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June 29, 2016

富山の雑穀谷でクライミング:ロープワークの確認

先週末は、スキー仲間でありアルパインクライマーでもある富山のクスミンからお誘いを受け、沢シーズン始めのロープワークの確認も兼ねて、雑穀谷にクライミングに行ってきました。

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この岩場は、2年前にクライミングに訪れているが、堰堤工事のために今後登れなくなる可能性がある岩場だ。幸いなことに、建設計画の見直しで工事の着工が延期された。富山県はクライマーに理解を示し、当初予定していた2016年の着工時期や規模を再検討することにしたそうだが、予断は許されない状況は変わらない。

当日は、クスミンと私以外にも、同じくスキー仲間であるレッドバロンさんやヤットシくんや、その友だちなども集まり、合計7人でロープワークやビレイの基本を確認しながら、クライミングを楽しんだ。ロープワークは沢も雪山も基本は同じですが、やはりクライミングで身につけるのが一番。しっかり確認できました。詳細についてはレッドバロンさんのブログにアップされているので、私の方は簡単な報告のみで。

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ガンガン登るというよりはロープワークの確認中心なので、易しいAフェイスにて練習。

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トップロープで1本登って、クライミングの感覚を取り戻したら、やはりリードですね。

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セカンドのビレイや懸垂下降もしっかり練習。

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ヤットシくん、体が重そうでしたが、頑張ってました!

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クスミン手作りのチーズケーキをいただきました。美味しかったです。どうもありがとうございました。

今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、なんとか日中はもちました。

しっかりロープワークを確認し、これからはしばらくは沢中心でいきます。クライミングもそれなりに面白いので、時々はクライミングもやろうかな...

翌日は白山の沢で渓流釣りの予定が、雨で中止に。残念!

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June 24, 2016

高野山・不動谷川 弁天谷

先週末は土曜日だけの天気がよいということで、近場で公共交通機関で行ける高野山の弁天谷を単独で遡行してきました。ほとんどの滝が直登できるお手軽な沢でした。

【日程】2016年6月18日(土)
【山域】紀伊
【渓谷名】紀ノ川水系 不動谷川 弁天谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】紀伊細川駅10:22〜林道終点10:41-50〜4段45M滝下11:30〜二股12:12〜車道12:57〜弁天岳13:30-59〜女人堂14:15〜極楽橋駅14:56

弁天谷はお手軽な沢らしいとは聞いていたが、初めて遡行する沢ではあったので、念のため補助ロープや下降器は装備として持って行った。

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南海高野線の紀伊細川駅は私以外は誰も下車しないのではと思っていたが、ハイカーが結構下車していた。どうやら遊歩道があるらしい。

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駅は高台にあるので、下の車道まで下りて、その車道を南に進むとすぐに東に方向が変わる。

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500mばかり進むと対岸に渡る橋があるので、それを渡ってそのまま林道を終点まで進む。

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林道の終点にある広場から弁天谷に入渓する。

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ナメと小滝がすぐに始まる。緩やかな流れの中にはアブラハヤが泳いでいる。

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ミニゴルジュの中に現れた深い釜をもつ4Mほどの滝。この滝だけ胸まで浸かるのが嫌だったので、右から巻いてしまった。

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3〜4M滝を何度か越えて現れた12M滝。左をへつってから登る。

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その後に現れた4段45M滝。傾斜が緩いので直登が容易。

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4段の上の方。

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ナメ滝。

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滝が続く。

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赤岩のナメ。

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岩が赤い!

