2019GW北海道・東北遠征4:八甲田山 風雪の中の大岳環状ルート
4月25日の夜に小樽に上陸して始まった北海道滞在は、5月2日の深夜2時に青函フェリーにて箱館を離れて終了した。2019GW北海道・東北遠征の後半戦は東北に場所を移して、5年ぶりの八甲田山から始まった(2014年4月29日・30日の記録)。
【日程】2019年5月2日(木)
【山域】八甲田
【場所】八甲田山 大岳環状ルート
【メンバー】みぞken、マメゾウムシ
【天候】曇りのち雪のち雨
【装備】テレマーク1,ATスキー1
【コースタイム】酸ヶ湯温泉公共駐車場8:49~仙人岱ヒュッテ10:04-33~大岳避難小屋11:11-43~酸ヶ湯温泉公共駐車場12:26
函館港から深夜のフェリーに乗り込み、朝の5時50分に青森港に上陸した。前日は羊蹄山を滑っていたのに、自分でも信じられない移動距離だ。本日の八甲田山の天気はあまりよくない予報だったが、青森港は晴れていた。近くのセブンイレブンで、みぞkenをピックアップする。みぞkenはKPUWV部の元主将で、現在は大学院博士前期課程の1年生だ。私と合流するためにはるばる滋賀から公共交通機関にて青森までやってきた。遠征後半戦は、彼との親子ほどの歳の差コンビで東北の山を滑り倒していくことになる。
当初の予定は、私に北海道疲れが残っていること、お互いに寝不足だろうということで、お手軽に八甲田ロープウェイ利用で、箒場袋コースを滑ることにしていた。青空を見えていたが、なんと八甲田ロープウェイは強風のために運休であった。確かに雲の動きは速く、上空は風が強そうだ。
ロープウェイが使えないとなると、自分の足で登るしかない。ということで、酸ヶ湯温泉に移動し、大岳環状ルートを行くことにした。空はすっかり雲に覆われて、雨も降り出した。
しばらく車で待機していると雨はおさまり、出発するスキーヤーや登山者も目立つようなった。我々も出発することにする。大岳環状ルートを反時計回りで行くことに。
八甲田はツアーコースがしっかり整備されていて、コース上の木々には適当な間隔で標識がつけられている。木のない所には竹竿も立てられているので、それらを追っていけば、迷わずに進むことができる。
樹林の中を進む。最初は山もしっかり見えていたので、天気はもつかと思われた。
やがて地獄湯ノ沢の中を進むようになる。
途中に、残雪不足と沢割れのために雪が途切れた箇所あり。ここはスキーを担いで越える。
沢を抜けると、仙人袋に出たが、ガスに覆われてしまった。風も強い。
仙人袋ヒュッテにて休息することにする。
小屋の中は休息する登山者やスキーヤーで混雑していたが、突然声をかけられる。なんとかって沢登りやバックカントリーをご一緒したことのあるヒラベさんであった! こんなところで一緒になるとはなんと奇遇か! 睡蓮沼から上がってきたとのこと。
久しぶりのヒラベさんとの再会に別れ惜しいところであるが、また会うことを願いながら先を進むことにする。視界不良のため、竹竿を目印として進む。風雪強く、あられ状の雪が顔に当たって痛い!
仙人袋ヒュッテから40分ほどで大岳避難小屋に到着。悪天のため小屋内でまた休むことにする。最初は誰もいなかった小屋内であったが、外が荒れていたため小屋内でシールを外していると、登山者やスキーヤーが次々に小屋内に入ってきた。この悪天でも大岳のピーク登りたい登山者は多いようで、ピークから下りてきた登山者から盛んに情報を聞いていた。小屋内が混んできたところで、我々は滑走のために外へ出てスキーを装着した。
視界が悪いため、目印の竹竿を見失わないように慎重に滑って行く。風雪のためあられが顔に当たって目を開けていられないほどであった。
標高を下げるにつれて視界はよくなった。雪も悪くはなく、ようやくまともに滑れる。
酸ヶ湯温泉が近づくにつれて、雪は雨に変わった。
最後に酸ヶ湯温泉正面の斜面をカッコよく滑って終了! 滑走シーンは動画をご覧下さい。
公共駐車場に戻って、酸ヶ湯温泉正面の斜面を振り返る。悪天ながら行動できてしまい、休養日を失ってしまったが、滑りはそこそこ楽しめた。翌日も八甲田を滑ってもよかったのだが、5月4日に鳥海山、5月5日に月山という予定にするならば、翌日である5月3日は秋田駒ヶ岳にして、今日のうちに南下しておいた方が移動が楽である。そんな訳で、下道での170kmほどの移動へ。天気が悪かったのは八甲田山だけで、下界は晴れていた。
田沢湖の手前で玉川ダムキャンプ場という無料のキャンプ場を発見し、今宵の宿とする。我々以外のキャンプ客はオートバイでのツーリング客が5名ほどいただけだった。あとでわかったことだが、この日の朝にこのあたりで車両火災跡から2人の焼死体が見つかったようだ。我々はそんな事件があったことは知る由もなかった。
今宵のメニューは北海道で購入したジンギスカンとお酒。早速、乾杯!
稚内でいただいたアイヌネギがまだ残っていたので、ジンギスカンに入れて使い切る。
増毛で購入した2種類の国稀も飲み干してしまった。珍しい辛口の濁り酒はなかなかのキレがあり、最高の味わいであった。東北最初の夜は、若いみぞkenが加わったこともあり、静かな場所にて盛大な宴となったのだった。
YouTubeにアップした記録動画です。
秋田駒ヶ岳 男女岳北面滑走につづく



























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