盛会にて終了! 第13回テレマークスキー&クロカンスキー関西講習会
西日本最大のヒールフリースキーのイベント「テレマークスキー&クロカンスキー関西講習会」が、今年も1月29日(金)〜31(日)の日程で、兵庫県の神鍋万場スキー場で開催されました。
暖冬による積雪不足により、会場の万場スキー場が1月中旬までオープンしない状況で、なかなか参加申込が増えない状態が続きましたが、最終的には100名近くの申込があり、無事開催となりました。
これまで1参加者として楽しんできたイベントでしたが、今年は3日間ともスタッフとして、1日目は初心者クラス、2日目と3日目はバックカントリークラスを担当させていただきました。他にも、中級・上級・細革・BCクロカン対象のクラスも設けられました。参加して下さった皆さん、どうも有り難うございました!
初日はしっかり本降りの雨でびしょ濡れ。写真を撮る余裕がなくてゴメンナサイ。それでも私が担当した3人は頑張ってくれました。最終日にはしっかりテレマーク姿勢を決めていましたね!
ゲストテレマーカーの中塩順大さんです。
1日目の晩はカニすき! 美味しかった! 宴は夕食後も続いたのでした!
土曜日である2日目の朝が開会式でした。1日目は平日ということもあり、参加者が少ないので。
2日目も朝から雨でしたので、バックカントリークラスは午前中の講習を机上講習としました。講師の川崎さんからツアー計画の立て方、私の方から雪崩とリスクマネージメントについて説明しました。
午後は、万場スキー場のトップで、ビーコンの特性と使い方、悪天時でのツエルトの使い方、ピットを掘っての積雪の安定性評価についての実習を行いました。
滑走練習も少々。バックカントリーで多用する横滑りやツーステップターンなど。
2日目の夜は恒例の懇親会!
10年以上にもわたってこの講習会の開催に尽力されてきた坂根夫妻です。当時の西日本にはテレマークスキーの情報もなく、スクールもない状況で、西日本のテレマーカーのネットワーク作りと技術向上のために機会を設けようとしたとのこと。恐れ入ります。イベントの企画は決して楽なことではありません。
講師の挨拶です。左の3人はゲストテレマーカーの園田佳代さん、稲垣勝範さん、中塩順大さんです。3月のてれまくりでもお会いできると思いますよ。
日曜日はミニツアーへ。
シール登行の練習。キックターンがしっかりできるように。
バックカントリーでは地図を読んで、しっかり自分の位置を把握しておくことは重要です。
シールを外して滑走。
林道を滑ってゲレンデへ戻る。ツリーランが少なかったのは物足りなかったかな? まあ、講習会なので、安全第一で!
3日にわたった講習会もいよいよ閉会式です。
日曜日の朝に行ったテレジェンヌ滑走コンテストで表彰された上位5名の女性テレマーカーたちです。優勝者にはスキー板が贈られました!
テレジェンヌ全員で記念撮影!
最後は参加者全員で記念撮影!
当初はどうなるかと思いましたが、無事に開催されて、盛会のうちに終了しました。
このような形式で行う関西講習会は今回で最後です。来年は異なるスタイルでのヒールフリースキーのイベントを開催することになりそうです。
今後もKTC関西テレマークスキーコミッティをよろしくお願いします。
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