うさぎの頭は美味しかった!
連休の最終日に行ったのは石川県の無名峰である通称「うさぎの頭(1327m)」。金沢のテレマーク仲間達と一緒に滑ってきました。
【日程】2014年3月23日(日)
【山域】白山
【場所】うさぎの頭
【メンバー】Taroさん親子、Mさん、Yさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク5
【コー
スタイム】目附谷橋近くの駐車地点7:36〜林道の橋8:08〜1130m小ピーク10:40〜うさぎの頭(1327m)11:26-54〜1130m小ピーク12:09〜林道の橋13:33〜駐車地点14:02
道の駅しらやまさんで、Taroさんたちと待ち合わせでしたが、私は前夜からの車中泊。朝からいい天気でした。
入山は一里野温泉スキー場近くの目附谷橋より。金沢方面へ戻る側の道路に路肩が広い部分があるので、そこに駐車しました。
スキーを担いで、目附谷沿いの林道を進みます。
途中、サルがいました。我々を警戒していました。
サルの足跡です。
雪がつながり出したら、シール登行に切り替えます。
途中、雪が途切れているところが2箇所ほどあり、その都度、スキーの脱着を繰り返した。
目附谷にかかる橋を渡り、本格的な登りに入るが、しばらくは林道を進む。
尾根地形がはっきりしてきたところから林道を離れて、尾根に取り付く。猿ヶ馬場山ほどではありませんでしたが、多少のラッセルは必要です。基本的に雪はモナカでしたので、気温の上昇とともに雪が緩むのを期待したい。Taroさんは小学生の息子さんを連れているので、Yさんとともにゆっくり進むとのこと。私とMさんとでピークを目指して先に行くことにする。
途中、4回ほど林道を横切って標高1130mほどの小ピークに到着。スタートしてから3時間ほどでした。木の間から目指すうさぎの頭が見える。
小ピークからはいったん池のあるところに下り、うさぎの頭への急登に取り付く。ちょっと雪崩が心配な斜面ではあるが、新雪とその下のクラストとの融合は悪くなく、新雪もスラブ化はしていないようだ。それでも危険なところはなるべく避けて登るようにする。
傾斜が緩くなると、山頂はすぐでした。山頂からは白山もよく見えました。
腹ごしらえをしたら、楽しみな滑走です。Taroさんたちはすでに小ピークに着いていて、待機中という連絡が無線に入る。
スキーが走る最高の雪でした。湿雪でしたが、パウダーと言ってもいいでしょう。久しぶりにキレのある滑りができました。
池まで下りたら、つぼ足で小ピークに登り返し、Taroさんたちと合流。
あとは途中で滑走の撮影を何回かしながら、みんなで滑りました。
標高を下げるにつれて、日向は春のストップ雪と化し、日陰はモナカ状態で、なかなかテクニカルな滑りが要求されました。これも今が旬ですから、悪雪滑りとして楽しめました。
Taroさんの息子さんはまだ小学生であるにもかかわらず、悪雪でもテレマークでうまく滑っていました。将来が楽しみです。
ゆっくり滑っても、目附谷まではあっという間に下りてしまいました。雪が切れたところからスキーを担ぎ、駐車地点へ戻りました。
Taroさんに撮っていただいた動画です。
Taroさんのブログもご覧下さい。
実に美味しかったうさぎの頭でした。今度こそ本当のラストパウダーでしょう。来シーズンはぜひとも厳冬期のパウダー狙いで来たいですね。駐車地点でTaroさんたちと別れ、白峰温泉の天望の湯で汗を流してから、福井経由で帰路につきました。
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