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April 27, 2017

残雪豊富な野伏ヶ岳で中央ルンゼ滑走!

三方崩山の弓ヶ洞谷左俣を滑った翌日は野伏ヶ岳を滑ってきました。ちょうど1ヶ月前に大日ヶ岳から銚子ヶ峰を経て野伏ヶ岳までスキー縦走をしました(2017年3月の記録)。野伏ヶ岳は毎シーズン1回は行くところである(2010年4月2011年4月2012年4月2013年4月2015年4月の記録)。しかし昨シーズンは驚くほどの積雪不足で修行系の藪スキーとなってしまった(2016年4月の記録)。今回は4月下旬でありながらも残雪豊富で、この時期としては珍しく快適な滑走ができました。

【日程】2017年4月23日(日)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】白山中居神社7:16〜シール登行開始(910m)8:09-22〜和田山牧場跡9:02〜ダイレクト尾根末端1130m9:36〜北東尾根合流点11:14〜野伏ヶ岳11:30-58〜中央ルンゼ滑走〜和田山牧場跡12:40〜滑走終了860m12:56-13:00〜白山中居神社13:31

当初の予定では、野伏ヶ岳南面を滑走した後に小白山のハシゴも考えていた。問題は小白山の山頂まで雪がつながっているかである。

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石徹白のワンゲル部の山小屋から白山中居神社は車ですぐである。1ヶ月前の3連休初日は7時でほぼ駐車場が満車だったが、今日は車が少ない。立山アルペンルートが開通したこともあるのだろうか。スキーヤーは見かけなかった。

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どれぐらいスキーを担いでの歩きになるのかが読めなかったので、今日はトレランシューズを履いて、テレブーツもスキーと共に担いで出発した。

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スタートしてから50分でシール登行を開始できた。この時期としてはかなり残雪が多い。

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標高950m付近で林道をショートカットした後は、林道を外れて和田山牧場跡まで尾根上を進んだ。

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牧場に出る手前で雪が少し途切れてしまったので、スキーをやむなく脱ぐことに。

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和田山牧場跡に出ると、野伏ヶ岳(左)と薙刀山(右)が正面に現れる。

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別山や銚子ヶ峰もくっきり見えています。

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林道をダイレクト尾根の末端を目指して進む。

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湿原は雪融けが進んでいて、水面が出ていました。

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ダイレクト尾根の末端に回り込んで、尾根に取り付く。

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ダイレクト尾根に乗ると小白山が見えるが、雪は山頂までつながっていない。本日の予定を小白山ハシゴから野伏ヶ岳の中央ルンゼ滑走に変更する。

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少々尾根上は藪が濃いが、これぐらいはなんとかシール登行できます。昨シーズンに比べたら楽なものです。早朝に出発した登山者が次々と下りてきます。後続にスキーヤーが1名いるようです。

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樹林帯を抜けるとさらに急登が待っている。

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少々斜度が急ですが、この程度はシールだけで登れます。

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北東尾根と合流すると、斜度が緩み一安心!

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今シーズン2回目の野伏ヶ岳登頂です。正面に荒島岳、奥に銀杏峰(右)や能郷白山(左)が見えます。

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奥に白山と別山。手前は1ヶ月前に縦走した銚子ヶ峰からの稜線です。

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右に赤禿山と大長山、左に経ヶ岳、奥には越前甲と加賀大日山が見えます。

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右に御嶽山、左に乗鞍岳も見えます。

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奥に北アルプスの稜線です。さてシールを外して滑るとしますか!

北東尾根とダイレクト尾根の合流点まで滑ると、スキーヤーが1人上がってきました。テレの革靴仕様の人でした。

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滑る予定の中央ルンゼは亀裂もほとんどなく、なんと面ツルです! 前日の弓ヶ洞谷左俣左谷と同じぐらいの斜度はあります。おそらく野伏ヶ岳で一番急な斜面です。

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快適ザラメです!

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いい感じです!

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あっという間に高度を落としました!

