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February 22, 2019

伯耆大山BC2:烏ヶ山でまさかのパウダー

キリン峠からの悪雪藪スキーの翌日は、鏡ヶ成から烏ヶ山へ。前日の悪雪とは一転してパウダー滑走に。前夜に軽いよい雪が降ってくれました。今シーズン最後かもしれないパウダーを楽しみました。

【日程】2019年2月17日(日)
【山域】中国
【場所】烏ヶ山(伯耆大山)
【メンバー】Fukikoさん、たっさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち雪
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】鏡ヶ成(休暇村奥大山)10:30〜1300m小ピーク11:57-12:23〜1110m滑走終了地点12:37〜1270m登り返し終了地点13:12-25〜鏡ヶ成13:52

前夜は地ビール飲み放題とその後の2次会と続き、就寝したのは0時。当然ながら翌朝は寝坊。当初の予定は夏山登山道から弥山に登り、山頂滑走のはずだったが、8時過ぎに大山寺まで行くも駐車場がどこも満車で入れない。完全に出遅れてしまった。そこで行き先を烏ヶ山へ変更し、鏡ヶ成まで30kmほどの移動となった。烏ヶ山は3年ぶりである(2016年3月の記録)。

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休暇村奥大山前の駐車場に車を駐める。目的地である烏ヶ山のカーラ谷がうっすらと見える。

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大山環状道路のゲートを越える。いつもは新小屋峠までは環状道路上を進んでいたが、すでにトレースもあるので、樹林の中を真っ直ぐに進むことにする。

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あれ、雪がよさそう! この日も悪雪を覚悟していたが、どうやら期待できそうだ。

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1060m付近で沢を左へ渡って、尾根に取り付く。

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トレースに従って順調に高度を上げていく。

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1300m小ピークに到着。

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ここから烏ヶ山の山頂まで行こうとするならば、スキーをデポしての雪稜歩きとなり、場合によってはロープも必要になる。カーラ谷を滑るだけならば、スキーを担いでもう少し登った所からドロップするのもよさそうだが、ドロップしやすさという点でこの場所から滑ることにする。

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その前にランチタイム。雲は多いが、風もなく展望は悪くない。

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カーラ谷のオープンバーンは先行者によって多数のシュプールがつけられていたので、往路沿いの樹林を滑ることにした。滑ってみると、激パウと呼べるほどの軽い最高の雪だった。

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こんないい雪ならば、登り返して、もう1回滑らなければ。

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1270m地点まで登り返して、先ほどとは異なるノートラックのバーンへ。これまた最高の雪でした。1日でこれだけ雪質が変わるとは、自然の驚異を感じます。前夜は下界では湿雪でしたが、標高の高い地点では軽い雪がそこそこ降ってくれたようです。今シーズン最後と思えるパウダーを充分に味わって、鏡ヶ成へと下山しました。滑走シーンは動画をご覧下さい。

YouTubeにアップした記録動画です。

今後は気温も高くなることから、標高が高い山でないとパウダーは期待できないかもしれません。その代わり、ザラメの季節が早く到来しそうです。気持ちを入れ替えて、次のザラメ雪に期待しましょう

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伯耆大山BC1:キリン峠方面から悪雪藪スキー

毎年恒例の伯耆大山バックカントリー。昨シーズンは2月と3月の2回行って積雪の少なさを感じたが、全国的に寡雪の今シーズンも大山も例外ではなかった。寡雪で藪が多少濃くても滑れないほどではない。大山には別な楽しみ方もある。大山を総合的に楽しんだ週末でした。

【日程】2019年2月16日(土)
【山域】中国
【場所】伯耆大山
【メンバー】Fukikoさん、たっさん、マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】奥大山スキー場8:33〜キリン峠手前1350m付近11:01-27〜奥大山スキー場12:17

前夜は蒜山SAにて車中泊し、朝目覚めると、なんと雨。天気予報的に今日はよくないことはわかっていたので、奥大山スキー場からキリン峠近くの1405m小ピークに登って周辺を滑走し、条件がよければ振子沢を少し詰めてみるぐらいで考えていた。