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二股に到着。水量の多い右股を進みます。

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だいぶ水量が少なくなりました。

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堰堤が行く手を阻むが左から容易に巻く。

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不法投棄されたタイヤ。この辺りからゴミが増え出す。上の車道から捨てられたものらしい。

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まだ滝が現れる。

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2つめの堰堤は右から越える。

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車道が見えたので、沢から左へ入り、笹や木を掴みながら急登を登る。

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車道に出ました。車道を北に進めばケーブルカーの高野山駅があるのですが、ピークである弁天岳を目指すとする。

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車道の反対側から水のない沢へ再び入る。

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ガレを詰めようと思ったが、かなり崩れやすそうなので、右の笹の中に入る。

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これが笹の密度が高すぎで、なかなか前へ進めない。

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車道から30分の激しい藪漕ぎで、なんとか登山道に出て、そのまま登ると、すぐに弁天岳山頂でした。

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ここで沢装備を解除して、服装もハイキングスタイルに着替える。

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下山は登山道を女人堂へ。

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それから不動坂を下る。

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高野山にも熊が出たらしい!

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軽快に下って。

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駅名になっている極楽橋を渡ったら

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極楽橋駅に到着!

なんとこの駅には売店がなく、楽しみにしていたビールが買えない!

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家に帰ってからシャワーを浴びて、ようやく冷たいビールにありつけました。

弁天谷の魅力は二股までかな。その後の部分はゴミを車道から捨てる心ない人たちのおかげで台無しでした。それでも楽しかったですけどね。

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シーズン始めは金剛山高天谷

今シーズン最初の沢行は、釣りメインでしたが、白毛門岳の東黒沢だったのですが、やはり沢メインでないと気分的には始まった気にはなれない。先日、フエルトを貼り替えた沢靴の調子もみたかったので、いつもシーズン始めに行く金剛山高天谷を遡行してきました。

【日程】2016年6月12日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左股
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社10:48〜高天滝下10:56〜10M大滝下11:13〜二股12:14〜左股終了地点(郵便道)12:50-13:03〜高天彦神社13:36

今日は天気は曇り、午後は14時ぐらいから雨予報が出ていた。高天谷に行くときはいつも遅めの出発だが、雨が降り出す前にはなんとか下山できそうな感じ。

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足下はフエルトを貼り替えたばかりの秀山荘オリジナルの沢靴で。

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高天滝までの登山道(郵便道)は、2013年の台風18号による土砂崩れのため通行止めとなっているが、今は土砂崩れ箇所の迂回ルートができている。しかし高天谷に入渓するには、この通行止めの看板を無視して旧登山道を進まなければならない。

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通行止めの原因となった崩落箇所の下の沢床は、相変わらず倒木に覆われている。

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すぐの高天滝はかつては6Mあったが、河床が土砂で埋まってしまったので、1mは低くなっている。以前は直登が難しかったのだが、意外と容易に左側をフリーで登れてしまった。岩の崩壊でホールドとスタンスが新たにできたのかな? 巻く場合は左岸側に踏み跡があります。

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高天滝の落口から。

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その次は4M滝とそのすぐ上の堰堤。4M滝は以前に直登したことがあるが、結構バランスが要求される。左側にお助けひもがあるので、堰堤とともに高巻く。

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堰堤の上から。

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その次は前半で最も大きい10M大滝。これは直登は無理なので、左岸から巻く。

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しばらく行くと、いつもの倒木帯が行く手を阻む。左からの支谷方向から落ちてきている。

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今回は巨岩が多い!

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どうやら右岸から新たな崩落があった模様。通行には要注意箇所です!

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崩落帯を抜けると、連瀑帯に入ります。

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3M前後の滝が続きます。

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ほとんどの滝がフリーで登れます。

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古い堰堤が現れると二股は近い。以前はもう1つ堰堤があったが、2013年の台風18号の被害で壊れてしまって、残骸が残るだけ。

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二股に到着。本流は右股だが、詰めが楽な左股を進む。右股にはナメ滝が続くが、最後は急登を木登りして、ダイトレに出る。

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左股には4段40Mの大滝が待ち受ける。最初は少々脆い感じがするが、滝身を容易に登れる。

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上部は高度感がある。

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大滝を超えると一気に源頭の雰囲気となる。

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ところが、2段5M程度の滝が現れる。

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滝を越えると、急にチョロチョロとした流れに変わり、植林の中を進むことになる。

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すぐに水がなくなり、しばらく登ると左側に郵便道と呼ばれる登山道が見えてくる。

