立山1:御前谷・山崎カール滑走
長期にわたるゴールデンウィーク北海道・東北遠征から帰ってきてから3日間しか経っていないのに、今度は立山へ行ってきました。メンバーは、GWも一緒だった若いみぞken、GW前半に100マイルレースUTMFを走ったKaoriさん、そして私の3人であった。3人ともGWの疲労抜きが目的の立山バックカントリーであったが、最年長の私にとっては元気な2人についていくのがやっとで、とても疲労抜きとはならなかった。それでも、GW同様に天気に恵まれた立山は最高の景色を見せてくれたので、精神的には充分に癒やされたバックカントリーとなったのだった。
【日程】2019年5月10日(金)〜11日(土)
【山域】北ア・立山
【場所】立山
【メンバー】Kaori、みぞken、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】
5/10 室堂ターミナル8:34〜みくりが池温泉8:43-9:12〜一ノ越10:15-42〜雄山11:54-13:41〜(御前谷滑走〜雄山)〜山崎カール滑走〜雷鳥沢野営場14:15-24〜みくりが池温泉15:14(泊)
5/11 みくりが池温泉8:00〜浄土橋8:10-20〜剱御前小舎9:44-57〜剱御前岳10:06-25〜剱沢滑走〜剱沢野営場10:33-51〜剱御前小舎11:33-52〜雷鳥沢滑走〜浄土橋12:11-20〜みくりが池温泉12:55-13:30〜室堂ターミナル13:40
ゴールデンウィーク明けとは言え、週末は混雑する立山である。そのため金曜日に有休を取得し、週末から1日前へずらした日程とした。おかげで、直前でありながら、みくりが池温泉も予約できた。
平日でありながら、そこそこの人がいる立山駅であった。室堂までの往復券4310円を購入し、7時20分発のケーブルカーに乗った。荷物にはなるが、アルペンルートでは、スキーやボードは事前に保護ケースに入れておかなければならない。
高原バスは8時30分に室堂に到着。登山届を提出してから、室堂ターミナルの外に出る。
いい天気だ。スキーをケースから出して、シールを貼る。
国見岳の斜面にスキーヤー誘発の雪崩跡あり。直前に降雪があったようで、新雪と旧雪の結合が悪そうだ。
まずは宿泊先のみくりが池温泉へ向かう。
みくりが池温泉にチェックインし、余計な荷物をデポしたら、一ノ越へ向かう。
一ノ越からの槍ヶ岳方面の眺め。
一ノ越では、かって山岳スキーレースやトレランレースでご一緒したことのあるUさんとバッタリ! 東一ノ越からタンボ平へ滑走するとのこと。
一ノ越から雄山への稜線は雪がついていないので、スキーを担いで登る。
雄山の山頂を目指す。
いつものことながら、テレブーツは実に歩きにくい。この日は風もなく暑い。
登り切ると、正面に雄山の山頂。ほぼ無風で暖かい!
せっかくなので、雄山の山頂に立つ。
お参りも!
雄山からの剱岳!
元気な2名は御前谷の滑走へ。新雪と旧雪の結合が悪く、急斜面では雪崩れた。2人は中央の急斜面を避けて滑っていった。
御前谷底からの眺め。私は行っていませんけど...
2人の話しによると、登り返しにおいても、新雪と旧雪の結合が悪く、雪がズレて、シール登行がひじょうにしにくかったようだ。そのためスキーを担いで登っている。
2人が登り返してきた。若者とアスリートのコンビはさすがに速い!
次は山崎カールの滑走だ。
社務所の裏から。
滑り出しは新雪が重く、慎重な滑りにて高度を下げる。
途中、ペアリング中のライチョウがいた。オスは縄張りに侵入する他のオスを追い払う。
蝋燭岩の下まで滑ってきた。滑走シーンは動画をご覧下さい。
上部は悪雪に苦労したが、下部は快適に滑れた!
雷鳥沢野営場まで滑ってきたところで、滑ってきた山崎カールを振り返る。
雷鳥沢野営場からは雷鳥荘経由にてみくりが池温泉へ登り返す。
みくりが池温泉に戻って本日の行動は無事終了!
ひとっ風呂浴びて汗を流したら、早速!
夕食のお供はお酒の立山にて!
夕食のメニューです。いつもながらみくりが池温泉は食事が充実しています。
立山2:剱沢・雷鳥沢滑走につづく
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