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July 28, 2014

川浦(かおれ)谷本流廊下:泳ぎ尽くしの谷

岐阜県の北部県境の左門岳に源を発する川浦谷は、「奥美濃の黒部」と呼ばれている。今回、遡行した流域は物凄い廊下を形成しており、お盆休みに予定している黒部川上の廊下のための練習場としては申し分のない谷であった。むしろ泳ぎという点では上の廊下を上まわっているかもしれない。

【日程】2014年7月27日
(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】木曽川水系 川浦(カオレ)本流廊下
【メンバー】ニシ、ヒラベさん、ツボ姉さん、マメゾウムシ
【天候】曇り後晴れ
【コー スタイム】板取キャンプ場6:58〜海ノ溝谷出合8:05〜70m廊下出口10:12〜西ヶ洞谷出合12:22〜林道12:36〜板取キャンプ場13:20

明け方近くに板取キャンプ場に到着し、そのままキャンプ場内の駐車場で仮眠。朝、支度をしていると、キャンプ場の管理人がやって来て、「今日は混む」ということで、路駐を指示される。その代わり、入場料を無料にしてもらった。

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入渓はキャンプ場の前から。今回は泳ぎと徒渉がメインとなるので、全員がウェットスーツ装着。さらに登攀具をジャラジャラさせていたのは、夏休みで賑わうキャンプ場では場違いな感じであった。

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すぐの瀞場を泳ぎでスタート。

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結構、水が冷たかったので、ウェットスーツを着ていなければ、ブルブルと震えっぱなしだったに違いない。林道の橋が前方に見える。

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上方にある橋を越えて、泳ぎ進むと、垂直なイカツイ壁に囲まれた海ノ溝谷との出合が見えた。

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流れの強い出合では、パワフルな若いニシが泳ぎで突破し、後続をロープで引っ張り上げた。

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すぐに幅広3m滝。

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右岸を巻こうとして行き詰まったが、下部に通れそうなバンドを発見。確保されながらクライムダウンし、バンド上をヘツリながらスリルのあるトラバース。

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左岸側に穴がある。穴があったら入りたい気持ちになったが、今回は止めておくことにする。

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次はすぐに50mの廊下で、ニシが先頭で泳いで進み、後続はロープを引っ張りながら泳いで突破。

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谷は左折してさらに幅が狭まり、今度は70mの廊下だ。流れがあるので、負けると流されてしまう。ここも若いニシに頼り切りの年寄り3人であった。本当にニシには感謝である。

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70m廊下は途中に2回休憩を入れて、なんとか全員クリア。廊下の出口にある5m滝は左岸を巻けた。

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これで核心部は抜けた。まだ瀞場は続くが、泳ぎを楽しみましょう!

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美しいナメもありました。

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泳ぎ疲れて休憩中!

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あえて流れの中を行くニシ!

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上部に吊り橋を通過。西ヶ洞谷との出合は近い。

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まだ泳ぎとヘツリは続く。

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西ヶ洞谷との出合に到着。

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しばらく進んだ所に吊り橋跡の残骸があり、この辺りの踏み跡を登って林道に出た。途中、フィックスロープがあったので、釣り人が使っている道だろうか?

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あとは林道を歩いてキャンプ場に戻るだけ。

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途中にある展望台からは、我々が泳いで突破した70m廊下が眼下に見えた。よくこんな所を遡行したものだ。

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時間はかかったが、水平距離も垂直距離も実はわずかだったが、泳ぎという全身運動をしたためか、結構疲れていた。夏の暑い日には、こういう沢登りもよいでしょう。

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July 22, 2014

The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉:応援とサポートで!

3連休は野沢温泉でのトレランのレースに参加するはずだったのですが、1週間前の沢登りの下山時に転倒して右手首をパックリと切ってしまい、大事をとって人生初のDNSとしました。
自分が参加できない代わりに、今回はチームチョキの応援とサポートをしてきました。

スタートとゴールになるオリンピックスポーツパーク。ここを起点に65K参加者は3つセクションに分かれた周回コースを走りますので、ここには3回戻ってきます。

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そんなわけでチームのベースとしてターブを張りました。

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スタート前で緊張する選手達?

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7時にスタートしました!

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制限時間は20時間です。頑張ってきて下さい!

