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September 26, 2019

金剛山 高天谷:サクッと今季3度目の遡行

9月2回目の3連休は台風接近による悪天予報のため沢泊山行は中止。日曜日の日中は天気がもちそうだったので、ワンゲル部のHくんとサクッとホームの金剛山高天谷へ。高天谷は今季3度目の遡行で、右俣(2019年6月の記録)と左俣(2019年7月の記録)を1回ずつ遡行している。身体が沢慣れしたためか、前回より楽に、雨が降り出す前にサクッと遡行できた。

【日程】2019年9月22日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷右俣
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:18~高天滝下9:27~10m大滝下9:40~二俣10:39~郵便道(920m地点)11:42-58~高天彦神社駐車場12:38

高天谷は半日コースではあるが、夕方から雨予報なので、早めの行動ということで、9時に高天彦神社の駐車場に到着。

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歴史的に古い高天彦神社であるが、高天を詠んだ歌についての碑がある。

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沢装備でスタートし、登山道を歩いて行くとすぐに高天滝6mが現れる。水量はやや多めか。

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今回も左岸に設置されたハシゴで巻く。

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3m滝とその背後に堰堤。

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まとめて右岸から巻く。フイックスはあるが頼りない。

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次は大滝。かっては10mの高さがあったが、台風による土砂崩れなどで川床が埋まってしまい、今は7mぐらいの高さか。

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左岸から高巻くが、出だしの泥斜面は崩れやすく要注意。

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最後はヘツリで沢に戻る。

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標高570m付近にある二俣。本流は右俣で水量が違う。

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崩壊地を通過する。

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フサフジウツギ。すでに秋の花が咲く時期になっていた。

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ミズヒキ。

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アキチョウジ。

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樹林の中の連瀑帯に入る。ここからはほとんどの滝が直登できる。

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3mかr5mほどの滝が続く。

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直登で。

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左の壁が立って、4m斜滝が現れる。

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ゴルジュの中の5mトイ状滝。

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3m滝。

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2017年の台風で壊された堰堤。

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ここは右岸が遥か上の登山道より崩壊している。

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トリカブト。

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770m二俣に到着。

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右俣はナメが続く。

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左俣にはすぐに大滝がある。この大滝は4段40mと言われているが、実際には2段で15mと7mぐらい。今回は左俣を進むが、念のためロープを出した。

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大滝の次に4m滝。

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また4m滝。

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最後の4m滝。

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イヌショウマ。最後の滝を越えると、植林の中のショボい流れとなる。

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郵便道に出て、遡行終了。沢装備を解除して下山へ。

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登山道上に咲いていたアキギリ。

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高天滝まで下りたら、高天彦神社はすぐ。

Tigerbeetle

途中にいたハンミョウ。道しるべのように道の先へ先へと飛んでいく。派手な昆属光沢色だが、意外と道の上では目立たない。

Frog

高天谷に多いトノサマガエル。これも見事な保護色。

沢の季節もあとわずか。そろそろスノーシーズンに向けての準備も始めねば。

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September 19, 2019

常願寺川水系 真川 鳶谷:ヌメリと高度感がヤバかった!

9/14-16の3連休を利用して、5名にて折立から鳶谷を沢1泊にて遡行してきました。1日目はのんびりと釣りをしながらの遡行だったが、2日目は一転して、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。それでも強力なメンバーたちのおかげで、なんとか核心部を突破できた。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

【日程】2019年9月14日(土)〜16日(月)
【山域】北ア・立山
【渓谷名】常願寺川水系 真川 鳶谷
【メンバー】ダルさん、どうちゃん、ばるちゃん、Oさん、マメゾウムシ
【天候】9/14 晴れのち曇り、9/15 晴れ、9/16 晴れのち曇り
【コー スタイム】
 9/14 折立臨時駐車場7:24~折立7:30~岩井谷橋8:32-9:11~鳶谷出合11:00~1770m付近幕営地16:05
 9/15 1770m付近幕営地6:53~1960m二俣7:52~2080m奥の二俣8:32~10段65m滝上11:32~源頭2400m付近13:31~登山道2660m付近14:51-15:17~薬師峠16:04-21~太郎平小屋16:39
 9/16 太郎平小屋7:09~折立10:05

