すれば命を落とす箇所は多数あるところだ。沢屋である我々ならば、重荷を背負っていても歩き通せる自信はある。そんな訳で、ボッカの荷として豪華鍋を作るための食材と酒類を背負い、幻のイワナ、キリクチに会いに、1泊2日にて、弥山川双門コースから八経ヶ岳に登り、カナビキ尾根を下山した。なお、弥山川は禁漁河川であり、キリクチの棲息地は奈良県の天然記念物に指定されているため、釣りなどの捕獲行為は一切禁止されている。

【日程】2015年11月9日(土)〜10日(日)
【山域】大峰
【場所】八経ヶ岳 弥山川・双門コース
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】11/9 晴れ、11/10 晴れ
【コー スタイム】
11/9 観音峯登山口6:21〜みたらい渓谷分岐6:47〜熊渡7:12〜金引尾根・弥山川分岐7:48-57〜釜滝8:22〜吊橋9:40-54〜仙人嵓テラス11:26-11:29〜ザンギ平分岐12:00-11〜河原小屋跡13:48〜幕営地13:55
11/10 幕営地6:37〜狼平避難小屋8:16-25〜弥山小屋9:15-32〜八経ヶ岳9:57-10:07〜弥山小屋10:30-35〜狼平避難小屋11:11-26〜高崎横手11:44〜ナベの耳12:02〜カナビキ尾根分岐12:28-36〜金引尾根・弥山川分岐13:45〜熊渡14:12〜みたらい渓谷分岐14:33-44〜観音峯登山口15:14

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1日目(11月9日):観音峯登山口〜熊渡〜河原小屋跡

前夜に天川村入りし、天川村役場に駐車する予定だったが、村役場に着くと、なんと駐車できないではないか。天川村ではこの週末にもみじ祭りというイベントを開催し、村役場はその会場となっていたのである。熊渡に駐車することも考えたが、車中泊するにはトイレがないので、急遽、観音峯登山口の駐車場に駐車することにした。帰りが最後にみたらい渓谷の登りにはなるが、村役場に駐めるのとそれほど所要時間は変わらない。軽く晩酌をしてから就寝した。

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5時に起床して、6時21分に出発した。出発時の道路上の温度表示は−3℃で、放射冷却で冷え込んでいた。久しぶりのテン泊装備であるが、1泊分にしか過ぎないので、それほど重いとは感じなかった。

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観音峯登山口の吊橋を沢の左岸へ渡る。

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みたらい渓谷を右手に滝を見ながら下る。

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しばらく雨が降っていないので、水量は少なめ。

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国道309号に出ると、右手に天ノ川を見ながら歩く。冬の天ノ川は管理釣り場となっていて、ニジマスが放流されている。道路上からもニジマスが泳ぐ姿を確認できる。観音峯登山口から50分ほどで熊渡に着く。ここは路肩に5〜6台ほどの駐車スペースがあり、まだ2台ほどのスペースが空いていた。ここまで車を持ってきてもよかったかもしれないが、少々落石が怖い場所ではある。右手の橋を渡って、林道に入る。

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双門コースの案内板があり、登山届のポストもある。登山届はコンパスに提出しているので、そのまま通過する。

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林道が崩壊している。2018年の台風20号の被害のようだ。台風後の双門コースは、一ノ滝より上部に崩壊箇所があり、しばらく通行止めとなっていた。現在は通れるようになっているらしいが、どうなっているか少々不安である。

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朝靄が立つ林道歩き。単独男性が追い抜いていったが、カナビキ尾根か弥山川のどちらに行くのだろうか?

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カナビキ尾根分岐を左に進む。

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弥山川に出る。水流のない白川八丁だ。上流に取水堰堤があるため、堰堤下を流れる水量は少なく、伏流になっている。

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釜滝が近づくと、流れが出てきて、そこそこ水量も増えていく。流れの中にイワナの姿を見つけた。赤みがかった体色、口吻が短く丸い、顕著な白斑が無い。これらの特徴から、紀伊半島固有のイワナ系統であるキリクチだ。大峰の渓流というとアマゴが代表的だが、イワナのいる渓もある。しかしながら、この弥山川を含めてキリクチが棲む渓流はわずかに残されているだけだ。本来、イワナは河川ごとに固有な形態・遺伝子型をもっていたが、むやみな放流が交雑を起こし、その河川独自の特徴が失われつつある。

