十津川水系 川迫川 神童子谷支谷 ノウナシ谷;下山が大変!
台風通過直後の週末でしたが、大峰のノウナシ谷を遡行してきました。増水のため少々レベルが高くなっていました。
【日程】2014年7月12日(土)〜13日(日)
【山域】大峰
【渓谷名】十津川水系 川迫川 神童子谷支谷 ノウナシ谷
【メンバー】ニシ、ヒラベさん、マメゾウムシ
【天候】7/12 晴れ時々曇り 7/13 曇り
【コー スタイム】
7/12 神童子谷林道終点7:12〜赤鍋ノ滝下7:50〜釜滝下11:09〜ノウナシ滝下12:40〜馬頭滝上14:06〜地蔵滝下14:24〜ハリンド谷出合14:58(泊)
7/13 ハリンド谷出合6:56〜奥駆道8:18〜大普賢岳9:19〜行者還岳11:27〜行者還岳避難小屋12:27〜大川口14:35
(電池切れのため、GPSのログは七曜岳までしか取れていません)
*************************************
1日目(神童子谷林道終点〜ハリンド谷出合)
同行者は2週間前に黒石谷に一緒に行った遡行同人・渓遊会のニシとヒラベさんです。今回は当日の5時半に道の駅吉野路黒滝に集合でした。
入渓は神童子谷林道終点から。支沢を下降して本流に出ます。
台風通過の直後だけあり、水量が多く、早速、胸まで浸かりました。
スタートして30分ほどで、ヘッツイサンの入口に。
腰までの水位で通過できましたが、水量は多い。
赤鍋ノ滝の手前で大人数の京大WV部パーティーとすれ違う。水量の多い赤鍋の滝を巻こうとして、1人が滑落して引き返して来たとのこと。幸いなことに怪我はなかったようです。
赤鍋ノ滝の滝壺はさらし場と化していて、落ちたら結構ヤバい。左岸には滝も流れている。ニシがなんとか左岸のヒヤヒヤのトラバースに成功し、後続はお助けロープでなんとか滝を越えることができた。
赤鍋ノ滝の上から眺めるとものすごい流れです。
次の釜滝までは平凡な沢歩きになるので、しばらくはのんびりと釣りをしながら進むことにする。
私以外の2名で4匹ほどアマゴを釣り上げた。テンカラを始めてから、いまだ釣果なしです。
赤鍋ノ滝からのんびりと2時間半ほどかけて釜滝の下に到着。
左側から簡単に巻けて、犬取谷との二俣です。我々は右のノウナシ谷に進みます。すぐの4m滝は右側を巻く。
しばらく進み、右に田ノ小屋谷、次にイハン谷を見て進むと、ノウナシ滝です。
右側から高巻くのですが、正しい踏み跡を外していたところを、上から下りてきた2人組のおかげで楽なルート取りができました。あとでわかったことですが、ヒラベさんの知り合いだったようです。ニシが次の千手滝の高巻き方を教えてもらいまして、どうもありがとうございました。
高巻きが終わるとすぐに千手滝で、教わったように左岸を腰以上まで浸かってへつり、滝右側のルンゼを登る。
途中、バンドのトラバースがイヤらしく、ロープで確保して通過する。
馬頭滝の上に出て、落口はなかなかスリルがある。
次の地蔵滝は簡単に右から巻けた。
地蔵滝からはのんびりとハリンド谷の出合まで釣りタイム。ヒラベさんは良型のアマゴを釣り上げる。今日の成果はアマゴが5匹。私はハリンド谷出合より上まで釣り上がったが、釣果なしでした。テンカラは難しい!
今晩はハリンド谷出合の高台平坦地で幕営。
火を熾して、持ち上げたビールで乾杯!
今晩のメニューは野菜たくさんの辛口カレー、そしてソーセージとアマゴの塩焼きが酒のアテ。アマゴの身は甘い。最後は骨酒も楽しんだ。こちらはひじょうに濃厚な味わいでした。
**************************************
2日目(ハリンド谷出合〜奥駆道〜大普賢岳〜行者還岳〜大川口)
明け方に雨が降り、今朝の天気は曇り。朝も大盛りカレーを食べて、7時に出発。今日は比較的すぐに奥駆道に出られるはずだ。
すぐに急になり、5m滝を左から越える。その後も小滝を超えていく。
トユ状のナメ。
階段状の小滝とナメ。
やがて平坦な流れになります。
水が涸れたあたりから、踏み跡をたどり、藪漕ぎなしに奥駆道に出ました。
あとは長い縦走路を南下していきます。
今回の最高地点である大普賢岳。
アップダウンが疲れた足に堪えます。縦走路に出てから3時間ちょっとで行者還岳に到着。
ここから行者還岳避難小屋まで道があるはずなのですが、見つからず。結局、もと来た道をしばらく戻ってから小屋への巻き道を使いました。無駄に時間を費やしてしまいましたが、道は本当にないのかな?
避難小屋はきれいで立派な小屋でした。
問題はここから大川口に下る尾根道でした。難路であることは覚悟していたのですが、その覚悟を上まわるひどい道でした。
まずはロープでふさがれた箇所からその下山道に侵入。確かにイヤらしいトラバースが続く。
ハシゴは壊れたものばかりで、おまけに崩落で道が分断されていた。ヒヤヒヤの急斜面のトラバースでなんとか尾根に出たときは正直ホッとしました。
だが、ここで油断したのがいけなかった。なんでもない登山道上の岩で滑り、たまたまあった岩で右手首をパックリと2cmほど切ってしまった。バンダナで止血して、そのまま下山を続けた。骨折しなかっただけよかったと思いましょう。
侵入できないようにロープで塞がれた危うい吊り橋を渡ったら、大川口でした。
沢自体も増水で結構シビアでしたが、この下山が1番の鬼門でした。下山後は傷を気にせず、洞川温泉で汗を流してから解散となりました。
帰りがけに念のため救急で病院へ行ったところ、3針縫われました。今週末の野沢温泉でのトレランレースはDNSになりそうです。山では最後まで油断しないことですね。








































Comments
焼魚と骨酒は実に美味しそうですね!
静かな山で私も舌鼓を打ってみたいものです。
山のケガは一瞬の気の緩みで大事になりますから要注意ですよね。
分かっていて、かつ、注意もしていますが完璧は不可能。
リスクの少ない行動を心掛けたいものです。
と言いつつ、先週の朝日岳では残雪で転倒して負傷してしており
軽量化で雨具を簡略化する失態もあって初心に帰る必要を感じてました。。
Posted by: 週末山紀行 | July 19, 2014 11:45 AM
週末山紀行さん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
焚き火を囲んでの骨酒はいいですよ。
ちょっとしたところで転倒しての怪我でした。
最後まで油断は大敵ですね。
私も常に初心を心がけようと思います。
Posted by: マメゾウムシ | July 28, 2014 04:26 PM
こんちわ!
このときにマメゾウさんと合ってますね。
ノウナシ滝の巻道で、私らは釣りをしたあと上から下ってきた2人組でした。
しかし、このときひらべと合ってるのにお互い気付かなかったとは、、時の流れか(^_^;)
Posted by: nagopyon | October 07, 2015 08:39 AM
nagopyonさん、コメント有り難うございます。
ヒラベさんのお知り合いだったんですね。
あとでfacebookでわかったんでしたね。
この時はルートについてアドバイスいただき、有り難うございました。
またどこかでお会いしましょう。
Posted by: マメゾウムシ | October 07, 2015 01:30 PM