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奥大山スキー場までの移動途中で高度を上げるにつれて雨からみぞれに変わり、奥大山スキー場に着いた時には湿雪に変わっていた。天気が悪いからなのか、ローカルなスキー場なのか、スキー客は少なかった。湿雪で風もあったのでテンションは下がる。ダラダラしていても時間の無駄なので、偵察がてらキリン峠付近まで行ってみることにした。

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昨年も同じ時期に来ている。視界不良で神秘的な雰囲気が漂う。ラッセルはほとんどなく、締まった濡れた雪の上を進む。

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最初はダラダラとした斜面も、文珠越手前から1405mに伸びる尾根に取り付くと、斜度も増していく。

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尾根上は藪が濃く、シール登行の行く手を何度か阻まれたが、板を脱ぐことはなく突破はできた。昨年も藪は濃かったが、同じぐらいの積雪量だろうか。

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1350m付近まで登り、この先は木も無くなり、風も強くなるので、ここまでとする。ここまで登ってくる際に、足裏感覚的に嫌な感じがしていた。積雪は風で移動したと思われる密度の高い雪で、板状の性質を帯びたスラブと化している感じがする。嵐でもあったのだろうか?

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目の前には滑るのに良さそうなオープンバーンがあるが、雪崩リスクが高い気がする。

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ピットを掘ってみると、新雪が10cm積もっていて、その下にクラストの相があった。クラストのすぐ上下はあやしそうだったが、クラスト下の旧雪の中には特に柔らかい雪の層があるといった逆転構造は示していないように見えた。コンプレッションテストを行うと、CTE(手首)5で、雪面から40cm下の旧雪内でSP(きれいに破断し、ぽんと前に出てくる)で破断した。表面がスラブ化していて、このような脆弱な雪の層があるならば、雪崩リスクは決して低くはないだろう。オープンバーンに入るのはやめておくのが賢明だろう。

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ということで、往路に使った藪の濃い尾根上を滑走して戻ることにした。

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藪をかいくぐりながら湿雪重雪を滑る。斜度が緩くなると、木の間隔は開くが、今度は生コンのようなさらに重い雪が待っていた。修行のような滑りになったが、西日本のスキーヤーはこれぐらいの悪雪は滑りこなせないといけない。

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結構、大腿筋にきたが、無事スキー場に戻る。往復4時間にも満たなかったが、悪雪でも山を滑るのは楽しかった。

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まだ正午を過ぎたばかりだったので、駐車場の隣にあった食堂「奥大山高原の駅しろうさくろうさ」に入って、蕎麦を注文。ゲレンデの食堂というと値段が高いところが多いが、この蕎麦はなんと500円。他のメニューも良心的な価格だった。

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温泉はかなり奥大山から離れるが、その後の予定もあり、伯耆町にある岸本温泉ゆうあいパルへ。入浴後の一杯の前にこれで!

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夕方に大山ローカルのぴあんさんと合流し、大山のもう1つの楽しみであるガンバリウスの地ビール飲み放題へ。9種類の地ビールが飲み放題にもかかわらず良心的な価格です。

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つまみで美味しかったのは、地元産の特大落花生。おおまさりという品種だそうです。

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2次会はぴあんさん宅にて。お手製のカルボナーラをご馳走になりました。滑りよりもグルメな1日でした。

YouTubeにアップした記録動画です。

伯耆大山BC2:烏ヶ山でまさかのパウダーにつづく

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February 21, 2019

水後山スキー:石徹白から蝉ヶ岳を経て

KPUWV部にお呼ばれして石徹白まで車道を歩いて行ったことはすでにアップ済みですが、そのまま車道を歩いて帰るのでは面白くない。山の猛者としてワンゲル部員達に見本を見せなければならない。ということで、単独にて石徹白から蝉ヶ岳経由で水後山を越えてOPUWV部が所有する檜山荘まで戻ることにした。そういう訳で前日の車道移動は私だけスキー等のBC装備一式を担いでいたのだった。

【日程】2019年2月11日(月)
【山域】奥美濃
【場所】水後山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク1
【コースタイム】カルヴィラいとしろ7:21〜蝉ヶ岳9:18〜1286m地点9:50〜1501m小ピーク10:36〜水後山西峰10:56-(北側の尾根に誤って入り)-11:10〜水後山11:23〜1391m小ピーク11:46〜檜山荘12:21

