伯耆大山アゲイン1:八合沢から七合沢滑走!
先週末は、再び伯耆大山に滑りに行ってきました。1日目は、弥山に登頂し八合沢から七合沢を滑走。2日目は、元谷から振子沢を往復してきました。2週間前(4月1日、2日の記録)に行った時は、その残雪の多さに4月中は充分に滑れると思いましたが、急激に融雪は進んでおり、何度かスキーを脱ぎました。それでも充分に滑れたので、うまく最後のチャンスを掴めたと思います。まずは1日目の記録です。
【日程】2017年4月15日(土)
【山域】中国
【場所】伯耆大山
【メンバー】Fukikoさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク2
【コースタイム】南光河原駐車場9:48〜夏山登山道三合目10:50〜行者谷分かれ11:24〜六合目避難小屋11:44〜八合目12:38〜弥山13:03-37〜八合目13:55-14:05〜元谷堰堤右岸分岐14:40〜南光河原駐車場
今日のパートナーはベテラン山屋のFukikoさん。6時を過ぎているのに車が少ないのは、大気が不安定で天気がいまいちなためか?
出発の準備をして、テレブーツを履いたところで、急に雨が降り出し、本降りとなってしまった。しばらく待機することに。ダメならば温泉にでも入って、飲み始めるかと思ったが、睡眠不足もあり、せっかく履いたブーツを脱いで、シュラフに潜ったのであった。
トイレに行きたくなって起きたら、ちょうど雨が上がったところだった。来る途中に見た大山の南面は絶望的に雪が無くなっていたが、はたして滑れるだろうか? さすがに他にスキーヤーはいないだろうと思っていたら、隣でスキーの準備をしている人がいる。1週間前に七合沢を滑った記録をヤマレコにアップしていた広島のyasiyasiさんでした。貴重な情報ありがとうございました。
2年ぶりに夏山登山道を登ります。テレブーツは履いて、スキーは担ぎます。
テレブーツは実に歩きにくい。yasiyasiさんは長靴で登っていたが、それが正解かもしれない。
スキーの重量が肩にかかりますが、黙々と登ります。雪が出てきても、ルートが狭く、雪は途切れるので、シール登行はできない。
雨上がりで気持ちがよいのか、途中、ウサギが寝ていました。
六合目避難小屋まで来ると視界が開ける。なんとか元谷までは滑れるだけの雪が残っていて一安心!
雪はグサグサなので、アイゼンは必要はないが、多少の蹴り込みは必要。
急な登りを終えて、山頂台地に出ました! 山頂から通しでは滑ってこられないことが判明。
山頂小屋です。
山頂小屋から弥山の山頂はすぐです。
弥山から剣ヶ峰方面の眺め! 晴れ男の神通力で風も弱まり、天気が回復してきました!
滑る前に小屋で腹ごしらえ。yasiyasiさんとまた一緒になりました。
山頂台地は途中で板を脱ぐことなく
滑れました!
ちょっと板をかついで登り返して、八合目までは雪がついていないので、このまま下ります。
当初の予定は七合沢滑走でしたが、七合沢まで尾根を下りるのが面倒なので、八合沢にエントリーすることに。
八合沢は少々急です。部分的には40°ぐらいあるかもしれません。
八合沢は下部が狭くなるので、途中で七合沢へトラバースします。残雪がもう少しあれば問題ないトラバースですが、少々藪を漕ぎました。
七合沢は広い快適な斜面!
下部はちょっと石が多かった!
元谷まで滑れました!
滑った斜面です!
スキーを脱いで元谷堰堤の右岸に渡り、ほんのちょっとだけ林道に残った雪上を滑り、あとは板を担いで下山しました。
大神山神社奥社。
大山寺仁王門。
下山後は大山寺の近くにある豪円湯院で汗を流してから、大山在住のぴあんさんと合流し、地元でおいしいと評判な回転寿司へ。
もちろんこれ! 1名は申し訳ないですが、ノンアルコールビールです。地元で上がった新鮮なネタの寿司やつまみに舌鼓を打ち、地酒も堪能しました!
その後、ぴあんさん宅にお邪魔し、2次会へ。採れたてのタラの芽の天ぷらをご馳走になりました。大山を堪能した1日でした。
YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。
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