三方崩山:BCのための偵察
鷲ヶ岳スキー場で初滑りを終えた翌日は、飛騨の三方崩山を登って来ました。このあたりはバックカントリーエリアでもあり、滑走ラインの偵察が目的でした。
【日程】2015年11月21日(土)
【山域】白山
【場所】三方崩山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】道の駅飛騨白山7:15〜林道終点7:51〜1244m8:47〜1624m9:35〜1956m10:33〜三方崩山11:11-37〜1956m12:15〜1244m13:10〜林道終点13:50〜道の駅飛騨白山14:10
久しぶりに一般登山スタイルで。久しぶりに履く登山靴でした。
登山道の案内に従い、林道に入る。
林道は車でも入れるが、ダートの箇所もあり、車は道の駅に置いておくのが無難。
標高の低い所はちょうど色づいている感じ。
35分ほどで林道終点に到着。車中泊仕様の車が1台駐まっていました。
階段から登山道に入る。
落葉でちょっと道が不明瞭。
ムラサキシキブの実?
結構な急登です。久しぶりの登山靴でぎこちない。
尾根に乗ったところで、立ち枯れのブナに生えたキノコを取っているおじさんと遭遇。取っていたキノコはナメコで、ちょっと遅くて乾き気味のものばかりとのこと。
地形図ではそのまま尾根に道がついていることになっているが、実際には斜面をトラバースしてやや谷地形をジグザグに登る。
再び尾根に乗って、平坦になった所が標高1244m地点であった。なかなかよいブナ林です。
2012年の2月にスキーで来た時のことを思い出す。あの時はいいパウダーでしたが,今シーズンも期待したい。
1624m付近で崩壊した斜面が左側に現れる。
結構な急登が多い。
木の枝についた水滴が凍っていたので、気温は低い。
1956m付近でようやくガスが晴れてきて、山頂が見えました。
崩壊斜面に気を付けて進み、山頂まではすぐでした。ゆっくり登って4時間でした。
高曇りですが、北アルプスがはっきり見えました。
奥三方岳へは道が付いているようでした。
ガスが取れたので、滑走ラインの偵察ができます。
弓ヶ洞谷左俣。スティープで見事な雪崩地形ですが、雪が安定していれば最高のパウダー滑走ができそう。
三方崩山上部はヤセ尾根なので、雪が付くと結構リスキーな通過になる。北峰からアプローチするのがよいかも。
尾根の反対側を滑って、白水湖への林道に出るのもよいかも。
下山もゆっくり下って。
途中でナメコを見つけました。
旬は過ぎていてちょっと乾き気味のナメコでしたが、鍋にして食べたら不味くはなかったです。
林道終点にはトンネルがあり、そこから水が流れ出ています。
結局、キノコ狩りのおじさん1名にしか会いませんでした。たまには静かにのんびり登山もよいです。
翌日は白山登山の予定。この晩も居酒屋ヴォクシー開店となりました。
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