北八甲田スキー縦走:雪が少ないぞ!
白山から帰った翌日の夕には八甲田に向けて出発していました。1100kmの道のりを1人で夜通し運転して、なんとか八甲田ロープウェイの運行開始時間に間に合う時間に先発隊に合流できました。
【日程】2014年4月29日(火)
【山域】八甲田
【場所】北八甲田
【メンバー】どうちゃん夫妻、Mさん夫妻、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク4、ATスキー1
【コー スタイム】八甲田ロープウェイ山上駅9:27〜1210m登り返し地点9:53〜大岳避難小屋10:53〜八甲田大岳11:23-55〜1260m登り返し地点12:15〜高田大岳14:14-40〜谷地温泉15:36
どうちゃんたち先発隊と合流したら、天気もよいので、早速、八甲田ロープウェイに乗車。降車して外に出ると、岩木山がくっきりと見えていました。
北八甲田の稜線です。一番右奥が八甲田大岳です。
八甲田は2009年5月以来ですから、5年ぶりということになります。その時は北八甲田、南八甲田、岩木山、八幡平、鳥海山、月山とハシゴしました(2009年GWの記録)。今回は、まずは大岳を経て高田大岳へ縦走し谷地温泉に下る北八甲田縦走スキーです。寝不足ですが、テンション高めで出発です。
ちょっと登ったところから、田茂萢岳の東側にある南向きの谷をトラバース気味に滑って渡ります。
1210m地点からシールを付けて、井戸岳と大岳の間のコルを目指して登ります。
ガイドに連れられたスキーヤー・ボーダーが多いです。
コルには大岳避難小屋があります。
大岳への登りに入ります。
山頂部は雪がありませんでした。聞くところによると、今年は例年のこの時期より2mは雪が少ないようだ。
大岳からは、高田大岳を目指して東側の斜面にドロップ。
快適ザラメの1本でした。小岳の北側を巻いて、再びシールを付けて高田大岳の登りに入ります。
高田大岳は登るに連れて、アオモリトドマツの密林急斜面に変わる。私はなんとかシールで、雪が無くなるところまで枝を漕ぎながら登りましたが、1回、ツリーホールに落ちました。他のメンバーは無理をせずに、早めにスキーを担いで登りましたが、それが正解です。
これも例年より雪融けが早いためか? あとはスキーを担いで、藪を掻き分けながら山頂に着きました。
谷地温泉方面の夏道には雪がない。下部の方にハイマツの間から白い雪がちょっと見えていたので、ハイマツ漕ぎをして行ってみると、ありました雪の斜面が!
ちょっと高度を下げると大斜面でした。
快適ザラメで、斜度もそれなりにあって、快適に滑れました!
Mさんに撮っていただいた私の滑りです。
あっという間に急斜面を滑り下りました。
最後はブナ林滑り。
そしてゴールの谷地温泉に着きました。
無料休憩所と書いてあったので、そこで休んでいると、温泉宿の年輩の男性スタッフが「そこをどけ」と!、追い出されてしまいました。
何なのでしょう、その態度は! そんなにスキーヤーが嫌いなのでしょうか? こんな感じの悪い温泉宿には絶対に泊まってやらんと思ってしまいました。そんな態度では将来の客を失ってしまいますね。
谷地温泉からはJRバスでロープウェイ乗り場に戻りました。温泉宿のオヤジには気分が悪い思いをしましたが、なかなかよい縦走スキーが出来ました。
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