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1日目(9月14日)

今回のメンバーは、テレマークスキー仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫婦、テレマークの弟子でもあり今シーズンから沢を始めたOさん、そして3年前に上ノ廊下を一緒に遡行したダルさんに、私を加えた5名である。福井在住のダルさんは前日のうちに折立入りしたが、すでに臨時駐車場にしか車を駐められなかったそうだ。大阪からの私とOさんと、加古川からのどうちゃん・ばるちゃんは、車2台になるわけだが、確実に折立に駐車するために、前夜から有峰林道の亀谷料金所前に並ぶことにした。料金所横には24時間使えるトイレがあるので、用足しは安心である。

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有峰林道の通行時間は6時〜20時。翌朝の6時前にはズラリと車が料金所前に並んでいた。さすがは3連休。これだけの登山者たちを収容できるだけのテン場と山小屋があるのも凄い。

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6時に料金所が開くと、1台ずつ普通車1台1800円の料金を支払ってから料金所を出発していく。前の方に並んでいても、ダルさんからの事前情報通り、折立での駐車場所は臨時駐車場であった。

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出発準備をして、折立を出発。まずは岩井谷橋まで1時間ほどの林道歩きである。林道ゲートの監視員によると、釣人が先行しているようだ。釣人が岩井谷方面に入らないことを願う。

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岩井谷橋に到着。過去に岩井谷を2回(2015年9月2017年9月の記録)遡行したり、このあたりに釣りに入っているので馴染みの場所である。ここで沢装備を装着する。

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岩井谷の左岸に作業道がついているので、その末端から入渓する。

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堰堤を2つ超えるが、1つめは右から、2つめは左から越える。

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砂地にクマの足跡がある。このあたりにはクマは多い。人の足跡もあり、釣人がどうやら岩井谷を先行しているようだ。

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水量は平水で、徒渉は問題ない。

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ゴーロをしばらく進む。

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鳶谷に入るとイワナが釣れないという事前情報があったので、早速、私とダルさんとで食糧の調達に入る。私はテンカラ、ダルさんはルアー。釣果はテンカラに軍配があったようだ。釣人が先行しているようだったが、さすがは魚影の濃い谷だけあり、まったく問題はなかった。

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釣ったイワナは、ダルさん手作りの生かし魚籠(上の写真)に入れて、生きたままテン場まで運ばれた。イワナにはブクブクで酸素も供給される。ダルさん、水と共によく担ぎましたね。お疲れ様でした。

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鳶谷出合から鳶谷に入る。しばらくはゴーロ歩きで、イワナも釣れた。人数分のイワナがゲットできたところで、真面目に遡行することにした。そうでないと進まない。

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2mほどのナメ滝が現れる。

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魚止滝6m。この上にも魚影はあったような...

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魚止滝6mは左から巻く。

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下流の最狭部とよばれるところ。

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最狭部の通過はほぼ水線で問題なかった。

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地形図に滝マークのある3段10m滝は容易に左から高巻く。

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釣りで結構時間を使ってしまったので、核心部に入る前に16時近くになってしまった。3段10m滝上の標高1770m付近にいい台地があったので、そこで幕営することにした。軽量化のためツエルト泊である。

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ダルさんがわざわざ生かしたまま持ち上げてくれたイワナはたいへん元気な状態だった。この新鮮なイワナを1尾は刺身にして、他は塩焼きにすることにした。薪を集めて、早速火を熾す。

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沢登りの醍醐味は焚き火である。この時間は実に楽しい一時となる。このために沢登りをすると言ってもよい。焚き火を囲んで、持ち上げたビールで乾杯。イワナの刺身をつまみに酒が進む。