前夜はKPUWV部の山小屋にお呼ばれしてお泊まりしたわけだが、今朝はやはり寝坊してしまった。簡単な朝食をご馳走になり、予定より1時間以上も遅い7時過ぎにKPUWV部の山小屋を出発した。

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KPUWV部の山小屋の前から、小雪が舞う中、車道を上がっていくと、すぐにカルヴィラいとしろが現れる。

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カルヴィラ石徹白の裏からシール登行開始で、蝉ヶ岳・水後山に伸びる尾根に取り付く。最初はバンガローが立ち並ぶ中を進む。このあたりは冒険の森という自然共生型アウトドアパークにもなっているらしい。

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しばらくはほぼ林道?上を進むが、途中に二十日石という石があった。二十日石とは 融雪期にその頭が見えてから二十日経つと付近の雪が消えてしまうという伝承をもつ石で、白山山域と新潟県魚沼地域を中心に分布しているようだ。

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さらに進んでいくと展望小屋があった。ここまではうっすらとスノーシューのトレースがあった。

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石徹白方面の眺めだが、視界不良でイマイチな展望だった。

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途中、林道上を進んだが、この林道は標高850m付近から尾根を北側にトラバースしていったので、その後は尾根上を忠実に進んだ。

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積雪が少ないため、急斜面にて藪がうるさい箇所があった。シール登行に難儀したが、板を外すさずに進むことはできた。

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下部は植林が中心であった。

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出発から2時間ほどで蝉ヶ岳に到着。別の尾根からのスノーシューのトレースがここまで続いていた。

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蝉ヶ岳から先の小ピーク上にあった大岩。

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1286m地点から水後山方面の眺め。南側に雪庇ができているが、そんなに発達はしていない。

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1501m手前の斜面は滑るのに良さそうだ。次回は逆コースをやりたい。

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ようやく水後山を確認。

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1501m地点で西からの大きな尾根と合流し、稜線上となる。ここからは風も強くなる。

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南側に雪庇が張り出しているので、寄りすぎないように進むが北側は藪がうるさい。

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水後山西ピークから誤って北側の尾根に入り込んでしまったが、すぐに気がついて登り返す。

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正面に水後山を確認して一安心!

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少々最後は藪がうるさかったが、水後山に到着!

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雪が舞い風も強くなってきていたので、早速滑走へ。

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前日のトレースが残る尾根上を滑走する。新雪の下にガリガリのクラストありで、スピードコントロールをしながらの滑走となる。

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ウイングヒルズ白鳥スキー場のゴンドラ駅の上まで来ました。お勧めはゴンドラを使っての逆コースです。その方が長く滑れます。

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無事檜山荘に帰還。ワンゲル部本隊はとっくにKPUWV部の山小屋から戻ってきており、すでに帰る準備を終えるところでした。もう1時間早く到着すべきでした。やはり寝坊がいけなかった。石徹白のBCルートをまた1つ知ることができたのはよかったが...

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February 19, 2019

2公立大学ワンゲル部合同テレマークスキー講習

6日間にわたるワンゲル部山小屋冬合宿の最終日は、OPUWV部とKPUWV部との合同テレマークスキー講習会でした。今回初の試みで、KPUWV部から私にテレマークスキーのコーチ依頼があり実現しました。

人口減少と高齢化が問題になっているテレマーク業界ですが、関西では若いテレマーカーが育っています。一般向けに集まろうテレマーク!というイベントがあるだけでなく、2つの公立大学のワンダーフォーゲル部では活動にテレマークスキーを取り入れています。ひょっとしたら大学の山岳関係のクラブでテレマークスキーをやっているのは、私たちだけだけかもしれません。

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合宿本隊は前日に帰阪し、3名の部員がこの日に残った。天気もよく、ウイングヒルズ白鳥スキー場からは小白山と野伏ヶ岳がくっきり見えた。

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残留した3名のうち2名がテレマーカーで、1月にあった集まろうテレマークでデビューした。KPUWV部からは2名が参加で、うち1名は今回がテレデビューでした。