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防水コンパクトカメラを水中に沈めて、水中写真にトライしてみた。

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鮮明ではなかったが、一応イワナは写った。

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釜滝の大きな釜が正面に現れる。ここで男性2名のパーティーが追いついたので、先に行ってもらう。このパーティーとは、その後、抜きつ抜かれつとなる。左岸の岩の矢印に従って、右岸上部につけられた歩道へ上がる。

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釜滝の上にある取水堰堤を越える。

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落ちたくない幅の狭い道を進む。

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途中、崩壊箇所があったりする。

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沢に下りて、徒渉も何度かある。

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沢靴ならば水に入って簡単に通過できる箇所も、水に入らないとなると難易度があがる。この手すりを使ってうまくへつってから、岩の上に上がる。

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一ノ滝手前は沢登り要素が高く、実に楽しい!

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吊橋まで上がる。

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吊橋を対岸に渡る。吊橋の正面は一ノ滝だ。

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一ノ滝から上流はゴルジュとなり、連瀑となるので、ここから長い右岸の大高巻きとなる。

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途中に石門があり、それをくぐる。

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急なハシゴ登りが続く。

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両側が切れ落ちた箇所の通過もある。木の枝や根を掴めば問題はない。

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ハシゴが崩壊した場所が現れるが、ここは左手から巻ける。昨年の台風後に双門コースが通行止めになった原因はこの崩壊場所だろうか?

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仙人嵓のテラスに到着する。正面にに見える双門の滝が豪快な流れを落としている。

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まだ登りが続く。この大高巻きは双門コースで1番きつい箇所だ。

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展望が開けて、ザンギ平への分岐に到着。これで大きな登りは一段落。バリゴヤの頭・稲村ヶ岳方面が眺められる。

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今度は長い下りになる。

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ガレ場の下りもあるので、落石に注意する。

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右手に滝がチラリと見える。だいぶ沢床が近づいて来た。

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ようやく河原に出た。

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あとは河原歩きかと思いきや、大きな淵に行く手を阻まれる。

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奥には滝が見える。こういう時は正規のルートは巻き道となっていて、右岸上部にルートを見つけた。沢の経験があれば、特に焦ることもなく、すぐに高巻きルートを捜せるだろう。

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ということで、また登る。

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滝の落口に下りる。

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その後は河原歩きとなり、徒渉を繰り返す。

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左岸にナベの耳へのエスケープルートを示すテープを見つける。増水時にはここを登ってエスケープできる。

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急に巨岩の山が目の前に現れる。水流を完全に土砂が埋め尽くしている。

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左岸側が大きく崩落している。2011年9月の台風被害によってこの箇所が崩落し、当時このあたりにあった河原小屋が消失したそうだ。4年前に来た時は雪がついていたためか、この場所の記憶がない。

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崩壊箇所のすぐ上流部に台地状の幕営適地があり、すぐ上で水流も復活している。迷うことなく、この場所で幕営と決める。流木もあるので焚き火もできる。テントを張ったら、早速、流木を集めて火を熾した。

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今回は1泊だけなので、豪華に鍋の食材と酒を持ち上げた。ちなみにスープは塩ちゃんこで、エバラのプチッと鍋を利用した。入れた食材は、鶏肉、鶏肉だんご、カット野菜2袋、水餃子、揚げ、焼き豆腐、それから先日のキノコ狩りで採ったナメコも鍋に投入した。日本酒が進む。締めはスライス餅をしゃぶしゃぶして食べた。

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11月中旬ではあるが、焚き火の周りは暖かく、外での炊事・食事では特に寒さは感じなかった。

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夕食を終えたら、テントに入って二次会。テレマークスキー動画を観ながら、初滑りに向けての士気を高めた。

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2日目(11月10日):河原小屋跡〜八経ヶ岳〜カナビキ尾根〜熊渡〜観音峯登山口

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2日目の朝は5時に起床。気温は氷点下ではなく、前日に比べるとそれほど夜は冷え込まなかったようだ。3シーズンシュラフでも充分に耐えられた。前日の鍋の残りにうどんを入れて朝食とした。

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テントを撤収して出発。

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流れの中にキリクチを見つけたので、撮影することにする。

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水中撮影に再チャレンジ。やはりピントが合わない。

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時期的にペアリング中か?

