伯耆大山BC2:烏ヶ山でまさかのパウダー
キリン峠からの悪雪藪スキーの翌日は、鏡ヶ成から烏ヶ山へ。前日の悪雪とは一転してパウダー滑走に。前夜に軽いよい雪が降ってくれました。今シーズン最後かもしれないパウダーを楽しみました。
【日程】2019年2月17日(日)
【山域】中国
【場所】烏ヶ山(伯耆大山)
【メンバー】Fukikoさん、たっさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち雪
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】鏡ヶ成(休暇村奥大山)10:30〜1300m小ピーク11:57-12:23〜1110m滑走終了地点12:37〜1270m登り返し終了地点13:12-25〜鏡ヶ成13:52
前夜は地ビール飲み放題とその後の2次会と続き、就寝したのは0時。当然ながら翌朝は寝坊。当初の予定は夏山登山道から弥山に登り、山頂滑走のはずだったが、8時過ぎに大山寺まで行くも駐車場がどこも満車で入れない。完全に出遅れてしまった。そこで行き先を烏ヶ山へ変更し、鏡ヶ成まで30kmほどの移動となった。烏ヶ山は3年ぶりである(2016年3月の記録)。
休暇村奥大山前の駐車場に車を駐める。目的地である烏ヶ山のカーラ谷がうっすらと見える。
大山環状道路のゲートを越える。いつもは新小屋峠までは環状道路上を進んでいたが、すでにトレースもあるので、樹林の中を真っ直ぐに進むことにする。
あれ、雪がよさそう! この日も悪雪を覚悟していたが、どうやら期待できそうだ。
1060m付近で沢を左へ渡って、尾根に取り付く。
トレースに従って順調に高度を上げていく。
1300m小ピークに到着。
ここから烏ヶ山の山頂まで行こうとするならば、スキーをデポしての雪稜歩きとなり、場合によってはロープも必要になる。カーラ谷を滑るだけならば、スキーを担いでもう少し登った所からドロップするのもよさそうだが、ドロップしやすさという点でこの場所から滑ることにする。
その前にランチタイム。雲は多いが、風もなく展望は悪くない。
カーラ谷のオープンバーンは先行者によって多数のシュプールがつけられていたので、往路沿いの樹林を滑ることにした。滑ってみると、激パウと呼べるほどの軽い最高の雪だった。
こんないい雪ならば、登り返して、もう1回滑らなければ。
1270m地点まで登り返して、先ほどとは異なるノートラックのバーンへ。これまた最高の雪でした。1日でこれだけ雪質が変わるとは、自然の驚異を感じます。前夜は下界では湿雪でしたが、標高の高い地点では軽い雪がそこそこ降ってくれたようです。今シーズン最後と思えるパウダーを充分に味わって、鏡ヶ成へと下山しました。滑走シーンは動画をご覧下さい。
YouTubeにアップした記録動画です。
今後は気温も高くなることから、標高が高い山でないとパウダーは期待できないかもしれません。その代わり、ザラメの季節が早く到来しそうです。気持ちを入れ替えて、次のザラメ雪に期待しましょう。
Comments
北陸方面でも結構雨降りそうだったので、中国地方なら確実に雨、と思いきやパウダーとは。
山は行ってみないとわかりませんね。
大山でも結構バックカントリースキー盛んなんですね。
やはり、関西方面からの登山者が多いのですか?
Posted by: CIMA | February 23, 2019 07:00 AM
とりあえず行ってみるというスタンスはよいように思っています。
ダメ元で当たると嬉しいですから。
大山と氷ノ山は西日本では人気のBCエリアです。
夏山登山道方面はピーク狙いの登山者が多いですが、標高のわりにアルパイン的な地形は多数の滑走ルートを提供しています。
Posted by: マメゾウムシ | February 25, 2019 03:31 PM