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初心者向けの内容にてレッスン。

結果、これぐらいまで滑れるようになりました。あとはしっかりテレマークスキーを続けて行って下さい。

テレマーカー養成工場として機能を果たすためにも応援・協力をお願いします。

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ワンゲル部雪上訓練

6日間にわたるワンゲル部山小屋冬合宿にて、2日間の雪上訓練を行いました。雪上訓練は昨年の3月末にも行ってはいたのですが、その時の現役部員の参加者は2名だけでした。今回は部員全体の半数である10名の現役部員と学内OB1名の計11名の参加となり、部員の意識も変わってきていることを感じます。このような訓練は頻繁に行った方がよく、ワンゲル部として次回はぜひとも全員参加を目指してもらいたいと思います。そして上級生が下級生に技術を伝えていくシステムをしっかり確立してほしいところです。

1日目は、主に歩行と滑落停止および確保についての訓練を行った。

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まずはアイゼン無しでの歩行訓練。

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特にキックステップでの登下降を練習した。

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次にアイゼンを履いての登下降およびトラバース練習。前爪を使ったキックステップも練習。

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ピッケルを使った滑落停止練習。念のためロープ確保しました。動画もご覧下さい。

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スタカット登行における雪上での支点作りと肩がらみ確保の練習。

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スタンディングアックスビレイも練習。テムレスを着用していた確保者がいましたが、テムレスはロープが出て行く際に確保器等に巻き込まれやすいそうなので、普通のグローブを着用するようにしてください。

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スノーボラードを作っての懸垂下降。

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しっかりスノーボラードが効きました。

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簡易イグルーを作る。

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イグルーの中は暖かい。実際に宿泊してもらいました。他にビーコン捜索訓練およびプローブの使い方についても実践してもらいました。

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翌日は裏山へ登り、雪上歩行の実践。

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雪山でのルートファインディングについても実践。

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ツエルトの張り方について学ぶ。スキーを使って張る。

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被るだけ。

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ピットを掘って、積雪の安定性評価。新雪10cmと旧雪の結合がよくなかった。雪柱を切り出すと新雪部分が前に飛び出した。旧雪表面にはクラストの相があり、南面ではクラストの下に脆弱な相があった。

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ルッチブロックテストも行ってみた。こちらは動画をご覧下さい。

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下山もしっかり歩行訓練。ちなみに私とOBはスキーで下山。底付きのカリカリはあるものの、前日に降った雪のおかげで、そこそこいい滑りができました。

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夕方からは車道を歩いて石徹白方面へ移動。

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OPUWV部の山小屋から1時間ほど歩いたところに、KPUWV部の山小屋がある。

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晩はKPUWV部にお呼ばれされていて交流会でした。夕食をご馳走になり。

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どちらが府大を名乗るか?の相撲大会となりました。残念ながら我が部は負けてしまい、府大を1年間名乗れなくなってしまったが、私も我慢できなくなり出場。うちの部員に勝った相手を投げ飛ばしてやりました。まだまだ老兵は死なず!

YouTubeにアップした記録動画です。

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寡雪の檜山荘裏山スキー

ワンゲル部山小屋冬合宿の初日(2019年2月7日)に、雪上訓練の下見がてら裏山にスキーで登ってみました。

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ちなみにワンゲル部所有の山小屋の名前は檜山荘といいます。

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昨年末に行った際には積雪少なく藪も濃かったですが、状況はそれほど改善されてはおらず、積雪が例年より少ないのは明らか。ちなみに昨シーズンは年末でもかなりの積雪があった。

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標高1202m付近で積雪深を測ってみると120cm。昨年の同じ時期は3mぐらいはあった。

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滑れないことはないけど藪は濃い。

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標高1390m付近で積雪深150-160cmでした。

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グサグサ雪を滑って帰りました。

びっくりしたノウサギが慌てて逃げていきました。

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山小屋に戻るとワンゲル部員達が屋根の雪下ろしをしていました。

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ワンゲル部山小屋冬合宿(概要)

