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November 27, 2017

立山初滑り(2017-2018シーズン)記録編2日目:The Dayの立山

立山初滑り(2017-2018シーズン)の2日目の記録です。概要と1日目の記録はこちらへ。

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2日目(11月21日)

【天候】晴れ
【コースタイム】みくりが池温泉8:16~室堂山荘前8:43~祓堂9:24~浄土山10:50-11:13~浄土沢2370m付近11:47-12:40~山崎カール2710m付近13:55-14:16~雷鳥沢野営場14:38-48~雷鳥荘15:15~みくりが池温泉

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2日目は天気予報通りの好天となりました。

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若干、二日酔い気味ですが、朝食はしっかり食べます。これだけ食べれば、だいぶ腹持ちがいいです。

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剱岳も顔を出していました。

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本日はまずは浄土山を目指すとしますので、一ノ越方面へ。すでに先行者がいて、トレースあり。

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だいぶ上部は風が強そうです。嵐の翌日なので、ウインドスラブができている可能性があり、一ノ越に向かうルートも雪崩に要注意です。

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一ノ越手前から浄土山カールへ。ここからは我々だけのラッセルになりました。

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カールの中にもだいぶ雪煙が上がってます。

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やはり風の影響を強く受ける斜面にはウインドスラブができていました。浄土山カールの下から見て右側の尾根に取り付く際に、シューティングクラックが入りました。ただしスラブの厚さは5cm程度と薄く、急斜面を避ければ大きな雪崩が起きる可能性は少ないと判断し、尾根上のルートをそのまま取りました。

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雄山を振り返る。この時には気づきませんでしたが、マスコミ報道された雪崩の起こった後でした。雄山西側のルンゼにはしっかり雪崩跡があります。

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浄土山のカールにもデブリあり。山頂付近から長さ100mぐらい。すでにこの日の朝までの強風と前日の降雪でだいぶ埋もれていましたが、近日中に発生したものと思われます。大きな塊のデブリが多かったので、原因は雪庇の崩壊か?

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ラッセルして浄土山頂に着くと、剱岳が迎えてくれた。

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薬師岳を経て槍ヶ岳への日本オートルートの稜線。ここは2013年5月にスキー縦走しましたね。

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だいぶ風は収まってきましたが、山頂は寒いのでそう長居はできません。シールを外して本日最初の滑走に入ります。

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雄山を正面に浄土山のカールへ。少々雪崩リスクを感じますが、標高差80mほどで斜度も緩くなるので、雪崩が起こっても規模は小さいものだろうし、なんとか逃げ切れるだろうという判断でドロップすることに。

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ドロップすると、浮遊感のある最高のパウダーでした! この斜面は裏切りません! 積雪も安定! 滑走シーンは動画編をご覧下さい。

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続いてChiyukiちゃんもドロップ! 見て下さい、この息の合った2人のシュプールを! ちなみに2人とも相方がいますので、誤解がないように!

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最高!

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そのまま浄土沢へ滑り込むと、新しいデブリが! マスコミ報道のあった雄山西側ルンゼからの雪崩でした。

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そのまま浄土沢を標高2370m付近まで滑り込んで、

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ランチタイムとしました。風もなくなって暖かくなり、まったりと過ごす!

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まだ正午過ぎですので、山崎カールへ登り返すことに。ガイドツアーと思わしきパーティーがつけたトレースを使わせてもらいます。

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室堂山荘東側のボールにはスキーヤーが原因と思われる雪崩跡がいくつかありました。この時期の降雪後によくあることですが、安定な斜面もあれば、不安定な斜面もあるという感じです。地形を考えた行動が重要な日ですね。

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特に積雪に不安定性を感じなかったので、そのまま山崎カールへ登っていきます。

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奥大日と大日。富山は雲海の下です。

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山崎カールの標高2710m付近まで登って、ここから滑走することに。すでに雪はパック気味なので、これより上に行くとアイスバーンかな。

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山崎カールへドロップ。いい雪です。すでにいくつかシュプールはついていますが、シュプールがない所を選べます。

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Chiyukiちゃん、シュプールを合わせてくれます! ちょっと前まではパウダーを滑れなかったChiyukiちゃんでしたが、すっかりパウダーに慣れましたね。もともとテレマークの基本はしっかりしていて、滑りも私より綺麗なので、本来の実力でしょうね。

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山崎カールも結構シュプールがつきました!

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雷鳥沢野営場まで滑って、本日の滑走は終了。いい滑りができました! 野営場にはこれからテントを張ろうという学生の集団がいた。あとでわかったことですが、彼らは関西学院大学ワンダーフォーゲル部だったとのこと。声をかけて話しをすればよかった。シールをつけて、みくりが池温泉まで帰るとします。

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明日行く予定の雷鳥沢方面も結構シュプールがついています。

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雷鳥荘への登り返しは、いつもキツい!

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地獄谷の噴煙!

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閻魔台に着くと、だいぶ日も落ちてきましたが、いい風景です!

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16時にみくりが池温泉に無事帰還!

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温泉に入ったら、もちろんビール! 残念ながら、喫茶みくりの営業時間が終わっていたので、今日は缶ビールで乾杯!

宿では、アバランチナイト大阪の受付を毎年一緒にしているLoop Lineのtannoさん、この時期にみくりが池温泉でよく一緒になるRSSAの豊さん、FBで交流のあるかつおさんとバッタリ!

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夕食はかつおさん御夫妻と一緒に生ビール!

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さらに日本酒「立山」を購入して、食事後は豊さんも加わり、またも宴は続いたのでした!

立山初滑り(2017-2018シーズン)記録編3日目につづく

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Comments

Chiyukiさんの板は、DPS?
数年前から見掛けるようになりましたね。
雪崩は表層でしょうか、アイスバーンの上にサラパウが載っている感じなんでしょうかね。

Posted by: CIMA | November 28, 2017 at 06:13 AM

DPSです。
私は履いたことはありませんが、よいそうです。
雪崩は発生区がどういう状態かはわかりません。
比較的上部の急斜面なので、クラストした層の上に風で吹き上げられた新雪が載っていたのかもしれません。
ただし、私が見た所は新雪の表面5cmだけがウインドクラストしていました。
デブリの塊は小さかったので、破断した相は浅いと思います。

Posted by: マメゾウムシ | November 28, 2017 at 11:02 AM

 高です
 この日 雷鳥沢は要注意との事で、室堂山の展望台に 薬師岳を見に行きました。
 単独高齢者の 高は、ここなら誰かのトレースが有って楽できるかと思いましたが、失敗?!
 とりあえずこの斜面のファーストトラックをものにして、もう一本登り返して、後は 雷鳥荘前で 3本滑って遊んでいました。
 浄土山を挟んで行動していたんですね。
 浄土沢も風が強かったみたいですが、最高に良かったでしょうね!!

Posted by: 高です | November 30, 2017 at 12:33 PM

この日は午前中は風が強かったですが、なんとか耐えられる程度でした。
雪は最高でしたね。
雷鳥沢も結構シュプールがついていましたね。
流石に上部の沢の中にはシュプールはなかったですが。

Posted by: マメゾウムシ | November 30, 2017 at 02:11 PM

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