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イワナがうまい具合に焼けたところでいただく。Oさんは沢泊自体が初めてで、イワナを食べるのも初めて。イワナの塩焼きを作るには、イワナを串に刺して塩を振り、遠火で時間をかけてじっくり焼き、外はカリカリに中はジューシーに仕上げるに限る。そのための焼き時間はおよそ2時間ぐらいはかかる。その間に飯を食べて、他のつまみで酒を飲む。最後はイワナの骨酒で締める。この時間は至極の一時だった。これだから沢登りはやめられない。

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2日目(9月15日)

2日目はいよいよ鳶谷核心部の通過である。1日目は釣りに時間をだいぶ使ってしまって予定より進めなったので、今日は長い1日となりそうだ。

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曇っていたためか、朝はそれほど冷え込まなかった。5時に起床し、焚き火を熾して朝食を作って食べる。それからツエルトを撤収し、7時前に出発した。前方には稜線が見えた。

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5m滝は容易に。

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1時間ほどで、最初の1960m二俣に到着。ここは岩壁の立った右俣に進み、いよいよ鳶谷の核心部に入る。

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第1核心部の入口。気合いが入る。

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入口の2条5m滝は左から越える。

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ロープを1回ほど出したが、特に問題なく第1核心部をクリア。

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奥の2080m二俣も右俣に入る。

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ここから第2核心部に入る。奥に核心中の核心である10段65mの大滝が見える。

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岩がかなりヌメっていて滑りやすいため、危険箇所はロープを出す。

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クラックをカムで支点を取りながらトップで登るどうちゃん。

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ここから10段65m大滝の始まりだ。

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かなりの高度感とヌメリに恐怖さえ感じる!

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ロープの確保なしにはとても登れない!

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10段65m大滝は途中まで右を登る。上部は左岸から右岸に流れを渡って突破はできそうだが、ヌメリの不安と岩が外頃して悪そうなので、右のルンゼに逃げて高巻くことに。

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大滝を右のルンゼに出たところが平で安全地帯となっていたので休憩する。緊張感から解放される瞬間である。

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右のルンゼからの高巻き途中で、うまい具合に本流に下降できそうなルンゼをダルさんが発見。それを下降し、無事本流に戻って大滝をクリア。ダルさんはこの高巻きルートをよく見つけられたと思う。もし私1人だったら、この核心部をうまく突破できたかどうかはあまり自信がない。これも今回同行してくれた頼もしいメンバーたちのおかげだ。とりあえず、第2核心部を抜けられて一安心だ。

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まだ滝は続くので、息はまだ抜けない!

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奥にチョックストン18m滝が現れる。

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チョックストン18m滝は右の脆いルンゼ状を登り、途中から左へトラバースする。登るのは難しくはないが、高度感があり、落石も起きやすいので、慎重さは必要だ。

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次は、奥に2条7m滝が姿を現す。

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水線通しに進む。

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2条7m滝は、左をシャワークライミングで越える。

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最後に6m滝を越えて、

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後ろを振り返ると剱岳と雲海だ!

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渓相は一転し、癒やし系に変わる。

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最後のナメと小滝を超えると、明るい高原歩きになる。

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振り返ると、雲海が美しい!

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最後は少々ハイマツを漕いで、薬師岳山荘下の登山道に出る。沢泊初めてのOさん、かなりお疲れのようだ。

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沢装備を解除する。時間は15時。当初の予定では薬師沢小屋まで下って、翌日に赤木沢を遡行する予定だったが、Oさんの疲労が激しく、とても明るいうちに薬師沢小屋に着きそうにない。おそらく到着は19時になってしまうだろう。今晩は太郎平小屋に宿泊を変更し、翌日は折立に下山するだけにした方がよさそうだ。鳶谷遡行でみんなお腹一杯ということもあり、翌日の赤木沢遡行は中止に決まった。太郎平小屋に携帯で電話するが、うまくつながらず切れてしまった。とりあえず太郎平小屋に直接行って、宿泊の交渉をすることにする。

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薬師平では草紅葉が始まっていた!