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たちまち山頂は遠くに。

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中央の白いラインが滑った中央ルンゼです。左の尾根がダイレクト尾根、右の尾根が北東尾根です。

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和田山牧場跡から振り返る!

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帰りは林道ジェットコースターです。

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杉の葉が落ちていたりで、ちょっと滑りが悪いですが...

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林道の雪が途切れたところで、滑走終了! 板を担いでの歩きは30分ほどで済みました。これぐらい残雪が残っていると、ゴールデンウィークも滑れそうです。ちなみに今年のゴールデンウィークは久しぶりに東北へ行きます。その後は北アルプス、白山、富士山など標高の高い山域が今シーズン最後のBCの舞台になりますが、あと2ヶ月は充分に滑れそうですね。


YouTubeにアップした記録動画です。たいへん申し訳ないですが、滑走シーンは最後の林道滑走が少しだけです。まさかの動画撮影用カメラのバッテリー切れでした。ザックの中でスイッチが入りっぱなしだったようです。気を付けねば!

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三方崩山:下部はデブリだらけの弓ヶ洞谷左俣左谷滑走!

先週末は賞味期限切れ覚悟で、飛騨・奥美濃方面へ滑りに行ってきました。ゴールデンウイークに予定している東北遠征に備えて、あまり遠出せずに経費節減のつもりでした。奥美濃・飛騨が近場と思ってしまうのは、ひょっとしたら一般の感覚からだいぶズレているのかもしれません。まずは、三方崩山の弓ヶ洞谷左俣を滑った報告です。

【日程】2017年4月22日(土)
【山域】北陸
【場所】三方崩山 弓ヶ洞谷左俣左谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】弓ヶ洞谷林道駐車地点630m6:16〜シール登行開始830m地点6:48〜1000m二俣7:29〜1330m二俣8:39〜1956m小ピーク西のコル11:15-46〜1000m二俣12:19〜滑走終了790m地点12:30〜弓ヶ洞谷林道駐車地点630m12:55

三方崩山は無雪期に1回登頂しているが(2015年11月の記録)、厳冬期には1回目は夏道から1350mまで(2012年2月の記録)、2回目も同じく夏道から1624m小ピークまで(2016年2月の記録)は登ったことがある。この時は往路の樹林帯を滑っただけである。積雪期には弓ヶ洞谷からのアプローチがよくされているが、雪崩リスクが高いルートである。今回は1ヶ月時期が遅かったかもしれないが、雪崩リスクの少ない残雪期に弓ヶ洞谷からのルートをたどってみた。予定としては、右俣を進み、三方崩山の北峰である皈雲山(1897.19m)に登頂し、往路を滑走するというものであった。

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前夜は道の駅飛騨白山にて車中泊し、6時に弓ヶ洞谷林道に移動した。 林道は奥まで車で入れそうであったが、無理をせずに最初の堰堤の下に駐車した。

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しばらくは雪のない林道をスキーを担いで進む。

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出発して20分ほどで雪が出てきた。

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林道終点近くからシール登行開始。

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春は細くて軽い板がいい!

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デブリが多い!

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左岸が進めなくなったので、右岸に渡らなければならないが、スノーブリッジは亀裂だらけ!

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スノーブリッジを渡って進むと正面に1000m二俣。予定では右俣を進むはずだったが、右俣出合の滝が出ている 。ここを突破できれば快適な斜面が待っているのだが、右俣右岸の残雪も少なく、高巻きも難しそう。仕方なく、左俣を進むことにする。左俣の方が斜度があるので、これでグレードが上がることになる。今回は単独なので無理はできない。行けるところまでのつもりで進むとする。

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堰堤がつづく左俣。

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右岸の雪が途切れてしまい、徒渉をすることに!

