黒部源流周回スキー4:三俣山荘〜三俣蓮華岳〜黒部五郎岳
5月連休に行った黒部源流周回スキーの4日目の報告です。コースタイムや天気などの概要については速報をご覧下さい。
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4日目(5月5日):三俣山荘〜三俣蓮華岳〜黒部五郎岳
悪天の翌朝は見事に天気が回復してました。朝から登山者やスキーヤーが小屋の前を通っていく。しかし、目の前の鷲羽岳は雪が少なすぎ!
しかし、雨の後の明け方の冷え込みで雪はカチカチ。こういう時は滑落の危険があるため、無理せずに、雪が緩む頃を見計らって出発するべき。9時過ぎに小屋を後にし、三俣蓮華岳へシール登行開始。
三俣蓮華岳の山頂までぶなの会のメンバー2名と一緒でした。新穂高から入山し、高天原温泉まで行って戻ってきたとのこと。彼らに我々3人の写真を撮っていただいた。
槍ヶ岳のアップ! 飛騨沢の雪は肩まではつながっていない!
今日は黒部五郎岳を越える。黒部五郎小舎へ向けて滑走!
三俣蓮華岳の北西斜面を2670mまで滑走。4日目ともなると荷物がだいぶ軽くなっているので、滑りの方も楽しむだけの余裕が出てきます。
それからトラバース気味に稜線に戻る。
そして黒部五郎小舎への気持ちよい斜面を滑走!
下部は縦溝が深くなり、つい油断して縦溝に板を取られて1回転倒。小屋前にいたギャラリーに見られたな!
黒部五郎小舎では、神岡カラコルムクラブのsinoyosiさんとお会いした。太郎平小屋で2泊して、今日は太郎平小屋から双六小屋へ縦走中とのこと。話題のNewmarkビンディングを見せていただいた。これは軽い!
いよいよ黒部五郎岳への長い登りに入る。カールからではなく尾根から山頂を目指す。その方が雪がつながっていそうということで。
途中、急斜面のトラバースを強いられた。緩んではいたが滑落したら、かなり下まで落ちるだろう。ヒヤヒヤ!
ついに登り切った。黒部五郎小舎から2時間半ほどかかった。
ここまで来れば一安心! 明日は下山できます。
いよいよ本日最後の滑走!
縦溝のないフラットな斜面を気持ちよく滑走!
中俣乗越手前のコルまで滑って、そこを今晩の幕営地とした。雪融け水の流れがあり、雪を溶かさずに済んだのは助かった。
最後の晩はSayaちゃんが持ってきた黒霧島250ccを3人で分けて、お湯大量のお湯割にして大切にチビチビ飲みました。
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