すでに10日ほど前のことになってしまいましたが、ワンダーフォーゲル部が奥美濃石徹白に所有する山小屋にて、2月7日〜12日の日程で冬合宿があり、私も技術指導のために参加してきました。

ざっと概要は以下の通りです。なお【 】内は私のみの行動です。

2月 7日(木):山小屋屋根の雪下ろし【裏山偵察BC】
   8日(金):山小屋屋根の雪下ろし・スキー練習
   9日(土):雪上訓練(歩行・確保中心)
  10日(日):雪上訓練(雪崩リスクマネジメント中心)・夜にKPUWV部との交流会
  11日(月):本体後片付け・帰路へ【石徹白から蝉ヶ岳経由で水後山BC】
  12日(火):KPUWV部と合同テレ練習

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ワンダーフォーゲル部全体としては初めての雪上訓練でした。上級生が後輩に技術を伝承していけるようにしっかり身につけてほしいと思います。

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February 18, 2019

若桜東山で悪雪スキー

氷ノ山東面でいい雪を堪能した翌日は、お隣の東山(とうせん)へ。鳥取県では大山、氷ノ山に次ぐ3番目に高い山(1338m)です。気温上昇のため、積雪は生コン状態と化し、修行系のバックカントリーとなりました。

【日程】2019年2月3日(日)
【山域】中国東部
【場所】若桜 東山
【メンバー】Fukikoさん、どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇りのち雨
【装備】テレマーク4
【コースタイム】糸白見林道駐車地点6:40〜490m林道分岐7:23〜上部林道950m9:45〜東山11:47〜イツノ谷滑走〜上部林道12:40-13:00〜上部林道1000m地点13:25〜北側尾根滑走〜糸白見林道15:25〜駐車地点16:28

この日は、帰宅したかねやんともりたんに入れ替わって、どうちゃん・ばるちゃんのご夫婦2名が参加。7年前にどうちゃんが「東山に行ってよかった」ということで、今回の計画となりました。

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6時に道の駅若桜桜ん坊に集合し、糸白見林道へ車を走らせる。林道は除雪はされていたが、軽トラ用の狭い除雪幅。無理せず適当な駐車スペースに車を駐める。

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スキーを担いで林道を進むとシカ柵に行く手を阻まれるが、扉を開けて通ることができる。

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標高490m林道分岐にて、左に曲がり、橋を渡る。

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東山から北東に伸びる尾根に取り付く。前日に入ったと思われるシュプール跡が2つほどあり。

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どうやら地形図にない夏道がついているようで、東山への案内板が所々に見かける。

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尾根は部分的に急登あり。880m小ピーク、906m小ピークと途中アップダウンを越える。狭い杉林の急登を藪を掻き分けながら登り切ると、上部林道に出た。

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林道上からは案内板に従って、再び尾根へ取り付く。前日に入山したと思われるシュプール跡から推測すると、彼らは山頂からイツノ谷を滑って上部林道に出て、林道沿いにこの尾根へ戻ってきているようだ。

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しばらくは狭い尾根の登りが続く。

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傾斜が緩くなってくると、オープンな斜面が目の前に現れた。天気予報通り、天候悪化の兆し。雲が多く、風も強いが、気温は高い。

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東山の山頂に到着。出発してから5時間が経過していた。

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風が強いので、 一段下りた所で滑走準備をする。視界もだいぶ悪くなってきた。

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イツノ谷の上部斜面。パウダーならばよい斜面ですが...

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グサグサの重雪!

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上部はなんとかターンはできたが、下るに連れて生コン雪状態へ。

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完全に修行系。単に高度を落とすだけとなっていく。

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上部林道に出て一休み。山頂と違って風もなく平穏だg、気温上昇で雪が緩み、時折、小さな点発生雪崩が起きる。

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7年前は伐採地だったため快適だったという斜面へ、林道を歩いて移動。ステップソール板である私とFukikoさんはシールをつけずに歩く。

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1000m地点から北側の尾根を滑走するのだが、出だしは急斜面をトラバース気味に尾根を回り込む。新雪と旧雪の結合が悪く、表面の重い新雪が簡単に雪崩れる。

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快適でない滑りで尾根を滑走する。

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7年前の伐採に出たが、見事に杉が成長していた! それはそうでしょうね。あとで気が付くのだが、私はこのあたりでスマホを落とすという失態を冒す。

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ポケットが開いた状態で藪スキーをすれば、それはスマホを落とすでしょう!