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トップの選手は総距離65km、累積標高差4100mをを6時間台でゴールしました。ちなみに2年前に私が参加したときは12時間12分24秒でしたので、私の半分の時間ですね(2012年の記録)。

男子総合優勝は菊嶋啓さんでした。

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女子総合優勝は大石由美子さんで、3位にはチームチョキの丹羽薫さんが入りました!
薫さん調子が悪いながらも流石です!

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14K女子ではチームチョキのミキティが2位になりました。写真がなくてすみません_(_^_)_!

みんなが走っているのを見ると、我慢できなくなってしまいます。うーん、走りたい!
ただ、第1セクションのぬかるんだ悪条件を聞くと、やはりDNSは正解だったかもしれません。

芸能人も参加していました。14K女子には梅宮アンナさん、65K女子にはてれまくり2015にも来ていた自衛隊出身アイドルの福島和可菜さん。2人とも完走で、和可菜さんの11時間台は速いです!

最後のメンバーがゴールしたのは日が変わった0時過ぎ。なんと全員が完走です。天気も最後までもってくれました。それから打ち上げとなりました。宴は盛り上がり、明け方近くまで続きました。

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今回はDNSしましたが、9月の白馬国際はしっかり走りますよ!

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July 15, 2014

十津川水系 川迫川 神童子谷支谷 ノウナシ谷;下山が大変!

台風通過直後の週末でしたが、大峰のノウナシ谷を遡行してきました。増水のため少々レベルが高くなっていました。

【日程】2014年7月12日(土)
〜13日(日)
【山域】大峰
【渓谷名】十津川水系 川迫川 神童子谷支谷 ノウナシ谷
【メンバー】ニシ、ヒラベさん、マメゾウムシ
【天候】7/12 晴れ時々曇り 7/13 曇り
【コー スタイム】
7/12 神童子谷林道終点7:12〜赤鍋ノ滝下7:50〜釜滝下11:09〜ノウナシ滝下12:40〜馬頭滝上14:06〜地蔵滝下14:24〜ハリンド谷出合14:58(泊)
7/13 ハリンド谷出合6:56〜奥駆道8:18〜大普賢岳9:19〜行者還岳11:27〜行者還岳避難小屋12:27〜大川口14:35

(電池切れのため、GPSのログは七曜岳までしか取れていません)

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1日目(神童子谷林道終点〜ハリンド谷出合)

同行者は2週間前に黒石谷に一緒に行った遡行同人・渓遊会のニシとヒラベさんです。今回は当日の5時半に道の駅吉野路黒滝に集合でした。

入渓は神童子谷林道終点から。支沢を下降して本流に出ます。

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台風通過の直後だけあり、水量が多く、早速、胸まで浸かりました。

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スタートして30分ほどで、ヘッツイサンの入口に。

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腰までの水位で通過できましたが、水量は多い。

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赤鍋ノ滝の手前で大人数の京大WV部パーティーとすれ違う。水量の多い赤鍋の滝を巻こうとして、1人が滑落して引き返して来たとのこと。幸いなことに怪我はなかったようです。

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赤鍋ノ滝の滝壺はさらし場と化していて、落ちたら結構ヤバい。左岸には滝も流れている。ニシがなんとか左岸のヒヤヒヤのトラバースに成功し、後続はお助けロープでなんとか滝を越えることができた。

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赤鍋ノ滝の上から眺めるとものすごい流れです。

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次の釜滝までは平凡な沢歩きになるので、しばらくはのんびりと釣りをしながら進むことにする。

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私以外の2名で4匹ほどアマゴを釣り上げた。テンカラを始めてから、いまだ釣果なしです。

赤鍋ノ滝からのんびりと2時間半ほどかけて釜滝の下に到着。

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左側から簡単に巻けて、犬取谷との二俣です。我々は右のノウナシ谷に進みます。すぐの4m滝は右側を巻く。

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しばらく進み、右に田ノ小屋谷、次にイハン谷を見て進むと、ノウナシ滝です。

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右側から高巻くのですが、正しい踏み跡を外していたところを、上から下りてきた2人組のおかげで楽なルート取りができました。あとでわかったことですが、ヒラベさんの知り合いだったようです。ニシが次の千手滝の高巻き方を教えてもらいまして、どうもありがとうございました。

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高巻きが終わるとすぐに千手滝で、教わったように左岸を腰以上まで浸かってへつり、滝右側のルンゼを登る。

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途中、バンドのトラバースがイヤらしく、ロープで確保して通過する。

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馬頭滝の上に出て、落口はなかなかスリルがある。

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次の地蔵滝は簡単に右から巻けた。

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地蔵滝からはのんびりとハリンド谷の出合まで釣りタイム。ヒラベさんは良型のアマゴを釣り上げる。今日の成果はアマゴが5匹。私はハリンド谷出合より上まで釣り上がったが、釣果なしでした。テンカラは難しい!