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薬師峠で私が顧問をしているワンゲル部の主力メンバーとバッタリ! 彼らはちょうど本合宿の最中で、今日は8日間の合宿の初日で、後立山の唐松岳まで縦走する予定である。

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太郎平小屋に到着。薬師沢小屋から太郎平小屋への宿泊変更もすることができた。この件では、太郎平小屋の若主人である一樹さんにはたいへんご迷惑をおかけした。深くお詫び申し上げます。

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太郎平小屋での夕食時に生ビールにて祝杯をあげる。ジョッキはノローナとサントリーのコラボだそうだ。今日の後半はシャリバテ気味だったこともあり、ご飯を3杯もお替わりしてしまった。宴は夕食後も続いたのだった...

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3日目(9月16日)

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最終日は下山するだけ。朝食は5時からだったが、朝食後にのんびりと出発準備をする。遅い時間ならばトイレ待ち渋滞も解消されている。

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出発前に太郎平小屋前にて記念撮影。

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薬師岳をバックにしてもう1枚!

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登山道上のチングルマは綿毛になっていて、すっかり秋の風情。

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剱岳を見ながらの下山。

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のんびり3時間かけて、折立に無事下山。下山後は、有峰林道亀谷料金所近くの亀谷温泉白樺ハイツにて3日間の汗を流す。

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富山に来たならば、やはり回転寿司。Lineで席の予約ができる番やの寿司に行くことに。席の予約は温泉から出てから行ったが、30分待ちとのこと。ちょうど移動に30分かかるので、ちょうどよい。到着後はあまり待つことなく席につけた。ランチがお得ということで、特上ランチ1720円をいただく。味噌汁はお替わり自由。さらに2皿追加してお腹は十分に満足した。

帰路は3連休最終日ということで、高速道路渋滞にはまってしまい、だいぶ帰宅まで時間がかかってしまった。米原から名神高速ではなく、敦賀から舞鶴若狹自動車道・京都縦貫道で迂回するべきだった。

今回の鳶谷は、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。おそらく私1人の力だけだったら核心部を突破できたかどうかは何とも言えない。これも強力なメンバーたちのおかげである。参加メンバーたちにはお礼を申し上げたい。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

今回の3連休の行き先候補として、当初は甲斐駒ヶ岳の黄連谷が上がっていた。しかし今シーズンから沢を始めたばかりのOさんには厳しいのではないかということで、次に浮上してきたのが今回の鳶谷案であった。結果から言うと、黄連谷は難しい滝は巻けるので、むしろ今回の鳶谷の方が厳しかったのかもしれない。全体的に岩がヌメっていたのが、今回の遡行グレードを上げた理由であるが、過去の記録を見ると、それほどヌメっていたようなことはあまり書かれていない。今回だけの特殊な状況だったのかもしれない。それでもバテながらも遡行をやり遂げたOさんは凄いと思う。今後の成長と活躍を期待したい。

ヤマレコにも記録をアップしています。

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September 10, 2019

家族旅行は郡上市観光

ブログには山の記録ばかりアップしているので、普段は何をしているんだと疑問に思う人も多々いると思います。そんなわけで前の記事では本業の話しを珍しくアップしました。普段は本業をこなし、普通の家族生活もしています。今回は珍しく先週の家族旅行についてアップします。

行き先はワンゲル部の山小屋のある奥美濃の岐阜県郡上市へ。他に選択肢はあったのですが、山小屋に泊まれば、宿泊費・食費は格安で済みますので。

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郡上八幡はいつも素通りで、こんな時ぐらいしか立ち寄るチャンスはない。城下町プラザに車を駐めて、郡上八幡の町をぶらぶらと。駐車場代は520円。

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土佐藩24万石の大名になった山内一豊の妻である千代は郡上八幡の出身。

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郡上八幡城。天守閣まではちょっとしたハイキング。

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長良川最大の支流である吉田川が市街地の中央を流れる。

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昼食はCafe & marche. mi.kimamaというお店にて、オーガニックにこだわった野菜料理をいただく。

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郡上と言えば、食品サンプルでも有名。

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工房を見学できる。

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こんなサンプルもある!

