2019GW北海道・東北遠征2:暑寒別岳
2019GW北海道・東北遠征の2峰目は平成最後の山として増毛の暑寒別岳へ。暑寒別岳は無雪期である2008年7月に登ったことはあるが、スキーでは初めての山である。ダラダラと登りの長い山であったが、それは実にテレマークスキー向けのよい山ということでもあった。
【日程】2019年4月30日(火)
【山域】道北
【場所】暑寒別岳
【メンバー】たっさん、Mさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク1、ATスキー2
【コースタイム】暑寒荘7:05~593m小ピーク8:00~855m地点9:08~1225m付近10:35~暑寒別岳11:32-12:03~960m地点12:32-58~593m小ピーク13:19~暑寒荘13:45
前日に利尻島から稚内に戻り、暑寒荘まで下道での200kmの移動を行った。暑寒荘に宿泊もできたが、すでに暗くなっていたので、車中泊にて夜を明かした。
翌朝は見事な青空。ちょうどゴールデンウィークで札幌に里帰りしていたたっさんとその友人のMさんが、札幌から早朝発にて駆けつけてくれた。
駐車場からすぐにシール登行を開始する。
暑寒荘からは593m小ピークに直接取り付く感じで進んでいく。理想としては593と649のコルにうまく上がりたいところだったが、ちょっと藪が濃かったので、593を北から回り込んで登った。
暑寒別岳の山頂付近が見えるが、だいぶ遠くに感じる。山頂を目指して、このダラダラな斜面を登っていく。
少しずつ山頂が近づいていく。斜度の緩さからテレマーク細革向きの山かもしれない。
進行方向右手に見えるのは、ポンショカンベツ川を挟んで対岸にある稜線である。
滝見台という場所に着いたが、滝が見えるということ? この時期のためか、滝は残念ながら見えなかった。
だいぶ山頂が近づいて来た。最後の急登を前にして薄着になる。
最後の広大な斜面を登る。ここは滑りではメインバーンになるが、斜度はそれほどキツくはない。
斜面を登り切ると、やっと本当の山頂が見えた。
暑寒荘から4時間半で山頂に到着。ダラダラな登りが実に長かった。
山頂からの群別岳と浜益岳の眺め。これらの山も実にスキー向きな斜面をもっていて、増毛山塊は侮れない。次回はこれらの山も滑ってみたい。
南暑寒別岳と雨竜沼湿原方向の眺め。
それでは滑るとします。最後の急斜面まで戻って、いよいよドロップ!
いいザラメ雪を気持ちよく滑走! 滑走シーンは動画をご覧下さい。
登りに時間がかかっても、滑るのは一瞬です。
すぐに下山してしまうのはもっちないので、途中に休憩を挟む。
無事、暑寒荘に下山。暑寒別岳は私にとって平成最後の山となった。
下山後は増毛にある最北の酒造である國稀へ。
試飲ができるのだが、運転があるので、とりあえず濁り酒を購入。これは実にキレのある濁りであった。
岩尾温泉あったまーるで汗を流してから、たっさんたちと別れて、羊蹄山への下道200kmの移動へ。
オロロン街道から札幌に入り、20年前に住んでいた札幌市街を抜けて、中山峠越えにて真狩へ向かった。
夕食は札幌のラーメン山岡家にて。札幌在住時代によく行ったラーメン屋であるが、札幌ラーメンではない。
YouTubeにアップした記録動画です。
羊蹄山真狩コースにつづく
Comments
高です
標高が低いとは言え、標高差は有るので楽しそうですね!!
雪がつながっているのは滑るのには大事な要素ですね。
高はもう急斜面より緩くて長い斜面がお気に入りになりました。( 乗鞍の 剣ヶ峰より 鶴ヶ沢の方が大好きです。)
記録をアップするのも大変ですね!! 続編の動画は先に拝見してしまいました ・・・ (笑)
Posted by: 高です | May 22, 2019 08:41 PM