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水量は少なく、問題なく徒渉できた。

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壊れた最終堰堤を通過。

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正面が1330m二俣だが、このあたりはデブリだらけで、帰りの滑走が思いやられる。

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正面は右谷だが、地図では最後が崖マークになっている。斜度が急ではあるが左谷を進むことにする。

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スキーにクトーを付けて、 急な左谷を登る。

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雪が緩んでいるので、滑落しても大丈夫そうではあるが、気持ちのよいものではない。クトーで登れるギリギリの斜度という感じ。

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稜線までもう少し! 息が上がる!

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稜線に出ました! ちょうど1956m地点のすぐ西のコルに出ました。正面に三方崩山の山頂が見えます。左谷の出合からは標高差600mですが、2時間半かかりました。スキーを担いでアイゼンで登った方が速かったかもしれませんが、シール登行にこだわってもいいでしょう!

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登って来た弓ヶ洞谷左俣左谷です。

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白水湖は見えますが、白山は残念ながら雲の中です。

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三方崩山の山頂に行く時間は十分にありましたが、ガスが出てきたので、往路を滑ることにします。

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上部は快適ザラメでした! 下ると視界も出てきました。

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下るにつれて、重い湿雪に変わる。この1週間ほど右足の先端部に痺れもあり、どうも滑りに違和感が。攻めずに慎重な滑りに変えます。単独ですからね!

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デブリ地帯に突入! 修行滑りになります。

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それでも滑りはあっという間です!

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右谷と合流。

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帰りも徒渉です!

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右俣とも合流。

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帰りも亀裂だらけの危ういスノーブリッジを渡る!

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林道は最後まで雪をつないで。

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雪がなくなったら、板を担いで下山。

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登り5時間、下り1時間40分でした。なんとか賞味期限ぎりぎりで弓ヶ洞谷左俣左谷を往復できました。右俣に行くのであれば、もう1ヶ月早い方がよいでしょうね。

下山後はしらみずの湯で汗を流し、奥美濃の石徹白へ移動。

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実はこの4月からワンダーフォーゲル部の顧問に就任しました。ワンダーフォーゲル部の小屋が石徹白にあるというので、その小屋の様子を見に行くことが今回の旅の一番の目的でした。

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わざわざワンゲル部OBのかたが、私のために小屋を開けてくれていました。 夜はお酒を飲みながら楽しい一時を過ごすことができました。山小屋はスキーや雪山訓練に最適な場所にあります。夏から秋は一般登山はもちろん、沢登りやトレランもできるでしょう。現役部員のトレーニングにうまく山小屋を有効活用できればと思います。


YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

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April 21, 2017

伯耆大山アゲイン2:アルピニズム的に元谷から振子沢往復!

伯耆大山アゲイン2日目は、元谷から振子沢を往復してきました。スキーを担いでの雪壁と藪の上り下り、急斜面のトラバースなどスキーアルピニズム的な往復となりました。

【日程】2017年4月16日(日)
【山域】中国
【場所】伯耆大山
【メンバー】ぴあんさん、Fukikoさん、かねやん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク4
【コースタイム】豪円山駐車場8:37〜元谷堰堤右岸分岐9:22〜宝珠尾根1390m11:05〜ユートピア避難小屋12:05〜振子沢源頭1550m12:21-13:04〜振子沢1370m13:15〜振子沢源頭14:01-34〜宝珠尾根1390m14:58〜元谷堰堤右岸分岐15:52〜豪円山駐車場16:40

振子沢は2週間前に鳥越峠を越えて出合から途中まで登ったが、今回は地元在住のぴあんさんお勧めの源頭からのアプローチ。メンバーは、前日に一緒に滑った私とFukikoさんの2名にぴあんさんが加わり、岡山からはかねやんが参戦。4名で行くこととなった。

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スキーを担いで出発。少々前日のアルコールが残っていますが。

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林道はほとんど雪がないが、テレブーツは歩きにくい。トレランシューズでもよかった。

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45分ほどで元谷堰堤に到着。前日に滑った七合沢が見えます。

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堰堤の上でシール登行開始。ちょっと雪面に石が多い。

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沢を詰めて上宝珠を目指す。今日は天気がいいですが、ちょっと暑い!