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ぶらぶらと。

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風情のあるやなか水の小道。シダレヤナギにはヤナギルリハムシがついていた。研究しているもので...

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旧庁舎記念館。軽食やお土産販売コーナー、観光案内カウンターがある。

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いがわ小道の水路には尺アマゴとコイが泳いでいた。

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夕食は山小屋にて自炊。私がコックにて、まずは奥美濃名物の鶏ちゃん。

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アンガス牛のステーキを赤ワインと共に。

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翌日は私はいつものプライベート釣り場にてテンカラ釣り。釣果は渋かったが、ヤマトイワナのような白斑のないイワナが釣れた。

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こちらは白斑のあるニッコウイワナ系。妻子は山小屋周辺にてスローライフ。

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夕食はバーベキュー。

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最終日は石徹白の白山中居神社を観光。この前はよく通るのですが、見学するのは実は初めて。

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白山中居神社の大宮殿。

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白山中居神社の本殿。

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白山中居神社の前を流れる保川には、橋の上からアマゴ(ヤマメ?)が泳ぐのが見える。ここは禁漁区です。

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ランチを北濃にあるさんたべーるで食べてから帰路についた。前菜とドリンクがついてこの値段はコスパがよい。パスタもピザも美味しかった。

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兵庫県香美町の美方高原自然の家にて野外実習

珍しく仕事の話しです。

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2週間前に遡りますが、兵庫県香美町の美方高原自然の家にて4日間の野外実習を行ってきました。野外実習は私が勤務する大学の実験科目であり、生態学と分類学についての実習を野外にて行う。

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たとえば、昆虫を採集して、

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種名を同定して、標本を作製する。

植物の葉を餌として利用する昆虫がいるが、一般的なチョウやガの幼虫のように葉の上で端から葉を食べていく昆虫はよく知られている。そのような昆虫のグループをチューワーとよぶ。

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それに対して、メス成虫が産卵した刺激によって葉の細胞をコブ状に異常増殖させて、その中に幼虫が住み、コブ状になった組織を食べるものがいる。そのような昆虫のグループを虫えい(虫こぶ)とよぶ。上はクズの葉にタマバエの仲間がつくった虫えい。

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また、葉に潜入して、葉肉を食べながら進んでいく昆虫のグループをマイナーという。幼虫が葉に潜入してから脱出するまでの通り道が、葉にしっかりと残り、その模様から「エカキムシ」や「ジカキムシ」とも呼ばれている。上の写真はヌルデの葉にできたマイナー。

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上の写真はクズの葉にできたマイナーを開けて、顕微鏡撮影したもの。ガかタマムシか分類群までは同定できなかったが、幼虫が1匹いた。このような感じで、昆虫による植物の葉の利用様式の違いについて観察してもらった。

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植物の分類実習もあり。上はヤマブドウ。

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マタタビ。

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ツリフネソウ。

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実習中には地図読みを中心とした登山実習も行った。野外調査は登山と同様に道迷いによる遭難のリスクがあるため、地図読みは重要。

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毎日雨が降り、天気に恵まれない実習期間であったが、雨が止んでいる時間をうまく利用でき、予定していた八割方の実習ができたのでヨシとします。昨年は台風直撃で、実習期間が1日短くなったこともありました。

