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April 14, 2014

奥美濃 石徹白1周(銚子ヶ峰〜薙刀山) 1 Day スキー

山岳スキーレースは終わりましたが、これからがスキーにとってザラメ雪のいい季節になります。ラッセルもなくなり、天気も安定してくるので、ロングルートも行けるようになります。できれば縦走系がいいかなということで、選んだのが奥美濃の石徹白の山々を1周するルートでした。前日に風邪をこじらせてしまい、体調的にはベストではありませんでしたが、天気と景色に恵まれた最高の縦走スキーができました。

【日程】2014年4月12日(土)
【山域】奥美濃
【場所】石徹白1周(銚子ヶ峰〜薙刀山)
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コー スタイム】白山中居神社4:07〜白山石徹白登山口5:43-59〜シール登行開始1190m地点6:37-45〜神鳩ノ宮避難小屋8:02〜銚子ヶ峰8:58〜願教寺山1650m地点10:50〜日岸山11:33〜薙刀山12:14-32〜薙刀平〜推高谷〜和田山牧場跡13:11-19〜林道スキー終了860m地点13:34〜白山中居神社14:05

前夜は道の駅白鳥で1時間ほど仮眠してから、早朝に白山中居神社へ移動。トイレ付近の駐車スペースには結構車中泊中の車があり、テントも張ってあった。ほとんどの人たちはおそらく野伏ヶ岳に行くのだろう。暗い中を支度して、4時にヘッドライトを点けて出発した。

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林道の入口はブルドーザーが塞いでいたが、人は脇から通ることができる。少々ヘッドライトの明るさが暗い気がしたが、雪のない林道歩きなので、電池を交換することなくそのまま進むことにする。

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林道上には所々に水溜りや水が流れているところがあり、凍結には要注意だった。テレブーツを履いて出発したが、長い林道歩きを考慮すると、多少荷が重くなってもトレランシューズで出発した方がよかったかもしれない。5時ぐらいから明るくなり、山も見えてきた。

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出発してから1時間40分ほどで、ようやく白山石徹白登山口に到着。登山口のトイレは使用可能で助かりました。

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今年は積雪自体が少ないのか、雪融けが早いのか、ちょっと残雪が少ない気がする。もうしばらくスキー板を担がないといけなそうだ。

階段と残雪のミックスの急登を登り切ると、いとしろ大杉がありました。縄文杉が見つかるまでは日本で1番大きな杉だったそうだ。ほとんど枯れかかっています。

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風邪気味でのスキーを担いでの登りは息が上がりやすい。とにかくパワーが出ないのでFastでは行けなそうです。雪はまだつながってくれません。

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尾根上の斜度が緩くなったあたりで、ようやくシール登行ができるようになりました。これで楽になります。ここまでのスキーを担いだ2時間半は長かった。うっすらとスキーのシュプールとつぼ足の跡がありましたが、先行者がいるのだろうか?

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高度を上げていくと、これから行く山々が見えてきました。正面に銚子ヶ峰です。

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左から、小白山・野伏ヶ岳・薙刀山・日岸山・よも太郎山です。

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神鳩ノ宮避難小屋に到着。ここに泊まって周囲の斜面を滑りまくるのもよさそうです。

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さらに尾根を進むと銚子ヶ峰が近づいてきました。正面に亀裂や崩れたところがあり、通行に要注意でしたが、なんとか通過できました。

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登って来た尾根を振り返る。

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本日のルート上の最高地点である銚子ヶ峰に到着。天気がよいため、三ノ峰から別山への稜線がくっきりと見えます。

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さてと、次の目的地である願教寺山に向かうとしますか!

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三ノ峰方面へ少し進んでから、シールを外して滑走開始。まだ時間が早いため、カリカリの斜面でした。それでもあっという間に願教寺山と銚子ヶ峰の鞍部へ。銚子ヶ峰を振り返る。

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今日のマテリアルはザラメ雪を想定して、細めのセンター81mmのG3 Ace。

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稜線上にはつぼ足のトレースがあり、どうやら先行者がいそうです。おそらく避難小屋に泊まっていたのでしょう。

願教寺山は直下まで行ったところで、斜度が急で雪の付きもよくなかったので、ピッケルとアイゼン無しでの登頂は無理と判断。体調も悪いので省略することに。肩の付近からかろうじて雪のつながっているところを南の谷方向へドロップ。その下には広い斜面が待っていて、雪も快適ザラメでいい滑りができました。あまり高度を下げすぎずに稜線にトラバース気味に戻った。

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次のよも太郎山は東側の山腹の斜度が緩いため、巻くことにした。1箇所、ブロックの崩壊によるデブリ箇所があり、通行に注意が必要だった。

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よも太郎山を巻き終わって稜線に戻ったら、そのまま日岸山を登る。この山頂からもいい滑りができた。ただし秒殺でした。

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ここまで来る間によい斜面がたくさんありました。余裕があれば、そんな斜面に飛び込んで、登り返したいところでしたが、なにせ風邪気味で体調が悪く、そのような余裕はありませんでした。また来シーズンにでも来ましょう!

