金剛山高天谷でロープワーク練習
先週末は、土曜日にホームの金剛山高天谷にて、ロープの結び方、確保の仕方、懸垂下降といった基本的なロープワークの練習をSさんとしてきました。目的はSさんに基本的なロープワークを覚えてもらうこと、そして私自身についても、曖昧に理解していた多機能型ATC(BD ATCガイド)の使い方をしっかり確認してきました。
【日程】2015年7月11日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷
【メンバー】Sさん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社11:30〜二俣14:10〜郵便道15:15〜高天彦神社16:00
今年2回目の高天谷ですが、前夜は三の宮で呑んでいたので、朝は遅めの出発。ローソン御所名柄店で11時に兵庫のSさんと待ち合わせして高天彦神社へ。
沢支度を整えたら、通行止めの看板を無視して高天谷方面への道を進む。
高天滝までの登山道(郵便道)は、2013年の台風18号による土砂崩れのため通行止めとなっているが、今は土砂崩れ箇所の迂回ルートができている。
最初の高天谷は左岸を巻く。
次の4M滝とその上の堰堤はまとめて右岸を巻くが、ロープを出して確保練習!
10M大滝は、左岸の赤テープのある箇所から踏み跡に従って登っていけば、比較的容易に巻ける。
この踏み跡を外すと結構高巻きに苦労します。
連瀑帯の滝は直登!
古い堰堤のところで、懸垂下降の練習!
1本目は念のためプルージックで自己確保してもらって下降。2本目は確保無しで!
途中で見つけたツチアケビ!
ツチアケビはランの仲間で、光合成を行う葉を持たず、養分の全てを共生菌に依存している腐生植物。
二俣は詰めが容易な左俣へ!
最後の4段40Mは念のためロープで確保して抜けると、植林地の急登に出る。すぐに郵便道と合流して、沢装備を解除。
単独の時は2時間もかからずに抜けられるが、今回は3時間45分をかけてしっかりロープワークの練習ができました。
郵便道を高天彦神社へ下山。
登山道沿いに花を咲かせていたオオバギボウシ(ウルイ)。
下山後はかもきみの湯で汗を流してから、翌日の前鬼川遡行のために大峰方面へ60km以上の移動。道の駅吉野路上北山で駐車場宴会となりました。
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