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September 04, 2019

比良 ヘク谷

先週は毎日のように雨が続き、週末の天気も良くない予報。北の方が多少は天気が良さそうということで、日曜日に比良のヘク谷を遡行することにした。メンバーは、私とテレ仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫婦に、ワンゲル部のHくんの4人にて。連日の雨続きで、予想通り沢の水量は多く、滝ではシャワーを激しく浴びた。グレードもワンランクアップだったが、それでも楽しい沢登り。天気もなんとか下山までもってくれた。

【日程】2019年9月1日(日)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 ヘク谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】ヘク谷出合駐車地点8:24~2条12m滝下9:59~2段15m滝下10:43~18m滝下11:32~810m二俣12:21~小女郎池13:33-58~ヘク谷出合駐車地点15:29

前夜に坊村の駐車場に集合した我々4人は、お約束の宴会。翌朝は6時起床でのんびりと準備してから、ヘク谷出合に車で移動。

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ヘク谷出合には数台駐められるだけの駐車スペースがある。安曇川の対岸がヘク谷出合である。

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安曇川を徒渉して、ヘク谷に入渓する。しばらくは樹林の中の平流を進むが、水量は多め。

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すぐに谷の傾斜が強まり、小滝が次々と現れる。

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2段8m滝が現れる。

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2段8m滝の下段は流れの左側をシャワークライム。

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上段はシャワーが激しいので、左の2つの大岩の下の穴をくぐった。

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6m滝もシャワーを浴びて。

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次々と滝が続く連瀑だ!

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シャワーを浴びながら直登する。

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果敢にシャワーに挑んで突破を試みる若いHくん。さすがにシャワーの勢いが強く、ここは左から巻く。

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滝が続いて、息つく暇もない。

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最初のボスの2条12m滝。

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2条12m滝は、ロープを出して私がトップにて流れの左を登り、後続を確保する。

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深い釜をもつ3m滝。

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2番目のボスである2段15m滝が現れる。流れの右側に残置ハーケンがあって登れそうではあるが、ここは無理せずに左岸から大きく高巻く。

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高巻きの下りはルンゼ状のところを下りたが、大きく巻きすぎないように注意したい。

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3番目のボスは、ヘク谷最大の18m滝。ここは直登は無理なので、左岸につけられた踏み跡に沿って容易に小さく巻く。

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トイ状斜滝7mは、倒木が邪魔だったので、右の岩壁を登った。

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トイ状斜滝7mから狭い流れの中に5本ほどの滝がかかる。

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いずれの滝も快適に越えられるが、部分的にイヤらしい箇所があり、お助けヒモを出す場面もあり。ここを終了すると、ヘク谷の核心部も終了となる。

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760m二俣まで来ると、だいぶ落ち着く。水量の多い右俣を進む。

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渓相も変わり、癒やし系となる。時々イワナと思われる魚が走るが、竿を出すチャンスはなかった。

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810m二俣の水量はほぼ1:1だが、右俣を進む。

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年輪状の模様をした岩が多い。細い流れを右に見届けるが、水量の多い左俣を進む。

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880m二俣は水量は同じぐらいだが右俣を進む。

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水流もだいぶ少なくなったところで、ナメ滝5mが現れる。この滝は落口に抜けるところがちょっとイヤらしい。

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大岩帯となる。

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露岩の岩場となったところで、水流は無くなる。

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涸れ沢は基本的に右へと進む。

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最後は踏み跡を辿って。

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小女郎池に無事出て、遡行終了。沢装備を解除すると、やつらがスパッツの中から出てくる! そうヒルです! 幸いなことにここでは被害者は無し。

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池とは反対側に蓬莱山。

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池の畔に咲くトリカブト。

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下山はサカ谷道を下る。ヒルがいる!

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集落に出たところでヒルチェック。

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やはり何匹かついていた。どうちゃんはヒルに献血していた。

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素早すぎて同定できなかったが、アオダイショウかな?

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ヘク谷出合に戻って、無事下山。途中、少し雨がパラついたが、なんとか天気はもってくれた。

9月に入り、真夏の沢登りもこれで終わりか。9月一杯はまだ沢へ行きます。

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