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林道に出て一安心だが、まだ糸白見林道ではない。

林道が沢を渡る手前で、スマホがないことに気づく。ポケットのファスナーは見事に開いていた。同行者のスマホの”iPhoneを探す”機能で調べてもらったが、地形図ではないのでよくわからない。とりあえず現在地からは離れていることはわかる。登り返して探すのもひじょうに厳しい。ここはドコモのケータイ保障サービスに加入していることから潔く諦めることにする。後日、地形図と照合すると、旧伐採地に入る手前であることがわかったが、確かにその時にいったんスマホをポケットから取り出していた。山でのポケットの開閉は要注意で、8月に沢でスマホを釜に落とすという失敗を冒したばかりだったのに何も対策を講じていなかった。ようやく現在はスマホに落下防止用の紐をつけるようになったが。

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林道を滑って行くと、糸白見林道に出た。雨がパラつきだしたが、あとはスキーを担いでの下山。

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林道の途中にあった小屋は、鳥取大学ワンダーフォーゲル部の山小屋らしいが、使っているのだろうか?

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雨の中を駐車地点に帰着。生コン重雪に苦労したので、久しぶりの10時間行動となってしまいました。スマホを紛失したショックもあり、ダメージの大きなスキー山行でした。

YouTubeにアップした記録動画です。

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氷ノ山バックカントリー:東面は裏切らない!

またまた公私忙しく、山行記録をアップできない状態が続いてしまったことをお詫び致します。本業的にこの時期はたいへん忙しいこともあり、なかなか記録をまとめられませんでした。タイムリーなネタでなないですが、2週間以上前の記録をアップします。

【日程】2019年2月2日(土)
【山域】中国東部
【場所】氷ノ山
【メンバー】Fukikoさん、かねやん、もりたん、マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク4
【コースタイム】わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ8:28〜稜線1410m9:24〜南面滑走〜南面1320m9:39-52〜三ノ丸避難小屋10:19〜東面滑走〜東面1360m10:37-11:08〜1448m小ピーク11:41〜東面滑走〜東面1250m12:06〜氷ノ山13:15-53〜わさび沢源頭14:25〜わさび谷滑走〜わかさ氷ノ山スキー場ボトム15:28

裏磐梯遠征以来のバックカントリーは鳥取県若桜へ。テレマークスキーイベント「集まろうテレマーク!」があったりして、1ヶ月近く間隔が開いてしまいました。1日目は昨シーズンも近い時期に行った氷ノ山へ(2018年1月27日28日の記録。

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前夜に道の駅若桜桜ん坊入り。昨年の記録を観てもらえばわかりますが、雪が少ない。おまけにクリスマスのような装飾でちょっと派手すぎるような。

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翌朝7時に他のパーティーメンバーも道の駅にて合流し、わかさ氷ノ山スキー場へ移動。

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リフト券を2枚(250円×2)購入し、8時から運行開始となるリフト2本を乗り継いでゲレンデトップへ上がる。一般客は2本目の中間地点で降ろされるが、登山客はトップまで乗っていける。ただしパトロールにて登山届の提出が必要である。

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いきなり杉林の急登をシール登行することになるが、積雪の状況によっては担いだ方が早いかもしれない。

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急登を登り切って稜線に出る。ちょっと視界が悪い。

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三ノ丸手前からまずは南側の斜面へ本日1本目の滑走。

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稜線近くはパック気味でしたが、樹林にはいい雪があるではありませんか!

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うひょー!

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標高差にして90mほどの滑走でした。

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三ノ丸へ登り返すが、稜線は視界不良。

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三ノ丸避難小屋に到着。

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三ノ丸避難小屋から東面へ本日2本目の滑走。

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こちらもいい雪でした。滑走シーンは動画をご覧下さい。

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ヒラタケ。

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標高差にして100m滑走し、稜線へ再び登り返す。

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今度は1410m小ピークから再び東面へ、本日3本目の滑走。

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いい斜面です!