日岸山の後は、いよいよ薙刀山への最後の登りに入ります。12時前にここまで来れば、あとは余裕ですが、体調が悪いので、薙刀山への緩やかな斜面はゆっくりとしか登れません。

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縦走中は、雪融けのためササや低木が出ているところが何ヶ所かあって、行く手を遮られたりしましたが、まあなんとか通過できました。1週間後にもし行くとすれば、ルート取りに苦労するかもしれません。

出発してから8時間で、ようやく最後のピークである薙刀山の山頂に到着しました。2人の一般登山者がちょうど登ってくるところで、出発時を除いてこの縦走中で初めて会った人たちです。ここまで静かでよかったなあ〜! 銚子ヶ峰方向を振り返ると、はるか先に銚子ヶ峰が見えます。よくこれだけの距離を来たなという感じです。

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薙刀山へは2回目の登頂になります。1回目は2年前ですが、薙刀山から野伏ヶ岳へスキーで縦走しました(薙刀山・野伏ヶ岳縦走スキーの記録)。腹ごしらえしたら、いよいよ最後の滑走に入ります。

滑走ラインは野伏ヶ岳方向へ稜線直下をしばらくトラバースしてから、薙刀平へ入り、それから推高谷に滑走します。下の写真の正面が野伏ヶ岳で、その手前の木が生えている台地状のところが薙刀平です。

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野伏ヶ岳の山頂には人がたくさんいるのが見えます。野伏ヶ岳は人気の山で、白山中居神社から入山するスキーヤー・登山者の多くはこの山が目的です。もうちょっと奥まで足を延ばせば、静かでよい斜面があるんですけどね。まあ体力のある者だけの特権かな!

推高谷は徒渉することなく、うまく横断できました。ちょうど林道が谷に近づいているあたりの1230mあたりが横断ポイントです。それより下がってしまうと、この時期は徒渉が必要になるかもしれません。

和田山牧場跡から通過してきた山々を振り返ります。いや〜遠いですね!

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あとは林道を雪の無くなるところまで滑って、白山中居神社の駐車場に戻りました。

行動時間10時間、累積標高差約1700m、総距離約28.4 km、体調が悪いのによく行きました。明らかに変態ですね。次回は仲間と避難小屋泊でもして、のんびりと楽しみたいですね。

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Comments

昔、立山のみくりが池温泉で話する機会があったぐっち一号ともうします。
ちょうど野伏に登って中央ルンゼを滑ってました。
マメゾウさんの先行者のトレールですが、大杉から願教寺の尾根経由で周回してた人ですね。野伏の頂上で知り合いの人が、携帯で連絡とってました。
頂上から見ると、薙刀と日岸の間で黒い点が見えてました。
もしかしたらマメゾウさんだったのかなと。
そんな距離はなかったと思いますよ、その人と。

Posted by: ぐっち一号 | April 15, 2014 at 04:49 AM

ぐっちーさん、ご無沙汰です。
覚えていますよ。
そう言えば、お近くですよね。
薙刀と日岸の間で黒い点は、たぶん後続はいないと思うので、私と思います。
ちょうど薙刀山の山頂に着いたときに、先行者らしき人が薙刀山と野伏ヶ岳の間の稜線を1人歩いているのを見ていますので、その人かな?
あるいは薙刀山からの滑りで追い抜いた2名だったかもしれません。
また、どこかでお会いしましょう!

Posted by: マメゾウムシ | April 15, 2014 at 04:13 PM

お疲れ様です!野伏が岳から別山の縦走路を調べてたら、マメゾウムシさんのブログを発見し、みたら先週末の記録だったので、うけた!w
けっこう雪はありそうですね~。GW後半にワカン、アイゼンで歩けるかな~

Posted by: Saya | April 22, 2014 at 10:53 PM

Sayaちゃん、どうもです。
今シーズンは標高の高いところは積雪が多いのですが、低いところは少ないようです。
GW後に野伏から調子が峰方面へ縦走するのは、もともと登山道がないところなので、雪の無いところでは藪漕ぎを強いられるかもしれませんね。
石徹白登山口から行くぶんには、十分につぼ足でいけるでしょう。

Posted by: マメゾウムシ | April 22, 2014 at 11:41 PM

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