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December 11, 2016

捻挫しても歩き通した大峯奥駈道 1日目(近鉄吉野駅〜行者還小屋)

以前からやってみたかった大峯奥駈道の完全縦走。部分的には沢登りついでに、もしくはピークハントの際に歩いているが、奥駈道全部を通して歩いてはいなかった。今回、冬山前のトレーニングも兼ねて、近鉄吉野駅から熊野本宮まで縦走してきました。スピーディーに3日間で縦走するつもりが、2日目に捻挫してしまい、苦しみながらもなんとか4日間かけて熊野本宮までたどり着けました。

【日程】2016年12月2日(金)〜5日(月)
【山域】大峰
【場所】大峯奥駈道
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】12/2 晴れ(明け方に霧)、12/3 晴れ、12/4 晴れのち雨、12/5 晴れ
【コー スタイム】
12/2 近鉄吉野駅0:06〜金峯山寺0:35〜吉野水分神社1:25〜金峯神社2:00〜大峰登山口(分岐誤り)2:45〜引き返し地点3:09〜正しい分岐点3:19〜四寸岩山4:21〜足摺小屋4:39〜二蔵宿小屋5:38〜大天井ヶ岳7:00〜五番関7:49〜洞辻茶屋9:38〜山上ヶ岳10:25-48〜小笹ノ宿11:21〜阿弥陀ヶ森11:53〜大普賢岳13:02〜七曜岳14:22〜行者還小屋15:28(泊)
12/3 行者還小屋4:18〜一ノ峠5:22〜奥駆道出合5:45〜聖宝ノ宿跡6:30〜弥山7:12〜八経ヶ岳7:40〜舟ノ峠9:06〜楊子ノ宿9:44〜仏生ヶ岳10:31〜釈迦ヶ岳12:26-49〜深仙ノ宿13:17〜太古の辻13:45〜天狗山14:25〜嫁越峠14:51〜地蔵岳15:12〜涅槃岳16:34〜証誠無漏岳16:52〜阿須迦利岳17:14〜持経ノ宿17:26(泊)
12/4 持経ノ宿3:18〜平治ノ宿4:05~転法輪岳4:30〜倶利伽羅岳4:56〜行仙岳6:17〜行仙宿山小屋6:35〜笠捨山8:25〜地蔵岳9:25〜香精山11:12〜塔ノ谷峠11:09〜古屋の辻11:43〜蜘蛛ノ口12:10〜花折塚13:23〜玉置山展望台13:48〜玉置山14:12〜玉置神社14:17-45〜玉置山展望台15:30(泊)】
12/5 玉置山展望台4:02〜玉置神社4:48〜玉置辻5:27〜大森山7:10〜五大尊岳(北峰)8:31〜大黒天神岳10:00〜山在峠10:39〜吹越宿跡10:56〜吹越峠11:24〜七越峰11:43〜熊野本宮12:51

大峯奥駈道には75靡とよばれる75箇所の行場がある。単なる縦走では面白くないので、今回はその行場を可能な限り確認していこうと決めた。そのために以下の書籍を読んで予習までして臨んだ。

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75靡のうち第49靡の「菊の窟」はいまだ場所が特定できてない魔所とのことで、縦走路からなんらかの形跡を見つけられないか、ちょっと冒険的な気持ちもあった。ロープ等の登攀具は持って行かないので、遠方から確認するだけしかできないのだが、2日目に捻挫してしまったことで、そんな余裕は実際には無くなってしまったが...

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1日目(12月2日)(近鉄吉野駅〜行者還小屋)

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12月1日の22持ぐらいに自宅を出て、近鉄吉野駅に最終の1本前の電車で0時前に到着。私以外に降りた客はいなかった。ヘッドライトを点けて吉野山への道を歩き出す。今日は仮眠せずに歩き続けるつもりなので、長い1日になりそうだ。

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30分ほどで金峯山寺に着く。

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静まりかえった第73靡の金峯山寺蔵王堂。車道は時々車が通過する。

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大峯奥駈道を示す標識が現れた。奈良県内ではこの標識が適当な間隔で配置されていて助かったが、4日目に和歌山県に入ると見られなくなった。

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第72靡の吉野水分神社を通過。

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第71靡の金峯神社を通過。

この後、林道から登山道に入ったりするのだが、夜道はヘッドライトだけだと分岐を間違いやすい。霧が出るとさらにわかりにくい。それで四寸岩山への分岐を見過ごしてしまい、吉野新道の方に入ってしまった。本来は尾根道のはずがトラバース道だったため、GPSで道が間違っていることを確認し、25分ほどで本来の分岐点に戻ることができた。夜歩く時はGPSは必携です。

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最初の1000m峰である四寸岩山を通過。

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小雨がぱらつき、寒かったので、四寸岩山から下ったところにある足摺小屋で休憩。

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中はこんな感じで、土間なので、宿泊には不向きと思われる。

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足摺小屋から比較的すぐに二蔵宿小屋。ここは第69靡。11月〜3月は閉鎖されていて使えません。

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大天井ヶ岳への登りに入ると、周囲が明るくなってきた。

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大天井ヶ岳に到着。ヘッドライトをしまう。

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大天井ヶ岳から下って五番関を通過。女人結界門なので、ここから山上ヶ岳一帯にかけて女人禁制です。

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標高が高くなってくると霧氷が目立つようになる。

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このあたり零下だったようだ。木段など凍っているところもあり要注意。

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洞辻茶屋を通過。ここは第68靡の浄心門になる。洞川からの登山道とも合流する。ここでようやく人と会う。

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洞川から山上ヶ岳へ は何度か登っているので馴染みである。

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山上ヶ岳の大峯山寺に到着。ここは第67靡である。

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山上ヶ岳の山頂にも立つ。晴れてはいるけど、気温は低く寒い。ここまで吉野駅から10時間が経過。長めの休息とする。

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第66靡の小笹ノ宿までは山上ヶ岳から30分ちょっと。ここは豊富な水場があり、以前泊まったことがある。まだ正午前なので進みます。

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第65靡である阿弥陀ヶ森の女人結界門を出る。ここからは女性も歩けます。

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第64靡の脇ノ宿はいつの間にか通過していて、大普賢岳への登りに入る。

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第63靡の大普賢岳に到着。ここは和佐又からピークハントに来たことがあり。また神童子川ノウナシ谷を遡行した際に、下山のために大普賢岳から行者還小屋まで歩いたこともある。

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これから目指す弥山方面の山々。

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山上ヶ岳を振り返る。

大普賢岳から行者還小屋までがアップダウンに苦しめられ、寝不足と疲れもあり、思ったよりだいぶ長く感じた。第61靡の弥勒岳、第60靡の稚児泊、第59靡の七曜岳は意識しないまま通過していた。

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ようやく行者還岳の正面に到着。ここは第58靡だが、以前に山頂は踏んでいるので、そのまま行者還小屋へ行くことにする。

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途中の水場で水を5L補給しておく。

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本日の宿である行者還小屋に到着。今日は33.2km、15時間半にも及ぶ行動距離と時間であった。

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小屋の内部はきれい。トイレもあるし、毛布もある。ビールで乾杯。ここで大失態に気付く。なんと主食のアルファ米4食分を家に忘れたことに気付く。行動食を節約してなんとか3日はもたせることにする。4日となった場合は、最終日は食べないで行動することも覚悟した。寝不足なので、この日は早めに就寝とした。

2日目につづく

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