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これはまあまあうまく撮れた写真。キリクチの特徴である、口吻が短く丸い、赤身がある体色、明瞭な白斑がない、にあてはまっている。その逆は天ノ川本流で放流されているニッコウイワナの特徴になる。

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滝がある所では、ルートは巻き道となっている。

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1630mの二俣は右俣へ進む。

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滝が現れる。

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ルートは左岸側につけられている。

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空中ブランコのようなハシゴが現れる。

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ハシゴへの取り付き時にハング状になるので、結構登りにくい。握力は結構使うし、膝が岩にぶつかる。

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次は空中回廊。岩に杭が打ち付けられており、それをハシゴの上を歩くように進む。

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滝を左手に見ながら巻いていく。

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最後は鎖場の通過。

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美しい釜が眼下に見える。

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穏やかな河原に出てホッと一息したところで、Oさん、徒渉中に転けて、お尻を痛打してしまう。ついでに下半身も濡らしてしまう。

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すぐに狼平に出て、天川河合からの登山道と合流する。弥山川双門コースはこれで終了。狼平避難小屋には、前日に抜きつ抜かれつだった2人パーティーが泊まっていたので、挨拶を交わす。彼らは八経ヶ岳には行かずに、そのまま下山するとのこと。

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余計な荷は狼平避難小屋において、八経ヶ岳のピストンへ。

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階段道ではあるが、普通の登山道は実に歩きやすく楽である。八経ヶ岳までにはシカ対策用の柵が4箇所あり、扉を開けて出入りする。

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登り切ると、八経ヶ岳が右手に現れる。

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弥山に到着。

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すぐに弥山小屋が現れて、休憩する。ここから急に登山者が増える。ほとんどは八経ヶ岳最短ルートの行者還トンネルから登って来たのであろう。

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弥山小屋からは25分ほどで、大峰最高峰の八経ヶ岳に到着する。山頂はそれほど広くなく、ツアー客と思われる集団がやって来たので、早々と撤退した。

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八経ヶ岳からの釈迦ヶ岳方面の眺めと山の同定。

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八経ヶ岳付近は、大台ヶ原のように枯れ木と倒木が目立つ。大台ヶ原と同様に1959年の伊勢湾台風と鹿の食害の影響らしい。この景観が大峰や大台ヶ原のイメージとなってしまっているのは何とも...

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狼平避難小屋に戻って、デポした荷をパッキングし直したら下山へ。

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途中からカナビキ尾根へ入る。

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落葉に覆われた道はわかりにくいので、所々についているテープを目安に下りる。途中で、単独の女性登山者が追い抜いていった。

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素直に尾根を下る道だ。道を見失っても、尾根から外れなければ、迷うことはないだろう。

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途中の木の葉の紅葉具合はちょうどよい感じ。先行した女性登山者が道をロストして我々を待っていた。我々は尾根上を素直に下りているだけだが、正規の道はおそらく違うところについていると思われる。方角的には尾根上を下れば問題はないはず。私が先行して下って、目印のテープを発見して、無事、正規の道に戻る。

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さらに下っていくと、道はつづら折りとなった後に左へトラバースし、林道に出た。

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前日は左に進んだカナビキ尾根分岐に出る。あとは前日に通った林道を下るだけ。

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林道上の木の葉の色づきも悪くない。先行していた女性登山者が不安になったらしく、再び戻ってきた。話しを聞くと、天川川合に下りる予定だったとのことで、間違ってカナビキ尾根を下りてしまったことが判明した。天川川合までの行き方を教えてあげる。

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熊渡に出て、国道309号をみたらい渓谷まで歩く。

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みたらい渓谷分岐でトイレ休憩をしてから、前日に下った渓谷沿いの遊歩道を登る。みたらい渓谷は観光地だけあり、一般の観光客が多い。最後に登りになるのはキツい。

