金剛山 高天谷:サクッと今季3度目の遡行
9月2回目の3連休は台風接近による悪天予報のため沢泊山行は中止。日曜日の日中は天気がもちそうだったので、ワンゲル部のHくんとサクッとホームの金剛山高天谷へ。高天谷は今季3度目の遡行で、右俣(2019年6月の記録)と左俣(2019年7月の記録)を1回ずつ遡行している。身体が沢慣れしたためか、前回より楽に、雨が降り出す前にサクッと遡行できた。
【日程】2019年9月22日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷右俣
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:18~高天滝下9:27~10m大滝下9:40~二俣10:39~郵便道(920m地点)11:42-58~高天彦神社駐車場12:38
高天谷は半日コースではあるが、夕方から雨予報なので、早めの行動ということで、9時に高天彦神社の駐車場に到着。
歴史的に古い高天彦神社であるが、高天を詠んだ歌についての碑がある。
沢装備でスタートし、登山道を歩いて行くとすぐに高天滝6mが現れる。水量はやや多めか。
今回も左岸に設置されたハシゴで巻く。
3m滝とその背後に堰堤。
まとめて右岸から巻く。フイックスはあるが頼りない。
次は大滝。かっては10mの高さがあったが、台風による土砂崩れなどで川床が埋まってしまい、今は7mぐらいの高さか。
左岸から高巻くが、出だしの泥斜面は崩れやすく要注意。
最後はヘツリで沢に戻る。
標高570m付近にある二俣。本流は右俣で水量が違う。
崩壊地を通過する。
フサフジウツギ。すでに秋の花が咲く時期になっていた。
ミズヒキ。
アキチョウジ。
樹林の中の連瀑帯に入る。ここからはほとんどの滝が直登できる。
3mかr5mほどの滝が続く。
直登で。
左の壁が立って、4m斜滝が現れる。
ゴルジュの中の5mトイ状滝。
3m滝。
2017年の台風で壊された堰堤。
ここは右岸が遥か上の登山道より崩壊している。
トリカブト。
770m二俣に到着。
右俣はナメが続く。
左俣にはすぐに大滝がある。この大滝は4段40mと言われているが、実際には2段で15mと7mぐらい。今回は左俣を進むが、念のためロープを出した。
大滝の次に4m滝。
また4m滝。
最後の4m滝。
イヌショウマ。最後の滝を越えると、植林の中のショボい流れとなる。
郵便道に出て、遡行終了。沢装備を解除して下山へ。
登山道上に咲いていたアキギリ。
高天滝まで下りたら、高天彦神社はすぐ。
途中にいたハンミョウ。道しるべのように道の先へ先へと飛んでいく。派手な昆属光沢色だが、意外と道の上では目立たない。
高天谷に多いトノサマガエル。これも見事な保護色。
沢の季節もあとわずか。そろそろスノーシーズンに向けての準備も始めねば。
Comments