いい条件で滑れた白馬金山沢
針ノ木大雪渓を滑った翌日は、白馬の金山沢へ。金山沢は2010年4月、2012年5月、2015年4月の3回ほど滑ったことがある。今年は雪融けが急速的に進んでいて、2012年の時のように下部で流れが出ているかと思ったが、そんなこともなく、デブリもそれほど酷くなく、比較的いい条件で滑れた感じです。
【日程】2018年4月22日(日)
【山域】北アルプス後立山
【場所】白馬 金山沢
【メンバー】タッさん、Fukikoさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2、ATスキー1
【コースタイム】栂池自然園駅9:12〜船越の頭12:06-32〜金山沢出合13:36〜猿倉13:59〜二股15:28
金山沢は入山と下山の場所が異なるので、車を1台下山口にデポしておく必要がある。ゴールデンウィーク前の二股・猿倉間はまだ林道が開通していないので、デポ地は二股になる。我々が行った7時にはすでに二股は車で一杯で、かろうじて1台を路肩に駐めることができた。
入山は、栂池高原スキー場からゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園から。栂池自然園ではまほろば倶楽部のヒロさんたち御一行とバッタリ!
平坦な栂池自然園を越えて、ダラダラとした登りに入る。
だんだんと斜度が上がっていき、台地を越えると最後の船越の頭への登りとなる。
前日の疲れが皆さん残っているようで...
スタートしてから2時間ほどで稜線上の船越の頭に到着。これで今日の登りは終了。
後立山の眺め!
白馬大池はまだ凍っているようだが、雪は少ない!
シールを外して2301m台地までドロップするとしますか!
前日の針ノ木大雪渓と同様に今日もシャバシャバの重雪だが、前日の滑りでうまく修正できているのか今日は滑りやすい。滑走シーンは動画をご覧下さい。
2301m台地から金山沢へ滑走。金山沢はデブリ地獄という噂があったので、少々不安ではあるが、行けないことはないでしょう!
急斜面では表面の雪が雪崩やすいが、人が巻き込まれるほどではない。
金山沢はいつ来ても雄大でダイナミック!
確かにいつもの喉の部分にデブリはある。
デブリの通過は問題はなかった。部分的に亀裂はあるが、2012年の時のように水が流れているわけではない。
全員デブリ地帯を無事通過!
大雪渓に出て、正面に白馬岳と白馬主稜。
スキーを履いたまま、右岸を少し登り、林道に合流。
林道を漕いだりしながら、猿倉荘まで滑ることができた。雪融けが速いながらも、金山沢は思った以上にいい条件で滑れたように思う。ゴールデンウィークならば猿倉まで車で入れるのだが、この時期はさらに二股まで林道を5.5kmほどを歩かねばならない。
林道上にはすでに雪は無いので、スキーを担いでの1時間半ほどの歩きとなった。この歩きのためにわざわざトレランシューズを持ってきていた。
紫色のキクザキイチゲ。
こちらは白色のキクザキイチゲ。
この時期の定番の花であるカタクリ!
無事、二股に到着。もう1台の車を栂池高原スキー場まで回収に行き、汗を流してから帰路についた。
いよいよ今週末からゴールデンウィークが始まる。今年は雪融けが速いので、GWのBCが今シーズン最後のBCになってもよいように悔いが無いように楽しみたいと思う。もちろん安全第一で!
YouTubeにアップした記録動画です。
Comments
楽しく拝読させて頂いています。
昨年の4月に大山振子沢の帰りの鳥越峠付近でルートを教えていただいたものです。
今年は同じ日に私も金山沢を滑りました。
しかも今年3月の振子沢は1日違いで滑っていました(汗)
ちょっとびっくりしてコメントさせて頂きました(^-^)👍
Posted by: essan | April 27, 2018 03:46 PM
コメントありがとうございます。
それは奇遇です。
またお会いできる時を楽しみにしております。
Posted by: マメゾウムシ | April 27, 2018 06:02 PM