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斜度が出てきました。

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宝珠尾根を目指しますが、雪は尾根まではつながっていない。最後は藪漕ぎになりそう!

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さらに斜度が増し、雪壁となったので、板を担ぎ、キックステップで登る。

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最後は藪漕ぎで宝珠尾根に出たが、その次は急斜面のトラバースが続き、少々、アルピニズム的! 雪が緩んでいるとは言え、気持ちがいいものではない。厳冬期は雪崩リスクがあるので、ルートには取れないだろう。

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稜線上のユートピア避難小屋に出て、緊張感が取れる。

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稜線をそのまま登っていくと、まもなく振子沢の源頭であった。

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正面に烏ノ山。シールを外してドロップします!

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快適なザラメ斜面!

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好きなようにシュプールを描く!

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本流に合流。正面が本流の源頭。

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あまり下りすぎると登り返しが大変なので、標高1370mまでで登り返すことにする。標高差にして滑った180mを登り返す。一番若いかねやんはもう1本滑りました。

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全員が登り返したところで、元谷経由で戻ることにします。

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トラバースはスキーを履いている方がいいですね!

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往きに登った藪をクライムダウン!

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雪壁もクライムダウン!

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元谷に戻ってきました。

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落石が頻繁にある大山北壁!

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再びスキーをつけて元谷堰堤まで滑る。

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堰堤からはスキーを担いで林道を戻る。半分以上はスキーを担いだ感じ。

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無事、豪円山の駐車場に戻りました。往復8時間でしたが、アルピニズム的な往復は結構疲労感があり、充実感を感じました。こういうヘンタイ系は嫌いではないです。奥の深さを感じた大山。来シーズンは厳冬期から通ってみたいと思いました。


YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

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April 20, 2017

伯耆大山アゲイン1:八合沢から七合沢滑走!

先週末は、再び伯耆大山に滑りに行ってきました。1日目は、弥山に登頂し八合沢から七合沢を滑走。2日目は、元谷から振子沢を往復してきました。2週間前(4月1日2日の記録)に行った時は、その残雪の多さに4月中は充分に滑れると思いましたが、急激に融雪は進んでおり、何度かスキーを脱ぎました。それでも充分に滑れたので、うまく最後のチャンスを掴めたと思います。まずは1日目の記録です。

【日程】2017年4月15日(土)
【山域】中国
【場所】伯耆大山
【メンバー】Fukikoさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク2
【コースタイム】南光河原駐車場9:48〜夏山登山道三合目10:50〜行者谷分かれ11:24〜六合目避難小屋11:44〜八合目12:38〜弥山13:03-37〜八合目13:55-14:05〜元谷堰堤右岸分岐14:40〜南光河原駐車場

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今日のパートナーはベテラン山屋のFukikoさん。6時を過ぎているのに車が少ないのは、大気が不安定で天気がいまいちなためか?

出発の準備をして、テレブーツを履いたところで、急に雨が降り出し、本降りとなってしまった。しばらく待機することに。ダメならば温泉にでも入って、飲み始めるかと思ったが、睡眠不足もあり、せっかく履いたブーツを脱いで、シュラフに潜ったのであった。

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トイレに行きたくなって起きたら、ちょうど雨が上がったところだった。来る途中に見た大山の南面は絶望的に雪が無くなっていたが、はたして滑れるだろうか? さすがに他にスキーヤーはいないだろうと思っていたら、隣でスキーの準備をしている人がいる。1週間前に七合沢を滑った記録をヤマレコにアップしていた広島のyasiyasiさんでした。貴重な情報ありがとうございました。

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2年ぶりに夏山登山道を登ります。テレブーツは履いて、スキーは担ぎます。

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テレブーツは実に歩きにくい。yasiyasiさんは長靴で登っていたが、それが正解かもしれない。

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スキーの重量が肩にかかりますが、黙々と登ります。雪が出てきても、ルートが狭く、雪は途切れるので、シール登行はできない。

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雨上がりで気持ちがよいのか、途中、ウサギが寝ていました。

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六合目避難小屋まで来ると視界が開ける。なんとか元谷までは滑れるだけの雪が残っていて一安心!

