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January 23, 2015

籾糠山:単独ラッセルで6時間かけて登頂

週末出勤の代休が取れたので、平日に単独で白川郷の籾糠山に行ってきました。覚悟はしていましたが、やはり単独ラッセルとなり、6時間かけてなんとか登頂できました。今回の簡単な記録が岳人2月号の岳人サロンに掲載されました。

【日程】2015年1月21日(水)
【山域】白山
【場所】籾糠山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【装備】テレマーク
【コー スタイム】国道360号線白川村冬季ゲート7:03〜尾根取付点(650m)7:21〜1400mピーク10:49〜1280m地点10:57〜籾糠山13:00〜1280m地点13:38〜1400mピーク14:18〜国道360号線白川村冬季ゲート15:26

昨シーズンに登った猿ヶ馬場山から眺めた籾糠山。過去にも2回登ろうとし、天気が悪くて行けなかった山である。ようやく今回行く機会を得た。

前夜は道の駅白川郷で車中泊したが、白川郷周辺の道路は乾いており、どうやら前日に降雪はなかったようだ。国道360号線白川村冬季ゲートの手前にあるスペースに車を駐め、ゲートを越えて林道を歩き始める。

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雪は悪くはない。ゲートから15分ほど歩いたところのヘアピンカーブから尾根に取り付こうとしたが、スキーを履いたままでは雪壁を乗り越えられない。スキーを脱いで、先に板を上に置いてから這い上がった。

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尾根はすぐに急登を強いられるようになった。ラッセルはそんなにきつくはなかったが、木が比較的密なので、なかなかルート取りに苦労した。

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標高1000mを越えたあたりからようやく斜度が緩くなった。1人ラッセルとはいえ、標高差350mほどを登るのに2時間もかかってしまった。このペースでは山頂までたどり着けないかもしれないと不安がよぎる。悪いことにスポーツドリンクを忘れてしまった。飲物はお湯が500ccあるだけ。ロングルートに行くとしてはちょっと水が足りない。この水不足は後半に脱水状態によるパフォーマンスの低下を招くことになる。

後ろを振り返ると、三方岩岳や野谷荘司山が見えたが、白山は雲の中であった。

P1210322

標高1250mぐらいから緩やかな尾根上を進むことになり、目指す籾糠山方面や猿ヶ馬場山が見えるようになる。

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喉の渇きが気になるが、持っているお湯は大切に飲み、あとは雪を舐めたりして凌ぐ。そのためか脱水気味でパフォーマンスが低下して息が上がる。

籾糠山へは稜線通しに行くとすると、アップダウンがあまりに大きい。そのため1400mのピークより、いったん大瀬戸谷方向に120mほど下り、籾糠山に突き上げる谷を登って行くルートが取られる。

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谷を進むといっても、比較的谷は浅く、周囲の傾斜もそれほどではないので、雪崩リスクは低いと思われる。単独ラッセルを黙々と続ける。

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標高1610mまで登ると谷ではなくなり、ようやくピラミッド状の山頂部が正面に見えた。

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後は山頂を目指すだけである。制限時間いっぱいのギリギリではあるが、なんとか山頂まで行けそうである。

山頂部は、わずかの距離であるが急なため、シールでは登れず、つぼ足で登頂。

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正面に猿ヶ馬場山。ここから猿ヶ馬場山まで行って日帰りした人もいるそうだが、今回は時間だけでなく体力的にも無理でしょう。

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時間にそれほど余裕はないので、とりあえず素直に往路を戻ることにします。

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まあまあのパウダーでしたが傾斜が緩いので、面白さはイマイチ。今回は単独でしたので冒険しませんでしたが、おそらく谷の右岸側の尾根を滑れば、もっと楽しめると思います。

シールを付けて1400m地点へ登り返しましたが、結構ヘロヘロでした。

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あとは滑るだけ。14時半前でしたので、トラブルがない限りは日没には余裕で間に合いそうです。一安心!

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標高を下げるにつれて、雪がグサグサの湿雪に変わり、滑ると雪ダンゴが大量に落ちてくる始末。大きい雪ダンゴは人の頭よりも大きい。斜面はボコボコ状態に。おまけに木の密度も高くなり、ヘロヘロの状態で結構テクニカルな滑りが要求されました。

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それでもスキーは速い。林道までは滑り出してから1時間ほどであった。山頂まで6時間かかっても、帰りは登り返しを含めても2時間半はかかっていなかった。

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ゲートを越えて終了!

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滑りはイマイチでしたが、ロングルートを単独ラッセルして登頂できた充実感は大きい。誰とも会わず、静かなBCだったのもよかった。やはり私はスキーヤーというよりは山屋なんですね。

天生山地はまだ開拓の余地がありそう。スキー向きのよい斜面が、きっとまだあるに違いない!

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