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激パウと言えるいい雪!

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標高差にして200mほど滑走し、氷ノ山山頂方面へまたまた登り返す。

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標高差260mの登り返しだ!

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氷ノ山山頂に到着。2014年9月以来の久しぶりの山頂でした。避難小屋の中でランチタイム。登山者が多く、中にはアイゼンやスノーシューをつけたまま小屋に入ってくる人もいた。小屋の施設が傷つくのでアイゼンやスノーシューは外すべきでしょう。

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稜線をわさび谷の源頭へ戻るのだが、出だしは視界不良。

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微妙なアップダウンで、一部でスキーを外す場面もあり。

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モンスター出現!

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わさび谷の源頭部に到着。いよいよ最後の滑走へ。

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気温上昇で雪はすっかり重くなっていた。おまけに点発生雪崩も多数発生し、デブリで滑りにくい。

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下部は晴れていたようで、生コン状態の重雪滑走となる。

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わさび谷下部は割れていたが、昨年と同様な積雪量と思われる。

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杉林のトラバースに入り。

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わかさ氷ノ山スキー場に無事帰還。

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パトロールに下山報告へ。

最後のわさび谷は残念な雪でしたが、よい雪だったのでヨシとしましょう。いつもながら東面は裏切りませんね!

YouTubeにアップした記録動画です。

若桜東山で悪雪スキーにつづく

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February 01, 2019

裏磐梯スキー遠征3:雪の猫魔ヶ岳

裏磐梯遠征の最終日は悪天予報のため、お手軽に猫魔スキー場から猫魔ヶ岳に登り、北面を滑走して猫魔ヶ岳に登り返し、スキー場を滑って終了としました。

【日程】2019年1月5日(土)
【山域】吾妻
【場所】猫魔ヶ岳
【メンバー】Nishiさん、まーこさん、BABAちゃん、マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク1、ATスキー3
【コースタイム】猫魔スキー場ゲレンデトップ9:18〜猫魔ヶ岳9:38-53〜猫石北面1260m10:46-56〜猫石11:13-26〜1210m12:03-15〜猫魔ヶ岳12:53-13:05〜猫魔スキー場ボトム13:28

ワンダーフォーゲル部の年末スキー合宿からスタートした年末年始スキー遠征もいよいよ最終日。これで8日連続の滑走となります。最終日は悪天予報と帰路につくこともあり、猫魔スキー場アクセスでお手軽に猫魔ヶ岳の裏面を滑って終了という計画。

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猫魔スキー場にはスノーシュー券?というものがあり、1500円のICカードを購入することで、ゲレンデトップまでリフトで登れる。ICカードを返却するとカード保証金500円が戻ってくる。ただしこの券の購入にはパトロールへの登山届の提出と下山連絡が義務づけらている。

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リフト2本を乗り継いでゲレンデトップへ上がる。ちょっと気温は高めですが、雪で視界は不良。

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藪が埋まっていれば、スキーを履いたまま裏側へ滑り込めるらしいのですが、今回は藪が濃くそれはできなそう。仕方なくシールをつけてピークまで登ることに。

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ほとんど障害物競走のような藪を漕ぎながらのシール登行にて、猫魔ヶ岳山頂に到着。猫魔ヶ岳山頂は双耳峰で、正確な山頂は南にあるピークのようです。我々が立っているのは北峰ですが、お約束の猫ポーズ!

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シールを外して滑走に入るが、上部は密林でルート取りに苦労する。とりあえずは猫石との間のコルを目指して滑る。

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樹林に入ると木の間隔も広がり、快適滑走に! コルからは北面を滑る。気温は高めだが、北面なので雪はよい!

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いい斜面があったので、猫石北面1260mから猫石に登り返すことに。

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猫石のピークは視界不良。

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再び滑走! いい雪です!

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風のない樹林の中で休息。

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さらに滑る!

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斜度が緩くなってきたので、最後の登り返しに。

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当初の予定では雄国沼まで滑り、雄国山に登って戻るというルートを考えていたが、沢が埋まりきっていないのと藪が濃いのでちょっと厳しい。安曇野への帰路もあるので、無理せず、ほぼ往路を戻ることに。

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再び猫魔ヶ岳山頂!