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雪はグサグサなので、アイゼンは必要はないが、多少の蹴り込みは必要。

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急な登りを終えて、山頂台地に出ました! 山頂から通しでは滑ってこられないことが判明。

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山頂小屋です。

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山頂小屋から弥山の山頂はすぐです。

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弥山から剣ヶ峰方面の眺め! 晴れ男の神通力で風も弱まり、天気が回復してきました!

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滑る前に小屋で腹ごしらえ。yasiyasiさんとまた一緒になりました。

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山頂台地は途中で板を脱ぐことなく 滑れました!

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ちょっと板をかついで登り返して、八合目までは雪がついていないので、このまま下ります。

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当初の予定は七合沢滑走でしたが、七合沢まで尾根を下りるのが面倒なので、八合沢にエントリーすることに。

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八合沢は少々急です。部分的には40°ぐらいあるかもしれません。

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八合沢は下部が狭くなるので、途中で七合沢へトラバースします。残雪がもう少しあれば問題ないトラバースですが、少々藪を漕ぎました。

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七合沢は広い快適な斜面!

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下部はちょっと石が多かった!

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元谷まで滑れました!

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滑った斜面です!

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スキーを脱いで元谷堰堤の右岸に渡り、ほんのちょっとだけ林道に残った雪上を滑り、あとは板を担いで下山しました。

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大神山神社奥社。

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大山寺仁王門。

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下山後は大山寺の近くにある豪円湯院で汗を流してから、大山在住のぴあんさんと合流し、地元でおいしいと評判な回転寿司へ。

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もちろんこれ! 1名は申し訳ないですが、ノンアルコールビールです。地元で上がった新鮮なネタの寿司やつまみに舌鼓を打ち、地酒も堪能しました!

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その後、ぴあんさん宅にお邪魔し、2次会へ。採れたてのタラの芽の天ぷらをご馳走になりました。大山を堪能した1日でした。


YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

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April 07, 2017

伯耆大山 振子沢偵察はデブリランド!

ガンバリウスで大山地ビールを飲み放題した翌朝は、やはり早起きできず、遅めスタートで振子沢へ偵察に行きました。鳥越峠を越えると新雪と旧雪の結合が悪く、気温の上昇もあり、デブリランドと化していました。おまけに目の前で雪崩も発生(動画を含む報告はアップ済み)。新雪は浅く、人が埋没するほどではなかったのは幸いでした。

【日程】2017年4月2日(日)
【山域】中国
【場所】伯耆大山 振子沢
【メンバー】Fukikoさん、Nobukoさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク3
【コースタイム】奥大山スキー場9:15〜鳥越峠10:53-11:28〜駒鳥避難小屋11:49〜振子沢出合12:07〜振子沢1220m12:41-13:07〜登り返し地点(駒鳥避難小屋近く)13:17-30〜キリン峠下1350m14:47-15:08〜奥大山スキー場15:56

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前日に引き続き、奥大山スキー場をスタート。

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地ビール飲み放題の翌朝ですので、二日酔いで足取りは重い!

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それでも歩いていると次第に二日酔い状態は改善されてくる。鳥越峠直下は結構急でしたが、なんとかシール登行で登る。

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鳥越峠で一服。北側は雪庇になっています。

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シールを外して鳥越峠の北面へ雪庇の脇からドロップします。

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滑り出しの急斜面はクラストしていて硬かったので、慎重に高度を落とす。下部は柔らかい雪でした。

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途中から尾根をトラバース気味に越えて入った東向きの沢地形は、カリカリのベースに新雪が載った状態で結合が悪く、スキーカットでスラブが簡単に落ちる状態。

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新雪は薄く人が埋まるほどではなかったが、慎重に滑って高度を落とす。

