寡雪の立山初滑り 2日目:浄土山・山崎カール滑走
寡雪の立山初滑りの2日目の記録です。
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2日目(11月21日):浄土山・山崎カール滑走
【天候】晴れ
【コースタイム】みくりが池温泉8:05~一ノ越手前2610m9:02~浄土山10:00-18~浄土山カール2720m10:22-36~浄土山10:55-11:09~浄土沢2470m11:40-12:00~山崎カール2750m12:48-13:13~雷鳥平13:37-50~みくりが池温泉14:42
2日目の朝は雲1つない見事な好天!
トヨタ自然学校のスタッフが前日に山崎カールを滑り、雪は悪くなかったという情報を得ていたので、今日は浄土山経由で山崎カールへ行ってみることにする。
一ノ越手前から浄土山方面へ入る。少々、昨晩飲み過ぎたので、体は重い...
浄土山カールを正面に見て、右側の尾根状地形を登ると、剱岳が姿を現した。
さらに山頂を目指して進む。
浄土山の山頂からは前日よりもくっきりと富山湾が見える。
槍ヶ岳もくっきりと。
御嶽山の噴煙まで見える。噴火の犠牲になった方々のご冥福を祈ります。
これから滑る浄土山カールの正面には雄山! シールを外してドロップ!
パック気味でしたが、悪くない滑りです!
気持ちよかったので、もう1回、山頂へ登り返します。
もう一度カールを滑り、そのまま浄土沢の2470m付近まで滑走。
YouTubeにアップした浄土山滑走の動画です。
時々、地雷を踏んでガリッと板が悲鳴を上げます...
気温が上がってクラストしていた積雪表面も緩んで、パウダーと言っても良い状態ではないですか!
今度は山崎カールへトラバース気味に登り返します。
2750m付近まで登り、滑走準備に入っていると、山頂から滑ろうとするスキーヤーが1名いる。ガリガリと音がするので、アイスバーンのようだ。スキーヤーはなかなか動けないでいる。あれ、いなくなったなと思ったら、突然、転倒したスキーヤーが激しく回転しながら落ちてきた。スキーは外れて流れていく。そのまま蝋燭岩に突っ込むとマズイ!
幸いなことにスキーヤーの滑落は止まり、スキーも途中で止まったくれた。怪我をしているようであれば、救助に行かなければならない。スキーヤーは普通に立ち上がり、動き出したので一安心。上部に残したストックの回収のために斜面を登りだしたので、大丈夫と判断した。ヒヤリとしたシーンであった。
それでは我々も滑走に。最初だけパック気味であったが、下るにつれてまあまあのパウダー状態に! 笑顔が思わずこぼれちゃいます!
雷鳥平のキャンプ場まで滑り、雷鳥荘へ登り返すと、滑ってきた山崎カールが正面に! 快適滑走の余韻に浸る2人であった。
宿に戻ったら温泉とこれですね!
立山サイコー!
寡雪の立山初滑り 3日目に続く
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