毘沙門岳:ワンゲル部山小屋の裏山にて釣りと登山
ここのところ、天気が悪い週末が続いています。それならば平日に休暇を取ればよいということで、禁漁前最後の渓流釣りツアーに行ってきました。1日目はワンゲル部の山小屋のある奥美濃石徹白へ。前回行った際に傘を小屋に忘れたので、それを取りに行くついでに。午前はいつもの藪沢にてテンカラ竿を振り、午後は裏山である毘沙門岳に登り、1日しっかり運動してきました。
【日程】2018年9月28日(金)
【山域】奥美濃
【場所】毘沙門岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コースタイム】桧峠12:30〜林道毘沙門岳登山口13:31〜1201m小ピーク14:08〜毘沙門岳14:46-58〜1201m小ピーク15:35〜林道毘沙門岳登山口16:03〜桧峠16:28
前回に来た時は雨で増水していた藪沢だが、今回は平水に戻っていた。
今回は藪沢用にちょうちんテンカラも用意して試してみたが、釣果はこの小さな1尾とバラシ1回のみ。ちょうちんテンカラは、5mほどの長い餌釣り用の渓流竿に1.5mほどの短い仕掛けをつけたものだが、自然な感じで毛鉤を流すことができず、アワセも難しい。これも熟練の技が必要なのだろう。
結局、いつものレベルラインテンカラに戻したが、毛鉤が木に引っかかりまくるとしても、やはりこの方が面白い。ただし、釣果はこの小さな1尾のみであった。小さな藪沢なので、いつも釣ったイワナはすべてリリースしている。前回来てから2週間では、イワナはスレたままということだろうか?
藪沢での釣りだけだと半日コースなので、山小屋の裏山である毘沙門岳にトレーニングがてら登ってみることにする。実は毘沙門岳はまだ登ったことがなかった。
桧峠からの登山道上にはリンドウが咲いていた。もうすっかり秋だ。登山道はゴルフ場を回避するように作られており、えらい遠回りを要求される。地形図に毘沙門岳への登山道が載っていないだけに、道が合っているのか少々不安になる。
やがて林道に出るが、この林道は右にいかないといけない。そうすれば、すぐに登山道が見つかる。これをもし左に行くと迷うことになる。そんなわけで、少々時間のロスをした。
林道からの毘沙門岳登山道の入口にはこんな案内板がある。
植林の中を登る。
尾根に出ると、広葉樹が多くなり、明るくなる。
1201m小ピーク付近からの毘沙門岳。
登山道上の倒木にはムキタケが出ていた。たぶん...
こちらはツキヨタケ。こちらは明瞭な太い柄があるのが特徴。
スタートしてから2時間ちょっとで毘沙門岳に到着。低木に覆われて、あまり展望はよくない。
白山方面の展望です。PeakFnderというアプリで撮影しました。
向かいの大日ヶ岳です。雲がなければ、北アルプス方面も見えるらしい。
キノコが結構出ていました。
ベニタケの仲間? わからないものは取りません。
帰りはそのまま林道を進んでみると、ゴルフ場への車道に出た。登山者はおそらく立入禁止のところだろう。面倒なのでそのまま下る。
すると右に旧桧峠の案内が現れた。ここからは車道ではなく、登山道に戻って桧峠に下山した。ゴルフ場を迂回するようにつけられた登山道よりも、車道・林道経由の方が明らかに近いのだが、白鳥高原カントリークラブが登山者の通行を認めていないとのことだ。
満天の湯で汗を流してから、翌日の今シーズン最後の渓流釣りに備えて、100kmの道のりを白山麓へ移動したのだった。
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