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ここで沢装備を解除。フエルトを貼り替えた沢靴は快調でした。今にも雨が降りそうなので、山頂には行かず、郵便道を下山することに。

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30分ほどで高天彦神社に下山すると、雨が降り出しました。ギリギリセーフ! 近くのかもきみの湯で汗を流してから帰路につきました。

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沢靴のフエルト貼り替え

沢靴は主に秀山荘オリジナルClimbZoneデラックスを使っています。他にサブシューズとしてモンベルのサワートレッカーも使っている。後者は去年の沢行で、沢靴を忘れてしまったために、急遽、現地購入したものです。

その秀山荘の沢靴がわずか1シーズンで見事にフエルトがすり減ってしまったので、フエルトを張り替えることにしました。やはり沢行の日数が多いからでしょうね。購入先に頼むと貼り替えに1万円ぐらいはするらしい。秀山荘は東京の店で、こちらは大阪在住のため、自分で張り替えることにした。

この貼り替えのために参考にしたホームページは、2702mさんの白山山系の渓50ROUTEの中にある沢の小技集「フエルトの貼り替え」です。この通りに行いました。

貼り替え用のフエルトは秀山荘より通販で取り寄せる。1足分1,800円なり。

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他に必要なものは、革手袋、大型のカッター、ペンチ、ボンド(コニシ・ボンドG17)、新聞紙です。

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まずは沢靴の底に合わせて色鉛筆で縁取りします。これは実際の大きさよりも少々大きめに縁取りした方がいい。大きい分にはあとでカットできるが、小さいと使い物にならくなるので、新しいフエルトが無駄になってしまいます。

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縁取りよりも気持ち大きめにカッターでフエルトをカットする。1回ではフエルトの底までカッターの刃が抜けないが、何度かカッターを入れてなぞっていけば、うまく切り取れます。

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替フエルトがカットできました。

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クッションと古いフエルトの間にカッターで切り込みを入れてから、古いフエルトをペンチで少しずつ剥がしていきます。結構力のいる作業です。秀山荘オリジナルの場合は靴のつま先側からの方が剥がしやすかったが、踵側からの方が剥がしやすいこともあるようです。

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少しずつ慎重に剥がしていきますが、ある程度剥がせれば、剥がすのが楽になっていきます。

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両足とも剥がせました。秀山荘オリジナルは他のメーカーの沢靴よりも比較的剥がしやすいようです。

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ボンドを新しいフエルトと沢靴のクッションに塗ります。塗る順番は、フエルト側が先です。新しいフエルトにはその前にボンドを1回前塗りしています。この前塗りによる下処理で、フエルトの起毛が抑えられ、接着しやすくなります。下処理の詳細については、2702mさんのホームページをご覧下さい。

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ボンドがべたつかなくなるまで乾かしてから、沢靴とフエルトを貼り合わせます。履いたりして体重をかけます。あとは余分なフエルト部分をカッターでカットして完成です。つま先部分はもう少しフエルトが出っ張っていた方がよかったかもしれません。

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うまくいったので、一杯!
張り替えた沢靴で2回沢に行きましたが、問題は生じておりません。

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June 23, 2016

14年ぶりに参加の谷川岳慰霊祭

すでに3週間前の話題ですが、立山で2016年の板納めをして下山した後は、そのまま谷川岳へ移動。目的は、大学院生時代に所属していた神奈川県の山岳会の恒例行事である谷川岳慰霊祭に参加するためです。実に14年ぶりの参加です。今会っておかないと、もう会えないかもしれない先輩方が多くなってきましたからね。

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6月3日(金)の晩は谷川岳PAで車中泊。立山から谷川岳まで300kmもありました。

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白毛門岳の登山口に到着。ここで初めてお会いする後輩のAさんとIさんと合流。

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慰霊祭は実は翌日で、実は釣りをするために早く来ました。東黒沢に入渓。入渓者が多く、たぶん釣れないでしょうが、東黒沢はナルミズ沢へのアプローチに使われる沢なので、偵察だと思えばいいことにします。

