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May 12, 2014

体調悪いのに乗鞍岳へ:アイスバーン滑走で板が割れた!

東北遠征から帰ってきてから、喉が痛くなり咳が出るという風邪気味の日が続いています。週末の天気は晴れの予報。それまでにこの症状が治まることを信じて、土曜日に毎年恒例の乗鞍岳(2013年5月2013年4月2012年5月2010年5月)で体調の様子見、日曜日に槍ヶ岳飛騨沢日帰りを計画しました。ところが当日までに症状は治まらず、体調最悪の中でのバックカントリーとなってしまいました。おまけに板が滑走中に破損するというハプニングまで。さて、いったいどうなったのでしょうか?

【日程】2014年5月10日(土)
【山域】北アルプス南部
【場所】乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コー スタイム】三本滝駐車場7:56〜位ヶ原2450m9:29〜剣ヶ峰直下2990m11:42-12:02〜位ヶ原2470m12:22〜三本滝駐車場13:15

観光センター前の駐車場で朝を迎えると、晴れていて乗鞍岳がくっきりと見えていました。

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朝食などを済ませたら、三本滝駐車場へ移動。目の前のゲレンデの残雪状態から判断すると、例年より少ない感じがするが、まだツアーコースは滑れる。問題は私の体調の悪さだが、今日の状況で明日の可否の判断をしようと思う。

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7時45分が位ヶ原山荘への春山バスの始発だが来ない。どうやら路面凍結のため運休のようだ。これで予定よりも550mの標高差を余計に登ることになる。普段ならばそれぐらいの標高差があった方がよいが、体調が悪く、リハビリ程度と思っていたので、ちょっと体が重い。仕方なく、スキーを担いでゲレンデを登ることにする。

ゲレンデを登ると林道に出るが、その林道のカーブを回り込んだところからシール登行開始。バスが来ないことで、ツアーコースの入口には大勢のスキーヤー、ボーダー、登山者が集結していた。

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こういう体調の時は、すぐに咳き込むし、心拍数は上がりやすいで、ゆっくりしか登れません。まあ、今日は午前中は風が強い予報なので、ゆっくりめに登った方がよいだろう。それでも抜かれるよりは抜く人数の方が多かった。

位ヶ原に出る手前の斜度のある斜面で、大学生らしき集団が雪上訓練をしていた。ツアーコースなので大勢の人が登ってくるのにお構いなく、その上部で滑落停止の訓練をして雪玉を落としまくっていた。元気ならば注意してやるところだったが、そんなパワーも今日もない。人の来ない斜面でやるべきだろう!

位ヶ原に出ると強風の洗礼を受ける。雪もカリカリに。

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乗鞍エコーラインは除雪中で、除雪終了地点を回り込んで進む。斜度が出てきたところからクトーを装着。このカリカリの状況ではシールだけでは登れない。朝日岳と剣ヶ峰の間を目指して、クトーを効かして登る。

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こういう体調の時は、数歩歩いたらすぐに息が上がるので、立ち止まって息を整えることが多くなる。まるで高所登山をしているみたいだ。普通の人はきっとこういう体調の時は登らないんでしょうね。

それでも剣ヶ峰の直下まで登ってしまいました。稜線は強風で、カリカリのアイスバーン状態。こんな状況の時に何度も行っている剣ヶ峰に行くこともないだろうということで、ここからドロップすることに。

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カリカリのアイスバーンを慎重に高度を落とす。まったく面白くありません。雪は真っ白で新雪のようですが、まったくパウダー感はなしでした。

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この滑走中に異変を感じる。なんかターンがしずらい。この時はアイスバーンのせいだと思っていた。それでもあっという間に位ヶ原まで戻ってしまった。

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ツアーコースに入ると雪が緩んで滑りやすくなるはずですが、バランス感覚がおかしくなり、転倒を繰り返す。急斜面でなかったのは幸いだったが、風邪気味で体調が悪いせい?

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最後はまるで初心者のようにバランスを崩してばかり。俺ってこんなにテレマークがヘタだっけ。仕方なく、アルペンターンで滑ることに。それでもおかしい。ふと板を見るとなんかビンディングが板から浮いている。よく見ると板が割れているではありませんか!

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このG3 Aceは、春のメイン板だったのに! この板はすでに5年以上使っているものだが、もともとが試乗板で、それを安く譲っていただいたものなので、それなりに古い板であり、老朽化していたことも確か。

なんとかアルペンターンで滑って駐車場に戻れましたが、縦走中にこんなことが起こったら、命にかかわる事態になるかもしれませんね。

体調の悪さとこのハプニングは、飛騨沢に行ってはならないという暗示の気がする。体調的に飛騨沢は無理というのもあるが、これで翌日の飛騨沢は中止に。予備の板も持ってきてなかったので、これで帰宅かな?

ここで悪いひらめきが。この機会に春ツアー用の新しい板を購入してしまおう! 板の老朽化のこともあり、新板の購入を考えていたことも確か。ただし、パウダー用のカーボンメガワットを購入したのも今シーズンなので、板の値段次第というところか。

湯けむり館で汗を流してから、松本の登山具店ブンリンに電話して、「今日板を購入したら、ビンディングとスキークランポンの金具の移植も今日中にできますか?」と聞いてみた。

ブンリンさんからは、「できますよ」という返事!

ということで、急遽,松本へ移動。ブンリンさんにはテレマークを始める際に最初の道具を揃える時にお世話になり、その後、ツアー中にビンディングのハードワイヤーが折れるというトラブル(2011年の北ノ俣2011年の白山)にも対応してもらうなど、テレマークの道具ではいろいろとお世話になっている。最近では関西にもテレマークスキーの専門店SOUができて、地元ということでSOUさんのところにお世話になることが多いのですが、どちらも親切なよいお店なので末長くお付き合いできればと思います。

結果は以下の写真の通り。

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フジケンさんもお勧めのエランのアラスカプロを購入。ペアで2.28kgの軽量板で、まさに私好みのロングツアー向きです。せっかく現地で購入したのだから、この板の乗心地を試さねばということで、体調が悪いのに、翌日は木曽御嶽山へ行くことに。まさに変態ですね!

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