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シールを外して、あとはゲレンデに滑り込むだけ。

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なんとゲレンデでホワイトアウト!

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無事帰還!

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宿泊していたホテルの温泉で汗を流してから、安曇野への帰路につく。その夜は安曇野のまーこさん宅に泊めてもらい、また晩酌! 翌朝、大阪への帰路についたのでした。

裏磐梯3日間はスキー場アクセスでお手軽な割に、いい雪を堪能できた3日間でした。

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裏磐梯スキー遠征2:西吾妻山から二十日平

裏磐梯遠征2日前は天気が良さそうなので、滑り応えのあるコースである西吾妻山から二十日平へ。10年ぶりの西吾妻山再訪でした。その時は単独だったため往路を戻り、スキー場経由で下山。今回、念願の二十日平への滑走ができました。

【日程】2019年1月4日(金)
【山域】吾妻
【場所】西吾妻山
【メンバー】Nishiさん、まーこさん、BABAちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク1、ATスキー3
【コースタイム】グランデコスキー場第4クワッドリフト終点8:54〜西大巓10:10-17〜西吾妻小屋11:05-30〜西吾妻山11:46-12:01〜(二十日平へ滑走)〜グランデコスキー場ボトム13:55

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10年ぶりのグランデコスキー場。ゲレンデトップに行くのにゴンドラとリフトを乗り継ぐので、1人1回券3枚1500円が必要になる。そこで、まとめて回数券(11回券)5000円とリフト1回券1枚500円を購入し、4人で分配することで、1人あたり1375円となり多少リフト代が安くなった。

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ゴンドラと第4クワッドを乗り継いで、ゲレンデのトップへ。本当は、第4クワッドよりも少々標高の高い地点まで行ける第3クワッドに乗りたかったのだが、まだ稼働していなかった。

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ハイク開始。今日は天気も良い! 先行者のトレースがあったので、使わせてもらう。

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雪もまずまず良さそう!

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少々樹林は濃いが、コース取りにさほど支障はない。先行者のトレースを時々外してラッセルを強いられるが、さほどキツくはなかった。

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標高を上げると、モンスターたちが現れる。東北の山に来たなと思わせる風景だ。

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1時間少しで西大巓に到着。少々風はあるが、充分に耐えられる。

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西大巓から西吾妻山へは、いったんコルまでシールをつけたまま滑る。ちょっとガスが出てきた。

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コルからは緩やかな登り。

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モンスターが行く手を阻むので、ルート取りを考えながら。

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モンスター出現!

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西吾妻小屋が見えた!

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積雪量が少ないので、1階入口から小屋内に入れた。記憶によると10年前に来たのは4月あたまでしたが、2階から入ったはず。小屋内でランチタイム。きれいな小屋です。

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外観はこんな感じ。

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西吾妻小屋から15分ほどで西吾妻山に到着。平坦で、どこが最高地点かよくわからない。いよいよ二十日平経由の南面への滑走だ。

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シュカブラと落とし穴に要注意!

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救出作業中!

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トラップにも要注意! 滑走シーンは動画をご覧下さい。樹林帯はいい雪で、攻めることができました!

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樹林帯で大休止。風もなく、雪もよく、快適なバックカントリー!

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二十日平に近づくと、標高も下がり、陽も当たっていたため、雪はさすがに重めになっていたが、この程度は問題なし。

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日陰には軽い雪が残っていた。

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クマ棚! クマは結構いそうですね。

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中ノ沢を滑って徒渉。

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スキーを履いたまま対岸を少し登り返して。

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スキー場に無事出て終了。3時間かからない程度のハイクにもかかわらず、なかなか滑り応えのある充実したコースでした。10年前に来た時は単独だったため行くのに躊躇しましたが、今回ようやく行けました。

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夕食はさすがにラーメンを2晩続けては食べたくなかったので、ホテルの従業員お勧めの喜多方のガーデンへ。和風ハンバーグ、ご飯もお替わり自由で満足な味でした。ホテルに戻っても宴は続いたのでした。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

裏磐梯スキー遠征3:雪の猫魔ヶ岳につづく

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