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今晩はハリンド谷出合の高台平坦地で幕営。

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火を熾して、持ち上げたビールで乾杯!

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今晩のメニューは野菜たくさんの辛口カレー、そしてソーセージとアマゴの塩焼きが酒のアテ。アマゴの身は甘い。最後は骨酒も楽しんだ。こちらはひじょうに濃厚な味わいでした。

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2日目(ハリンド谷出合〜奥駆道〜大普賢岳〜行者還岳〜大川口)

明け方に雨が降り、今朝の天気は曇り。朝も大盛りカレーを食べて、7時に出発。今日は比較的すぐに奥駆道に出られるはずだ。

すぐに急になり、5m滝を左から越える。その後も小滝を超えていく。

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トユ状のナメ。

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階段状の小滝とナメ。

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やがて平坦な流れになります。

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水が涸れたあたりから、踏み跡をたどり、藪漕ぎなしに奥駆道に出ました。

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あとは長い縦走路を南下していきます。

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今回の最高地点である大普賢岳。

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アップダウンが疲れた足に堪えます。縦走路に出てから3時間ちょっとで行者還岳に到着。

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ここから行者還岳避難小屋まで道があるはずなのですが、見つからず。結局、もと来た道をしばらく戻ってから小屋への巻き道を使いました。無駄に時間を費やしてしまいましたが、道は本当にないのかな?

避難小屋はきれいで立派な小屋でした。

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問題はここから大川口に下る尾根道でした。難路であることは覚悟していたのですが、その覚悟を上まわるひどい道でした。

まずはロープでふさがれた箇所からその下山道に侵入。確かにイヤらしいトラバースが続く。

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ハシゴは壊れたものばかりで、おまけに崩落で道が分断されていた。ヒヤヒヤの急斜面のトラバースでなんとか尾根に出たときは正直ホッとしました。

だが、ここで油断したのがいけなかった。なんでもない登山道上の岩で滑り、たまたまあった岩で右手首をパックリと2cmほど切ってしまった。バンダナで止血して、そのまま下山を続けた。骨折しなかっただけよかったと思いましょう。

侵入できないようにロープで塞がれた危うい吊り橋を渡ったら、大川口でした。

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沢自体も増水で結構シビアでしたが、この下山が1番の鬼門でした。下山後は傷を気にせず、洞川温泉で汗を流してから解散となりました。

帰りがけに念のため救急で病院へ行ったところ、3針縫われました。今週末の野沢温泉でのトレランレースはDNSになりそうです。山では最後まで油断しないことですね。

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July 06, 2014

金剛山 高天谷:2013年の台風18号で激変!

ホームの金剛山の高天谷で単独沢登りしてきました。去年の台風18号による土砂崩れで、だいぶ高天谷も被害を受けたようなので、沢の中がどう変わったのかを見てきました。ここを遡行するだけだと登りは2時間程度で終わってしまうので、水越峠からいったん山頂部に上がって、郵便道で奈良側に下りてから遡行を開始しました。

【日程】2014年7月5日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】水越峠駐車場8:54〜郵便道分岐10:14〜高天谷入渓10:51〜高天滝下11:10〜二股12:05〜右俣終了地点12:35〜ダイヤモンドトレイル合流13:00〜金剛山13:22〜モミジ谷13:38〜ダイヤモンドトレイル林道14:03〜水越峠駐車場14:33

水越峠手前にある無料の駐車場よりスタート。

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まずはダイヤモンドトレイルで山頂部まで上がり、郵便道で高天方面へ下ります。この郵便道は去年の台風18号による土砂崩れで通行できなくなり、最近、ようやく復旧工事で通れるようになりました。

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土砂崩れの傷跡。

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本来の高天谷へ下りる道はロープが張られていて通れず、迂回ルートができていました。

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高天彦神社までは下らずに、迂回道の途中で沢に下りることのできる箇所から高天谷に入渓しました。

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トレランシューズから沢シューズ等に履き替えて遡行開始。郵便道が合流していたあたりは、倒木と土砂で空中戦といった感じ。

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高天滝手前の小屋周辺は倒木が除去されたのか、やたらとすっきりしています。小屋と河床が同じ高さになっていますが、以前は河床はもっと低くかったはず。河床が土砂で埋まってしまったのです。

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高天滝も下部は埋まってしまい、高さが2/3ほどになっています。いつもは右から高巻くのですが、今回は倒木のお助けを借りて直登しました。

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すぐに2m滝と堰堤ですが、2m滝の直登が難しかったので、左側から巻きました。

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抜けるとやたらすっきりとした渓相。以前はうるさかった藪と倒木が流されてしまったのか、いや、土砂で埋まってしまったようだ。

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その次は10mの直瀑のはずが、低くなっている!