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キリン沢に出ました。

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振子沢の出合はデブリランドと化していました。鳥越峠までは積雪に不安定さを感じることはなかったのですが、鳥越峠を越えると新雪と旧雪の結合が悪い。同じ山域であったとしても、ある斜面の積雪の安定性に関する情報が別な斜面には必ずしも適用できないことを改めて実感しました。

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振子沢を進むと斜面が広くなる。

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いい斜面です。

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これから斜度が急になろうとする標高1220mで、帰りのことを考えて、ここで引き返すことにする。スタートが遅かったし、今日は偵察が目的だからね。とりあえずプシュッ!

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シールを外して。

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急斜面は落ちまくってデブリだらけ。

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湿雪ストップ雪でしたが、あっという間に振子沢出合まで滑る。

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再びシールをつけて鳥越峠方面へ登り返すというその時に!

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ゴーッという音とともに、樹林帯としては比較的大きな雪崩が目の前で起こりました。雪崩の詳細についてはすでにアップした報告をご覧下さい。人が埋没するほどではありませんでしたが、直撃を受けていたら部分埋没はしていたかもしれません。かなり重い湿雪だったので、脱出は結構苦労したかもしれません。

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雪崩に気を付けて登り返すとします。

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正面が鳥越峠ですが、シールで登るのは厳しそうなので、右に見える尾根に取り付くことにしました。

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皆さん、往復にこの尾根を使われているようです。しっかりトレースがついていました。

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複数のパーティーがちょうど登り返していました。

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キリン峠の近くまで登りましたが、ここは2012年3月に鳥越峠から来たことがあります。

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同行女子2名も登って来ましたので、最後の滑走に入るとしましょう!

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上部のオープンバーンはそこそこ斜度もあっていい滑りができました。滑走シーンは動画をご覧下さい。

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下部は前日と同様に湿雪ストップ雪でしたが、トレースの上を滑ればスキーは走ります。

まだまだ積雪豊富な大山ですが、4月中は充分に行けそうです。


YouTubeにアップした記録動画です。

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April 06, 2017

伯耆大山・槍ヶ峰沢スキー & 地ビール飲み放題

毎年恒例の春の大山地ビール飲み放題&スキー(2014年2015年2016年の記録)を今年も開催しました。西日本のテレマーカーが24人も集まりました。そのうちの16人+子ども1名で、槍ヶ峰方面へツアースキーに行ってきました。

【日程】2017年4月1日(土)
【山域】中国
【場所】伯耆大山 槍ヶ峰
【メンバー】マメゾウムシ、西日本のテレマーカー15人、子ども1人
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク16
【コースタイム】奥大山スキー場9:56〜文殊越11:16〜槍ヶ峰下1360m11:59〜1290m(槍ヶ峰沢で滑走)12:18-14:01〜奥大山スキー場14:39

全体の集合は9時に奥大山鏡ヶ成スキー場でしたが、ツアー参加者は奥大山スキー場に車で移動。前日に降雪があり、鏡ヶ成スキー場周辺は厳冬期と思えるような雪景色でした。

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16人のテレマーカーと子ども1名の計17人が出発します。子どもはお父さんにおぶられていきます。

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今年の大山は積雪豊富です。取り付くには、これだけの高さの雪壁を登る必要があります。

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これだけの大人数なので、ゆっくりと進みます。

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時々立ち止まっては、全員が登ってくるのを待ちます。

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前日降った新雪は少々のラッセルとなりますが、問題はありません。

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槍ヶ峰沢のオープンバーンが見えてきました。ここで遊びます。

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新雪と旧雪の結合は問題なさそう。登れる所まで登って。

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オープンバーンを滑ります。

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ややパック気味の雪でしたが、悪くはないです!

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雲が取れて、青空も広がりました。ブッシュが出ていた去年とは大違いの積雪量です。

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各自、何度か登り返して2時間ほど自由に滑りました。

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私の滑りです!

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槍ヶ峰沢はシュプールだらけになってしまいました。

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それでは帰るとしましょう!

