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June 22, 2018

ワンゲル部PWにて、比良 明王谷 奥ノ深谷を遡行

先週末は、私にとっては3年ぶりになる比良の沢へ。明王谷・奥の深谷を、ワンゲル部OBのぬーい、現役のタッキー、そして私の3人で遡行してきました。日本百名谷に選ばれているだけあって、どの滝も美しい釜をもち、ナメも美しい沢でした。

【日程】2018年6月17日(日)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 明王谷 奥ノ深谷
【メンバー】ぬーい、タッキー、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】坊村8:49〜奥の深谷出合9:37-57〜4段40m滝下11:03〜2段4m滝下13:30〜登山道交差点13:49-14:12〜坊村15:19

私とタッキーは前夜入りし車中泊。翌朝に出町柳駅からバスで来たぬーいと合流。坊村8:41到着のバスは2台で、たくさんの登山者が下車した。

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それでは出発。

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3年前に白滝谷を遡行した時は、坊村からすぐに明王谷に入渓したが、今回はスタートが遅いので、林道にて奥ノ深谷出合に向かうとする。

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寄生植物であるギンリョウソウ。

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白滝谷にかかる橋が入渓地点。

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沢装備を装着する。タッキーの足下にはヒルが...

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橋のすぐ下流側が奥の深谷と白滝谷の二俣になっている。

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早速、1m滝が現れる。

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2m斜滝。

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7m滝は左から越える。

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4m斜滝。

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流れの中を直登。

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4m斜滝は右から越える。

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2段8m滝が姿を現した。

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クライマーでもあるぬーいが右の流れの右側を登る。

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後続はロープを出してもらい、巻き気味に登る。上部のトラバースが嫌らしかったので,ここは直登の方がよかったかもしれない。

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すぐに4段40m滝が姿を現す。

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3段目までは流れの右側を登る。

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3段目を登ったところで、釜を泳ぐ。

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4段目は右から巻く。

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巻く途中にあったプールにぬーいが飛び込むが、ヘドロが湧き上がり、悪臭が漂う。動物の死骸でも沈んでいるのかという臭さだった。この後、ぬーいは清い流れにて体を清めざるを得なかった。

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すぐに10m滝だが、右から巻くことにする。

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続く7m滝も一緒に巻く。

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3mナメ滝でちょっと一服! 若者たちはここでウォータースライダーを楽しむ。詳細については動画をご覧下さい。

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一服した後の3m滝は、釜を泳いで左奥から登る。この登るシーンも動画をご覧下さい。

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8m美瀑が姿を現す。左から巻けそうだが、嫌らしそう。

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結局、右から大きく巻くことに。途中、岩に矢印が書いてあった。

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登り切った後に、下降となったが、結構、下まで距離がある。練習も兼ねて、懸垂下降で下ることにする。ここでぬーいがザックを落としてしまう。やってはいけないミス。30mロープ1本だと距離が足りず、途中で1回切って、もう1回懸垂下降となった。

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沢に下りて、8m滝の落口を見下ろす。幸いなことにぬーいのザックは回収できた。

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5m斜滝は左から越える。

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4m斜滝と滝が続く!

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釜の左をへつって、左から越える。

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廊下状となって、その奥に8m斜滝。

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釜を泳いで、滝に取り付く。

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滝の右側を直登。

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続く斜滝は左側から越える。

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息つく暇がない!

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続く斜滝は右から越える。

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2段4m滝の下まで来ました。どの滝も美しい釜をもっている。こういうところは飛び込まないとね!

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2段4m滝はステミングにて。

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足が開かん! なんとか通過できた!

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7m滝は右から越える。

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最後の斜滝も釜が美しい! ここで若者たちは最後の禊ぎ!

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続くナメも美しい!

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進むと登山道が沢を交差している。

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ここで遡行終了。奥の深谷は、移動距離、標高差とも短いながらも、次々と滝が現れて、息つく暇もなかった。どの滝も美しく、さすがは日本百名谷に選ばれているだけはある。遡行時間は4時間ほどであるにもかかわらず、実に充実した遡行であった。

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沢装備を解除したら、登山道にて下山。

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白滝谷出合にはこんな注意書きが。沢は自己責任ですが。

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お疲れ様でした!

YouTubeにアップした記録動画です。

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Comments

私好みのきれいな沢ですねぇ。変化に飛んで面白そう。
地図を見る限り、まだ上まで行けそうに見えますが、大きな滝でもあるのでしょうか?

Posted by: CIMA | June 22, 2018 05:12 PM

いい沢でした。
この先は平凡な流れとなって、遡行する価値がなくなるので、ここで終了となります。

Posted by: マメゾウムシ | June 22, 2018 06:08 PM

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