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May 09, 2014

シビアな鳥海山吹浦口ルート!:強風、ホワイトアウト、雪庇、クラック

停滞した翌朝は、大平より鳥海山の新山を往復してきました。鳥海山は何度も登ったり滑っている山なので(2012年6月2010年12月2010年10月2010年6月2010年4月)、まったり春スキーのはずが、強風、雪庇、クラックの試練を受けました。最後はホワイトアウトに遭遇し、結構、本気モードでの下山となりました。

【日程】2014年5月3日(土)
【山域】出羽
【場所】鳥海山吹浦口コース
【メンバー】Kさん夫妻、どうちゃん夫妻、Mさん夫妻、マメゾウムシ
【天候】晴れのちホワイトアウト
【装備】テレマーク6、ATスキー1
【コー スタイム】大平5:54〜御浜小屋7:52〜千蛇谷(1690m)9:13-38〜新山11:00-33〜千蛇谷(1690m)12:28〜御浜小屋13:33〜大平14:35

朝は鳥海山がくっきり見えていました。ちょっと風があるのが気になりますが、行けるでしょう。

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早朝に車で鉾立からちょっと標高が低い大平へ移動。吹浦口の入山口です。スキーヤーや登山者が取り付けるように除雪された箇所から入山します。鳥海ブルーライン沿いは雪が壁になっているので、どこでも取り付けるわけではありません。

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まだ雪がクラストしていましたが、クトーを付けずに登れました。

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日本海もくっきり見えています。帰りは日本海に向けて滑れるとこの時は思っていました。

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最初の急斜面を登り切ると、緩やかな斜面になります。

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目的の新山も見えてきました。

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小浜小屋を過ぎて、七五三掛けに来たところで、予想もしなかった事態が!

七五三掛けから千蛇谷へは急斜面の下降なのですが、いつもならばトラバース気味に下りられます。ところが、今回は雪庇とクラックが我々の通行を遮っていました。上からでは斜面の状況がなかなかよくわかりません。我々が選んだのは、ちょっと戻ったところの急斜面から、シールを外して滑走して千蛇谷に下りることでした。

まずは様子見でベテランのKさんがシールを付けたまま、横滑りで下りました。次は私がシールを外して滑走。50度はありそうな斜面でしたが、斜滑降中心で下りられました。雪はザラメだったので、もう少し攻めてもよかった。次のどうちゃんも問題なく下りてきました。ところがKさんの奥さんが滑走中に転倒し、急斜面を転がり落ちてしまいました。無事止まりましたが、心配です。どうやら怪我はなかったようで、一安心でした。そんなヒヤリがありましたが、なんとか全員が無事に下りることができました。

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ちなみに七五三掛けは下から見るとこんな感じで、後続のパーティーはシールを外して、うまく雪庇のないところからなんとか下りていました。

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あとは緩やかな千蛇谷を詰めていく。

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上部に行くほど風が強くなっていきましたが、スタートしてから6時間で新山に着けました。

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全員が無事山頂に着けました。風が強いので、すぐに滑走開始です。

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千蛇谷は快適ザラメでした。

問題の七五三掛けは、高度を下げすぎないように急斜面をトラバースして、シールを付けることなく稜線に出ることができました。ベテランのKさんのナイスなルート取りでした。ただし、滑落のおそれのある結構ヒヤヒヤな急斜面でした。

ところが、さらなる問題が発生。急にガスが出て、視界不良となってしまいました。私がGPSを便りに先頭でみんなを誘導することで、シールを付けることなく扇子森をトラバースして、無事、御浜小屋まで戻ることができました。

後は下りなのですが、サングラスに霧の水滴がついて前が見えません。そこからはKさんに先導してもらい、基本はトレースを追い、時々GPSで方向確認をするという感じで、ゆっくりと滑り下りました。本来ならば日本海に向かって気持ちよく滑れるところなのですが残念です。まあ、雪山ですからこんなこともあるでしょう。

そんな感じで本気モードになることで無事下山できました。結構濡れました。

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下山後は、あぽん西浜で汗を流し体を温めました。道の駅鳥海フラットによると、なんとスキー仲間のヒラベさん、ハイジさん、カッキー、ニシがいるではありませんか!

彼らは今日は月山を滑ってきて、明日は鳥海山を中島台から往復するとのこと。その晩は盛大な宴となったのは言うまでもありません。

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