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下部の緩斜面は湿雪ストップ雪に手こずる。

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全員無事に下山しました。

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大山をバックに記念撮影!

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夜は、毎年恒例のガンバリウスでの地ビール飲み放題パーティー!

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2次会は秘密のキャンプ地にて、深夜まで宴が続いたのでした。


YouTubeにアップした記録動画です。

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April 05, 2017

蓮華温泉湯治スキー

なかなかタイムリーにブログが更新できませんが、3月末の平日に、北部白山管理人のIさんと富山のクスミンの3人で、蓮華温泉に湯治&スキーに行ってきました。当初の予定は、1日目は白馬大池・天狗の庭経由で蓮華温泉に行き、2日目はツアーコースではなく、フスプリ山に登って風吹大池・蒲原山経由で木地屋に下りるでした。しかし、直前に降雪があり、その積雪の状態を考慮した結果、普通に振子沢・ツアーコースで木地屋に下山となりました。蓮華温泉は平日のため宿泊者も少なく、たいへん静かに過ごすことができ、温泉と悪雪スキーを満喫できた2日間でした。

【日程】2017年3月28日(火)〜29日(水)
【山域】北アルプス・後立山
【場所】蓮華温泉
【メンバー】Iさん、クスミン、マメゾウムシ
【天候】3/28 晴れのち雪、3/29 晴れ
【装備】テレマーク2、ATスキー1
【コースタイム】
3/28 栂池自然園駅9:36〜天狗原11:20〜蓮華温泉ロッジ13:25-46〜露天風呂(薬師湯)14:09-37〜蓮華温泉ロッジ14:54
3/29 蓮華温泉ロッジ7:32〜林道引き返し地点8:17〜ツアーコース入口8:31〜ヤッホー平(林道)9:13〜角小屋峠10:41〜ワサビ沢11:59〜白池12:38〜木地屋13:37

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栂池高原スキー場からの風景は、とても3月末とは思えないぐらい雪が豊富。前日に降雪もあったようで、まるで厳冬期のようです。平日なので駐車場も空いています。知っている顔が。二木さんにせんじゅのご主人でした。行き先は我々と同じく蓮華温泉とのこと。

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ゴンドラ・ロープウェイを乗り継いで栂池自然園駅に上がる。いい天気ですが、前日は風が強かったようで、積雪がパック気味。ちょっと用心です。

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何度も通った天狗原への道を登る。意外と積雪は安定している感じです。北面はわかりませんが。

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一瞬、ガスがかかりました。

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いつもよりだいぶゆっくりと天狗原に登りました。

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白馬乗鞍岳に取り付いているいる人はいますが、我々は長く滑れる振子沢に直接入ることにしました。そうなるとだいぶ時間に余裕が出てきますので、のんびりスキーで行くことに。今回は年度末の疲れを癒やすためのツアーですから。

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シールを外して。

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新雪ではありますが、重雪ですのでパフパフとはいかない!

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それでも滑りは楽しい!

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大休止もしたり。天気もよく実に暖かい! 昼寝ができるぐらい!

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狭い沢筋を抜けたら、林道に出て。

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14時前に蓮華温泉に到着! 受付を済ませて露天風呂へと行きたいところですが、なんと露天風呂はお湯の出が悪くて入れないとのこと。時間はありますので、とりあえず源泉の見学に行くことにします。

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露天風呂までは110mの標高差を登る必要があるため、スキーを履いていきます。天気が急激に悪くなって雪となりました。

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とりあえず露天風呂に入れましたよ。実はほぼ冷水でした。ヘンタイである以上、話のネタにこれぐらいはしないとね。入浴後は身体がむしろポカポカになりました!

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蓮華温泉ロッジに戻ってくると、本格的な降雪となり、まさに厳冬期と思える景色となっていました。

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内風呂で入浴し直してから、早速ビールで乾杯! 炬燵に入ってまったり過ごすこの時間は、何とも言えない快楽ですね!