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それでも直登は難しいので、右側の植林から高巻く。

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すぐに以前からの左にガレのある倒木帯。

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ところが、最初の倒木を突破すると、土砂の堆積でむしろ歩きやすくなっていた。

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連瀑帯に突入します。

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ほぼすべて直登です。

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途中で、マムートのATCを拾いました。落とした人はご連絡下さい。

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滝のない部分は、やはり藪や倒木が土砂で埋まったのか、だいぶすっきりしています。

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古い堰堤まで来たら、連瀑帯は終了。ここは右側から巻く。

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堰堤を越えるとすぐに二股で、以前より倒木がうるさい。

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いつもは楽に登山道に出る左俣を行くことが多いのだが、たまには右俣に行ってみます。

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勾配が急になり、ナメ滝が続きます。フリクションとバランスで登る。

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水が切れたあたりから、右の植林の中を進む。

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木を掴みながら急登を登る。汗が吹き出す。

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登山者を驚かすことなく、ひょっこりダイヤモンドトレイルに出ました。本日、2回目の場所で、ちょうど最後の急な階段道の真ん中あたりです。

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沢装備を解除して、トレランシューズに履き替える。せっかくなので金剛山の山頂へ。

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下りも沢でいきましょう。モミジ谷へ下降。

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沢と言っても、ここは道がついているの、沢装備は入りません。一応、途中に滝もあります。

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ダイヤモンドトレイルの林道部分に出ました。

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途中、木の枝にとぐろを巻いていたジムグリを目撃。金剛山周辺では比較的よく見かける蛇です。

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雨に降られることなく、駐車場に戻れました。

高天谷は、去年の台風18号の被害で、以前よりだいぶ渓相が変わってしまいました。以前は藪と倒木がうるさい沢という印象でしたが、土砂の堆積でだいぶすっきりしてしまい、むしろ遡行しやすくなった感じがします。

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July 01, 2014

吉野川水系 本沢川 黒石谷

先週末は溯行同人・渓游会メンバーの沢登りに同行させてもらいました。私にとっては今シーズン最初の沢登りで、去年は金剛山の高天谷だけしか遡行しておらず、泊りの沢登りは実に3年ぶり。当然、体の動きはイマイチでしたが、沢のプロフェッショナルたちのおかげで、楽しく遡行できました。

【日程】2014年6月28日(土)
〜29日(日)
【山域】台高
【渓谷名】吉野川水系 本沢川 黒石谷
【メンバー】タケさん、ニシ、ヒラベさん、ツボ姉さん、マメゾウムシ
【天候】6/28 曇り時々雨、6/29 曇り時々晴れ
【コー スタイム】
6/28 黒石谷出合8:52〜林道末端遡行開始地点9:25〜男女滝下11:05〜明神滝手前巨大CS11:46〜明神滝下12:54〜扇滝下14:07〜霞滝上15:06〜二股(菅平谷出合)(泊)
6/29 二股
7:18〜鬼滝下10:02〜奥の二股(小屋跡)12:08〜上の林道13:18〜大台ヶ原ドライブウェイ13:34

(谷のため、GPSログはうまく取れていません。)

入渓する前夜に、吉野のコンビニでヒラベさんたち渓游会のメンバー4人と合流。ヒラベさんとニシはテレ仲間でもある。大迫ダムの湖畔にて、寝る前に一杯。小雨なのが気になるが、明日はあまりひどい雨とならないことを願う。

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1日目(
黒石谷出合〜菅平谷出合)

6時に起床して、準備を済ませたら、まずは車を1台、大台ヶ原ドライブウェイにデポしにいく。これによって下りがなくなる。それからもう1台で入渓地点に移動。道は車1台がやっと通れるような狭さだったが、黒石谷出合から少し進んだところに駐車できるスペースがあった。

黒石谷出合からは林道を終点まで進む。

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林道終点からちょっと作業道を行ったところで入渓。
天気は小雨が振ったり止んだりで、水量は多いようだ。 

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すぐに2条10Mの斜滝。
水量が多かったため、確か左から作業道経由で大きく巻いたので、滝をいくつか省略したようだ。

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沢に戻ると、結構岩が滑るので要注意だ。

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こんなヘツリもありました。冷たい!