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フライで攻めるKさん。私はテンカラです。

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谷川の沢らしくナメがきれいです。ここならばアクアステルス底がよさそう。まあ、それでもフエルト使うでしょうが。

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ハナゲの滝です。左側を登れますが、しっかりした巻き道もついてます。しかしまったく魚影がありません。

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白毛門沢との二股で引き返すことに。次回は白毛門沢を詰めたいですし、2回計画して悪天などで行けなかったナルミズ沢へも行ってみたい。

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上からみたハナゲの滝。巻き道で簡単に下りられました。その後、湯桧曽川の本流でも釣ってみましたが、1回アタリがありましたが、残念ながらバラしてしまい、ボウズとなりました。

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翌日は慰霊祭のため、一ノ倉沢へ。ここに谷川岳で亡くなった先輩方のレリーフがあります。あれ、出合に雪がないよ!

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いつもならば残雪の上を二ノ沢の出合まで歩いて行けるのですが、今年は雪不足のため、なんと沢登り。

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二ノ沢の出合でこんな感じです。慰霊祭の前にいつもここで雪上訓練をしていたのですが、これではできませんね。

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出合からの一ノ倉沢周辺の岸壁群の眺め。

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こんな感じです。

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そして14年ぶりに慰霊祭に参加。懐かしい先輩方と初めて会う後輩達。時間が経ちましたね。次はいつ行けるだろうか? それまで皆さん元気でありますように!

600kmのドライブで大阪に戻りました。

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2016年シーズン板納め in 立山

多忙のため、なかなかブログの更新が追いつけませんが、シーズンの締めはしっかり報告しておかないといけませんね。2016年シーズンの板納めは例年通りに立山でしてきました。

【日程】2016年6月3日(金)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】立山室堂8:36〜山崎カール2930m地点10:34-11:06〜雷鳥沢野営場11:38-12:16〜雷鳥荘12:38-58(雷鳥荘前の斜面を滑走・登り返し)〜みくりが池温泉13:20-35〜立山室堂

当初の予定では富士山での滑り納めを考えていたのですが、季節外れの寒波が来るということで標高の高い富士山から立山に変更。立山も寒いのではと思っていたが、実際には暖かい1日となりました。

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立山に行くならば、やはり平日がよいです。早朝の立山駅はかなり空いています。のんびりまったりできます。

今シーズンからアルペンルートではスキー・ストックはカバーに入れて運ばないといけない。その代わり、荷物量は取られなくなったが、カバーの分、荷物はかさばることになる。少々面倒です。

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室堂に着いて、雄山山頂を眺めると、山崎カールへの雪渓は途切れているようにも見えた。これは雄山山頂からエントリーするよりも、雪渓を詰める方が無難そうだ。

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一ノ越手前までトレースを進み。

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それから山崎カールへ斜面をトラバース。

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あとは山崎カールをシールで詰めていく。

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雪はまだ硬いので、クトーを装着し、雪渓末端を目指す。

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標高2930mの尾根上まで登ると、山頂の社務所が近くに見える。

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剱岳が正面に!

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それでは山崎カールを滑走します。

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滑り出しは硬かったが、最初はまずまず。しかし、途中から縦溝がうるさくなる。

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雷鳥沢野営場まで滑ったが、中盤以降は縦溝がうるさく、高度を落とすだけとなってしまった。

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山崎カールを振り返る!

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快適な状態であれば、雷鳥沢も滑る予定だったが、まあいいかという感じ。

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スキーを担いで雷鳥荘まで登る。

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やはりもう1本ということで、雷鳥荘前の地獄谷から吹き出した硫黄で黄色くなった雪面を滑る。

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そして帰路へ。

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みくりが池温泉で寄り道!

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溶けてきたみくりが池。

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地獄谷。

YouTubeにアップした記録動画です。

2016シーズンも無事に終わりました。滑走日数はちょうど50日。雪不足のシーズンでしたが、50日滑ることができれば文句は言いません。また来シーズンよろしくお願いします。

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