雨飾山で藪漕ぎラッセル・藪漕ぎスキー
年明けBCツアー第2弾の4日目は、3日続けた栂池から場所を変えて雨飾山P2を目指しました。積雪不足で藪が濃く、ラッセル・滑りともに大変でしたが、P2手前の1650mコルまで登って、なんとか滑って下りられました。修行系ですが、頑張れば行けるというレベルでした。
【日程】2016年1月10日(日)
【山域】頸城・海谷
【場所】雨飾山
【メンバー】クスミン、Nさん、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り時々雪
【装備】テレマーク3
【コースタイム】小谷温泉山田旅館6:56〜雨飾荘7:41〜雨飾キャンプ場8:48〜1650mコル12:31-54〜大海川13:43〜雨飾キャンプ場14:36〜山田旅館15:36
さすがに同じ所に3日続けて行くと、違う所に行きたくなる。雨飾山方面が積雪不足で藪が濃いことはわかっていても、変態のサガで行ってしまいました。
山田旅館から先の林道はしっかり雪はついていて、シールで歩ける。雪の上には前日に入山したと思われるスキーヤーのトレースがついていた。
途中の林道ショートカットは、藪が濃いながらもなんとか行けた。鎌池への分岐を過ぎると、目指すP2と雨飾山が姿を見せる。
雨飾キャンプ場を通過。
先行者のトレースはキャンプ場の北に位置する沢を詰めていったもよう。南尾根は下部の藪が濃すぎて、取り付くのが難しい。私たちは夏道がついている尾根に取り付くことにした。
藪漕ぎラッセルの始まり! 行く手を藪が阻むので、ルート取りが難しい。
なんとか尾根に乗った。
あいかわらず、藪が登行の邪魔をする。
ようやくすっきりとしたブナ林となった。
P2が見えてくると、また藪が濃くなった。
P2手前の1650mコルに着いたのが12時半。頑張ればP2まで行けそうだったが、藪の濃さとその上のオープンバーンの積雪が不安なので、今回はここまでとした。下りは藪漕ぎスキーは必至だし、何が起こるかわからないので、時間に余裕は持っておくべきだろう。
基本的に藪漕ぎスキーだったが、途中のブナ林では快適なツリーランができた。
しかし、下るに連れて、藪は濃くなる。
最後はどこを滑ればよいのかというところを直滑降で滑って、窪地で顔面ダイブ! 詳しくは記録動画を観て下さい。
とりあえず、3人とも無事に大海川へ下りられた。
スキーにシールを貼って、大海川の河原をキャンプ場まで歩く。
干し山葡萄がたくさんありました。
キャンプ場からはシールを剥がして、トレース上を滑って。
無事、下山しました。楽しかった! いったい、この達成感と快感は何だろうか? ドM変態ワールド?
夜はもちろん打ち上げ! ハクノリのクスミン亭居候、最後の晩でした。どうも有り難うございました。
YouTubeにアップした記録動画です。
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