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夕食後も宴は続いたのですが、いつの間にか炬燵に入りながら眠りに落ちていました。

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翌朝は見事な快晴。朝日に染まる雪倉岳!

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出発時に宿泊者一同で記念撮影!

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朝日岳や五輪山!

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今日はヤッホー平からの尾根でフスプリ山に取り付く予定。ツアーコースではなく林道でヤッホー平に向かうことにします。

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ノウサギの食痕と糞。

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今年は積雪が豊富で雪庇も残っています。 林道は斜面のトラバースとなるので、結構危ういところを通過する羽目になる。ザラメ化すれば積雪も安定するんでしょうが、結構リスキーです。こういう所は間隔を開けて通過しなければなりません。

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一難去ってまた一難! 林道が急斜面となっていて、雪もクラストしていそう。残念ながらこれ以上は進めません。

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仕方なく引き返して、素直にツアーコースを行くことにします。

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シールを外して本日最初の滑走。

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新雪の下のベースはカリカリで、ちょっとテクニカルな滑走となりました! この雪の状態でのフスプリ山経由は厳しそうなので、ツアーコースで木地屋に下山へとコロッと考えが変わってしまった。今回はあくまで癒やし目的のツアーですから。

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沢のボトムまで滑ったら、再びシールをつけて。

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ヤッホー平へ登り返します。

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素晴らしい風景です!

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蓮華温泉も見えます!

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林道に出たらダラダラと進みますが、やはり途中に危うい斜面のトラバースがありました。念のため間隔を開けて進みます。

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角小屋峠への登りに入ります。いつの間にかトップになっていたので、ラッセルとなります。これぐらいの登りは1人でラッセルしないとね!

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角小屋峠に着きました。まだ雪庇があります。ここでシールの役目は終わり、あとはすべてシールなしで行けます。

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さて、この日一番の斜面になります。

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これがストップ雪でまったく快適ではなかったのでしたが、しっかり斜面にお絵かきはできました!

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しばらくダラダラと進んで。

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あとは快適な滑走のはずが、湿雪ストップ雪で腿がパンパンになりながらの滑走。この状態を考えると蒲原山経由でなくてよかった!

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木地屋にデポした車の場所に直接出るために、最後は送電線の下の悪雪を滑ったり、危ういスノーブリッジを渡ったりして。

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最後の斜面が雪崩れたりしましたが、無事デポ地点に下山できました。ツアーコースでこんなに手こずるとは思いませんでした。このコースはやはりザラメの時期に行くべきですね。

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下山後はおたり名産館で蕎麦を食べてから、栂池高原スキー場にもう1台の車を回収しに戻りました。この状態だと5月連休までは余裕でツアーコースは滑れそうです。


YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

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April 03, 2017

伯耆大山・鳥越峠北面の沢での面発生湿雪表層雪崩

奥大山スキー場より鳥越峠を越えて振子沢へバックカントリースキーに行ってきました。

鳥越峠までは積雪に不安定性を感じることはなかったのですが、鳥越峠を越えると新雪と旧雪の結合が悪く、気温の上昇もあり、急斜面ではスキーカットでスラブが落ちました。

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振子沢に入ると、周囲の急斜面から落ちた新しいデブリだらけでした。

帰りに鳥越峠に登り返すときに自然誘発で雪崩が起きました。

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幅5m、長さ100m、深さ15〜20cmで、規模は1.5弱程度の面発生湿雪表層雪崩。写真では破断面が見えます。場所は駒鳥避難小屋近くの鳥越峠北面の沢、標高1020m、北向きの急斜面です。発生時刻は2017年4月2日の13時30分頃。新雪は浅いので、人が埋没するほどではありませんでした。

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デブリの末端です。

動画は第2波の雪崩が来たところで、慌ててカメラの録画のスイッチを押しました。

ある斜面で得られた積雪の安定性評価が他の斜面に必ずしも適用できないことを強く実感しました。安全第一でこれからも行動したいと思います。

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