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滝は釜が深いので、巻きばかりで、2条10Mの男女滝も左を巻いた。

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明神滝手前の巨大CSは右側の壁の直登を試みる。小雨と水しぶきで体が冷える。

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空身でハーケンを何枚か打ち込んで、タケさんが突破。その後は、全員のザックをロープで引っ張り上げて、空身で全員が登ったため、結構、時間がかかりました。まあ、安全第一なので。

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難所を越えたと思ったら、すぐに目の前に明神滝25Mが現れる。右側から大きく巻く。この谷の高巻きはどこも高度感があり、油断できない。必要ならばロープを出すことは惜しまない。

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流れに戻ると、ホッとする。

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すぐに、扇滝10M。

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ここは滝の裏側に回って、裏見の滝ができる。

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左から大きく巻くと作業道に出てしまった。時間も14時をまわっていたので、このまま今区営予定地である菅平谷出合まで進むことにする。途中、霞滝40Mが藪の間から見えた。かなり迫力のある滝だ。

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霞滝の落ち口で流れに戻る。

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目の前が二股であった。二股の間に石垣があり、その上に平坦地がある。どうたら小屋跡らしく、最高の幕営地になっている。さっそく幕営準備に入る。沢ではやはりモノポールテント。ポールは持ってきていないので、倒木を使う。

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雨で倒木が濡れているが、やはり沢では焚き火。雨の中でも火を起こせるのは、さすがは沢屋だ。勉強になります。

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食糧調達のため、釣りにも出たが、残念ながら成果なし。しかし、ツボ姉さんが豪華な食事とお酒のアテを用意してくれた。

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最後まで飲んでいたのが、私とニシ。いい酔い加減です。雨が強くなり出し、焚き火が消えたところで、就寝となりました。20時ちょっとだった気が。

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2日目(菅平谷出合〜大台ヶ原ドライブウェイ)

朝方まで雨が降っていたが、6時前には止んでいた。今シーズン初の沢登りだけあり、全身が程良い筋肉痛。天気は回復傾向。朝食はお茶漬けを流し入れ、出すものを出したら出発。

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幕営地からそのまま廊下を巻くと、すぐに多条10M滝。

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巻きます。

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流れに戻る。

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また巻きます。

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鬼滝手前の廊下。

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鬼滝手前の2段8M。

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すぐに2段2条30Mの鬼滝が姿を現す。

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鬼滝は右側を大きく高巻くが、ここもなかなか高度感がある高巻きで、気が抜けません。最後は懸垂下降を3回繰り返して、流れに戻りました。

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これで難所は通過。あとは遡行を楽しみましょう。水流を攻めるタケさん!

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それでもまだ高巻くところがあります。最後まで気を抜かしてくれない谷です。

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まだ大きな釜をもつ滝があります。20代2名はダイブ。

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50Mのナメ。

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出発して5時間ほどで、奥の二股に到着。ここが遡行終了地点になります。二股の間には小屋跡があり、一升瓶が散乱していました。

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ここからは二股の間の尾根を登ることにしました。作業道があるので、藪漕ぎはありませんが、急な登りです。

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30分で標高差200mを登り、最初の林道を横切る。さらに尾根を50Mほど登ると、予定していた林道に出た。

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黒石谷が突き上げる黒石岳。

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林道を進むと、大台ヶ原ドライブウェイに出ました。

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デポしていた私の車は目の前にありました。これで無事、遡行終了です。

入渓地点に置いた車を回収したら、秘湯である入之波(しおのは)温泉の山鳩湯へ汗を流しに。山鳩湯はアクセスは悪いですが、源泉掛け流しの炭酸重曹泉で、なかなかよい温泉です。ただし、駐車スペースがそれほど多くないので、駐車スペースを確保するのが面倒です。入浴後に解散となりました。

黒石谷は深い釜をもつ迫力のある滝が多く、私には結構レベルの高い沢でしたが、それでも結構楽しめました。これも同行者が沢のスペシャリストであるおかげです。どうもありがとうございました。遡行は基本的に巻き中心ではありますが、ナメありゴルジュありで、なかなか素晴らしい沢でした。体も沢になれてくれば、次回はもう少し楽に行けるでしょう。

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