風雪の栂池バックカントリー
元旦は天気が悪いということで、妙高方面への移動途中ということもあり、通い慣れたホームの栂池上部へ滑りに行きました。
【日程】2014年1月1日(水)
【山域】北アルプス後立山
【場所】栂池
【メンバー】単独
【天候】風雪
【装備】テレマーク
【コースタイム】 栂池高原スキー場栂の森ゲレンデ林道入口9:31〜成城小屋10:09〜天狗原2130m地点11:17〜成城小屋11:39〜早大小屋11:49〜ヒヨドリ西峰12:34-53〜栂の森ゲレンデ13:10
関西メンバーとは翌日に合流なので、この日は単独。さすがに元旦から動く人はそういませんよね。おまけに山は大荒れだから入山者もいないだろうと思いきや、メジャーな栂池だけあり、入山者がいました。遅めにスタートしたこともあり、すでに林道にはトレースがついていました。相当な変わり者でしょうね。人のことは言えないか!
とりあえず、トレースを追って天狗原方面へ向かうことにします。
成城小屋を越えてすぐのところで先行パーティーに追いつきました。ガイドツアーらしい10人以上のパーティでした。これだけいれば、ラッセルも苦になりませんね。
大人数パーティーが休憩しているうちに、ラッセルの先頭に立ち、進む。かなりの重雪でした。どうも年末から湿雪重雪という感じです。ファット板だから苦にせず滑れるのですが、細い板だと苦労しそうな雪です。
大人数パーティーにラッセルを交替してもらうと、当分順番が回ってこなそう。このまま天狗原に着いてしまいそうなので、集団から離れて別行動で1人ラッセルを始めることにする。
天狗原が近づくにつれて木が無いこともあり、風雪が強くなる。
傾斜が緩くなったところで終了とする。重雪でもファット板で滑る分には快適でした。年末の野谷荘司山に引き続き顔面スプレー。
天気が悪いのでこれで終わりにしようとも思いましたが、フェイスショットを浴びてしまえばもう一滑りしないわけにはいきません。早大小屋からヒヨドリ西峰に登る。ピークで一緒だったボーダーに写真を撮ってもらう。
そこから早大小屋までは再び顔面スプレー。
荒れていても、ヒヨドリならば樹林帯なのでなんとか行けます。元旦からパウダーにあたり、幸先がよい1年のスタートです。長いゲレンデの滑りはやはり疲れました。
翌日からは関西メンバーとの妙高でのツアーが始まります。道の駅しなのに移動し、車中で1人寂しく新年の宴。
内容はコンビニで買ったものなので、まったく新年らしさがありません。ここ数年はずっとこんな感じの新年です。
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