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観音峯登山口に無事下山。

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もみじ祭りなどもあって、天川村内の温泉は混雑してそうなので、309号線を下ったところにある下市町のごんたの湯にて汗を流した。ごんたの湯の入浴料は500円と安く、下市町の施設らしく地元の人が多いようだ。帰りの道は特に渋滞もなく帰宅できた。大峰は堺からは比較的近いのがよい。

YouTubeにアップした記録動画です。動画にはキリクチの泳ぐ姿も含まれてます。

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November 08, 2019

近畿地方界隈にてキノコ狩り

11月の3連休は、高野山町石道のトレラン中にスズメバチに刺されたことで始まったが、3連休2日目と3日目には兵庫県三田市在住のSさんからキノコ狩りのお誘いがあった。キノコ狩りは1週間前に奥美濃にて行ったばかりであるが、今回は近場にてキノコの散策を行うこととなった。

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集合は三田市図書館。ここでSさんは熊野古道写真展を開いていた。Sさんは熊野古道をすべて歩いており、その時に撮った写真を展示している。写真展というと額に入った大きな写真を思い浮かぶが、ほとんどが携帯で撮った写真のため、引き延ばすと画像が粗くなるということで、スナップサイズで展示している。

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なぜか平安時代のコスプレをさせられる。

それから兵庫県某所に移動し、松林に生えるキノコの採集を行った。6種類ほどの食べられるキノコが採れた。

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アカハツタケ。

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アミタケ。

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ハツタケ。

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ヌメリイグチ、チチアワタケ、ホコリタケ。

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アミタケは茹でて、大根おろしにて。他はキノコ鍋となって食された。なかなか美味しかった。

翌日は京都府某所に移動し、ナメコ狩り。

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ナメコのパラダイス発見!

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ここにも。

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こちらにも。実に大収穫!

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1人で採った量でこれだけ。5人で採ったので、トータルではこの5倍以上とかなりの大収穫でした。近畿地方も侮れません。

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その晩は自宅にて再びキノコ鍋。

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松林で採れたキノコは炊き込みご飯に。キノコはなかなかよい食感で、キノコのダシも出ていて美味だった!

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高野山 町石道:トレラン中にスズメバチに刺される!

自宅から比較的近い高野山には、参詣道として7本の街道「高野七口街道」があることを知った。その7本の道の一つである町石道(ちょういしみち)は約22kmの距離があり、久しぶりのトレランにはちょうどよい距離である。沢のシーズンが終わり、スキーシーズンが始まる前のこの時期のトレーニングとして、11月の3連休初日をを利用して、この町石道をトレランスタイルでスピーディーに行ってきた。なんとその道中にてスズメバチに刺されるというトラブルがあったが、昔日の面影が残る古道でのトレランはなかなか趣のあるものだった。

【日程】2019年11月2日(土)
【山域】紀伊
【場所】高野山 町石道
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】九度山駅9:36〜慈尊院9:49〜展望台(百六十五町石)10:15-22〜六本杉峠11:04〜古峠11:17〜二ツ鳥居11:21〜神田地蔵堂11:33〜笠木峠11:59〜矢立峠12:31-37〜展望台(四十町石)13:09〜鏡石13:21〜大門13:49〜根本大塔14:02〜金剛峯寺14:11〜高野警察前バス停14:25

高野山町石道は、弘法大師・空海が高野山を開創した際、木製の卒塔婆を建てて道標とした表参道である。高野七口街道の中でも、町石道は主要参詣道として利用され、町石は単なる道標ではなく、参拝者が卒塔婆形町石に礼拝をしながら山上を目指したことを今に伝えている。

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アクセスは公共交通機関利用にて、南海高野線の九度山駅からスタート。

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久しぶりに生足の正統派トレランスタイルにて。

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まずはロードラン。すぐに真田庵(善名称院)を右に見ながら通過する。真田庵は真田昌幸・幸村親子が蟄居していた屋敷跡に建てられたお寺である。

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道の駅柿の郷くどやまの前を通過して、しばらく進むと慈尊院に到着する。

