白馬スキー遠征2:裏ヒヨ
4日間のスキー遠征の2日目は裏ヒヨに行ってきました。裏ヒヨは去年の同じ時期(2013年12月の記録)にも行っていますし、4月(2014年4月の記録)にも天狗原経由で滑っています。単独ラッセルでしたが、静かなバックカントリースキーを楽しめました。
【日程】2014年12月21日(日)
【山域】北アルプス後立山
【場所】ヒヨドリ峰 裏ヒヨ
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク
【コー スタイム】栂の森林道入口9:08〜早大小屋9:25〜ヒヨドリ西峰10:09-11:03〜親沢登り返し地点11:32-51〜若栗の頭13:08-34〜ハクノリスキー場13:54-14:16〜栂池高原スキー場14:44
夏に野口五郎小屋でお会いした千曲川滔々-ⅡのカモシカNagaiさんも栂池に来られるということで、出発前に駐車場でお会いしました。その際に信州のテレマーカーである不良中年の楽しみの杉山さん、信州山遊びねっとの立木さん、Rommyさんをご紹介いただきました。今後ともよろしくお願いします。
立木さんと一緒にゴンドラに乗り込み、栂の森へ。他のメンバーは今日はゲレンデ練習だそうです。立木さんはここから天狗原までハイクアップということでお別れして、私は栂の森リフトを乗り継ぎ、ゲレンデトップから林道に滑り込んだ。
林道の昨日のトレースは見事に消えていた。
1名のスキーヤーが準備を済ませ、さっさと出発していった。残念、先頭ラッセルを取られた。私も支度を済ませて出発し、トレースを追う。
この日は低気圧通過の後で冬型の気圧配置となるため、天狗原は強風と視界不良が予想される。ということで、天狗原経由はやめて、ヒヨドリ峰から親沢に滑り込むことにした。
先頭のスキーヤーは成城小屋方面へ向かったため、早大小屋からは待望の1人ラッセルとなった。
いつ登ってもここは急でハードなラッセルとなります。
カーボンメガワットならばラッセルもガシガシ行けます。
早大小屋からは1時間かからずにヒヨドリ西峰に到着。視界はあり、ちょっと飛ばしすぎたかな?
風もさほど強くなく穏やかです。天狗原に行かないで正解だったかもしれません。前日に引き続き、念のため北側斜面でピットを掘りました。この写真はピットを埋めた後です...
しっかりと今日は観察。雪面から37cmと51cmのところで、結合の悪い相を確認。CTM5と7でSCで破断。前日の南面は安定していたのに、北面は不安定性がありますね。樹林帯であることと、スラブ化はしていないという判断で、予定通りに親沢へドロップすることにする。地形の罠的なところもあるので、慎重な行動で行きます。
ちょっと重めの湿雪パウダーでしたが、悪くありませんでした。
30分ほどの滑りで若栗の頭への登り返し地点に到着。途中、沢が空いている所がいくつかありましたので、落ちないように気をつける必要ありです。
若栗の頭までは単独ラッセル再開!
1時間20分のラッセルで若栗の頭に到着!
さて今日の最後の滑走に入ります。滑走ルートは、黒川沢が割れている可能性があるので、途中まで尾根上のルートで行くこととします。滑り出す前に大人数のガイドツアーが登って来た。追いつかれずによかった!
標高が下がっていることもあり、ちょっと藪がうるさいです。
途中で尾根を外れスキーヤーズライト側の沢へ滑り込みます。下部は雪表面がクラストしていました。オープンな斜面になったら、もうハクノリスキー場のゲレンデでした。ゲレンデに出たら、いきなり転けました。ゲレンデは苦手です!
ハクノリスキー場からはシャトルバスで栂池へ戻る予定でしたが、ちょうどバスのない時間だったので、仕方なくスキーを担いで歩いて戻りました。
栂池へは30分も歩かずに戻れました。回数券のICチップを返却しに行くと、ちょうどゲレンデ練習から戻ってきたNagaiさん、杉山さん、Rommyさんとバッタリ。次は一緒に山へ行く約束をして解散となりました。
翌日からの2日間は富山のマイナーピークでスキーです。さて移動するとしましょうか!
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