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石段を登り、慈尊院の中に入ると多宝塔が目に入る。

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慈尊院が町石道の起点になる。ここから高野山の大塔まで180本の卒塔婆形町石が1町(約109m)ごとに建てられている。町石には密教の仏尊を示す梵字と壇上伽藍までの町数、そして寄進者の願文が刻んである。町石道が開かれた当初は木製であったため、やがて朽ちていったが、鎌倉時代、幕府の有力御家人、安達泰盛らの尽力で朝廷、貴族、武士などの広範な寄進により木製の卒塔婆に代わって石造の五輪卒塔婆が建立され、ほぼ完全な形で今日に遺されている。弘法大師はこの道を通り、月に9度は山を下りて、この慈尊院に滞在していた母のもとに通っていたらしい。それがこの地の地名「九度山」の由来となったそうだ。その後、多くの人々が参拝に訪れるようになり、高野山へ通じる7つの道が開かれ、「高野七口」と呼ばれるようになる。

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このような町石道についての説明板が途中にいくつかあった。

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このあたりはクマが出るらしい。舗装路の急登を登る。

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舗装路の急登を登って、百六十五町石の展望台に到着。

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休憩所には人慣れしたネコがいて、擦付いてきた。

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柿畑の中を進む。右手には紀ノ川の眺め。

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舗装路を登り切ると、トレイルになる。トレイルの走りは気持ちよい。

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銭壺石。こんな感じの石や岩が途中に何ヶ所かあり、その由来についての説明がある。

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これが町石。

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六本杉峠に到着。この辺りから先行者をどんどんと追い越していく。アップダウンがあまりなく、実に走りやすい。

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二ツ鳥居を通過。弘仁10年(819年)5月3日、丹生明神・高野明神を弘法大師が高野山に勧請した時、この鳥居を鄧材で建立したと言われている。現在の石造りになったのは、慶安2年(1649年)5月と言われている。

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白蛇の岩と鳥居を通過。

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神田地蔵堂を通過。この辺りは右手がゴルフ場の敷地になっている。久しぶりのトレランにもかかわらず、調子は悪くない!

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笠木峠を通過。この辺りから逆方向から来る人とすれ違うことが増える。

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走っていると、いきなり右膝のあたりに激痛を感じた。キイロスズメバチと思われるハチが1匹まとわりついていたので、そのハチに刺されたらしい。巣が近くにあったのだろうか? 刺された箇所は腫れてきたし、ズキズキと痛むので、しばらく止まって様子を見る。過去にクロスズメバチに刺されたことはあるが、それほど腫れはひどくはならず、アナフィラキーも出なそうな感じだったので、とりあえず歩いて進むことにした。すでに町石道の3分の2以上は来ているので、まあ、残りも行けるだろうと楽天的に考えた。

歩いて進むつもりでいたが、実に走りやすそうなトレイルが続く。痛みはあるが、やはり走ることにした。最近は虫に刺され慣れたのか、歳のせいか、カ・ブヨ・ヌカカ・アブなどに刺されてもあまり腫れないし、痒みもすぐに引いてしまう。どうやら虫刺されには強い身体になってしまっているようだ。

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車の音が聞こえてきて、しばらく進むと矢立峠に出た。茶屋などもあり、休憩にはよい場所だ。

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再びトレイルに入り、袈裟掛石を通過する。

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押上石。

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車道を渡って、登っていくと四十町石の展望台に着く。

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展望台からいったん下ると、再び登り基調となる。その途中にある鏡石。ハチに刺された箇所はズキズキするが、走るのは特に問題ない。

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最後のつづら折りを登りきると、目の前に大門が姿を現す。高野山に到着だ!

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壇上加覧中門。

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壇上加覧金堂。

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根本大塔。

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せっかくなので、観光客が多い中を金剛峯寺へ。

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金剛峯寺に到着。当初は女人堂から極楽橋駅まで走って下山する予定だったが、スズメバチに刺されたこともあったので、大事を取ってバスとケーブルカーにて下山することにした。ここまで総距離は22km、登りの累積は1250m、所要時間5時間であった。

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帰宅してから刺された箇所をアイシング。腫れと痛みは翌日も残ったが、翌々日にはすっかり引いていた。どうやらハチにも強い身体のようだ。

今回はスズメバチに刺されるというトラブルはあったが、古道のトレランは歴史を感じるなかなか趣のあるものであった。残りの高野七口街道も近々歩いて(走って)みようと思う。

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