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November 26, 2013

11月の白馬乗鞍岳スキー

立山から下山した翌日は白馬乗鞍岳に行ってきました。

【山域】白馬乗鞍岳
【場所】長野県

【日時】2013年11月24日(日)

【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】 晴れ
【コースタイム】栂の森ゲレンデ林道入口10:00〜成城小屋10:45〜天狗原の祠12:01-18〜白馬乗鞍岳13:12-28〜成城小屋14:03-26〜栂の森ゲレンデ14:42

ちょっと遅めの林道入口10時スタート。ちょうどこの週末から栂池高原スキー場は営業を始めており、ゴンドラとリフト1本を乗り継いで入山できる。林道入口ではテレマーク仲間のHさんたち2名と一緒になった。

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雪質は湿雪重雪であるが、前日に入山者がいたようで、天狗原まではトレースが付いていた。途中で2パーティーを追い抜き、天狗原には一番乗りであった。

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Hさんたちはここまでということで、1人で白馬乗鞍岳山頂まで行くことにする。おそらくまともに滑れるのは白乗の斜面だけだろうから。天狗原から下はまだ藪が濃すぎる。

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途中で追い抜いた2名が先行していたが、途中で滑走に入ったので、その先は1人ラッセルとなった。重雪だがそれほど沈まないので、ラッセルはそれほどきつくはなかった。登るに連れて、雪面はクラストしていった。クトーを使うまではカチカチにはならず、なんとか山頂までシールだけで行くことができた。風は弱いので、山頂ではそれほど寒さは感じなかった。この日に山頂まで登ったのはどうやら私だけのようだ。

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山頂からの滑走はクラストをバリバリ割りながらの滑走となった。かろうじてシュプールはついていたが、写真では見えませんよね。

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天狗原から下は、上部のオープンなところはモナカ。下部は重雪と藪地獄であった。高度を落とすだけで精一杯であった。成城小屋の近くで、Hさんたちに追いついた。Hさんの同行者であるNくんはテレマーク2年目で、結構滑走に苦労したようだ。

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あとは林道をジェットコースターのように滑って、栂の森ゲレンデに戻った。

立山とは大違いで悪雪滑りと藪スキーを堪能した1日であった。かなりどMなスキーであった。もう数回ほど寒波が来てくれないと、天狗原から下の斜面の藪が埋まらないだろう。まあ、シーズン最初に快適パウダーと悪雪の両方を経験したのはよかったのかもしれないが...

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November 25, 2013

立山初滑り:雪崩事故との遭遇

毎年恒例の立山初滑りに今年も行ってきました。
初滑りそのものはよかったのですが、真砂岳付近で大きな雪崩が発生するのを目撃。
残念ながら、その雪崩によって7人のスキーヤーが命を落としました。
いろいろと雪山の安全について考えさせられる初滑りとなりました。
故人のご冥福をお祈りするとともに、雪山での行動についてはこれまで以上に気をつけて行こうと思いました。
以下、記録です。

【山域】立山
【場所】富山県

【日時】2013年11月22日(金)〜23日(土)

【メンバー】マメゾウムシ

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1日目(11月22日)

【天 気】 11/22 雪

富山側の高原バスは悪天のため、3日続けて運休。この時期は長野側からの入山が確実である。

去年に引き続き、扇沢は積雪していた。平日にもかかわらず、すでに結構な台数の車が一番下の無料駐車場に入っていた。積雪のため駐車スペースに困ったが、なんとか自分で除雪することで駐車できた。ここで、4月の山岳スキーレースに参加していたテレマーカーのCさんと会う。今晩は雷鳥荘泊まりだそうだ。

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富山側が動かないので、長野側に人が集中したのか、もしくは今年は連休ではないので、平日に休暇を取った人が多かったのか、結構な数のスキーヤー・ボーダーがすでに改札口で待っていた。ロープウェイは整理券での乗車であった。2時間近くかかって室堂に着いた時にはグッタリという感じ。室堂は雪で視界不良気味であったが、それほど荒れてはいなかった。

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まずは宿泊先のみくりが池温泉に向かう。時間はたっぷりあるが、視界不良のため行動範囲は限られる。いつもの雷鳥荘前のゲレンデで初滑りをすることにする。まあ視界不良と言っても見える方であった。

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ちょっと重めのパウダーであったが、まずまずの滑りができた。

雷鳥沢を登っているパーティーがいたが、視界不良の中で行動をするのは、地形がわからずに誤って雪崩地形に入ってしまうリスクがあるのではないだろうか。ちょっと行動に疑問を感じた。前日にJANの出川さんがメーリングリストに送られた立山注意喚起のメールを思い出す。

2回ほど滑ったところで、風雪が強くなってきたので、切り上げることにする。

みくりが池温泉に戻ったら、まずは日本最高所の温泉に入り、言うまでもなくこれです。

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夕食はいつもながらに豪勢だった。立山で立山を飲む!

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2日目(11月23日)

【天 気】 快晴
【コースタイム】みく りが池温泉7:46〜浄土山9:20-36〜浄土山カール滑走〜カール下9:41〜浄土山9:58-10:09〜浄土沢滑走〜標高2400m地点 10:28-50〜(雪崩発生目撃10:55)〜室堂山荘11:23-29〜室生山荘の裏斜面滑走〜標高2350m付近11:31-53〜山崎カール標高 2640m付近12:59-13:10〜山崎カール滑走〜雷鳥沢キャンプ場13:20-35〜室堂ターミナル14:33

翌朝は見事に晴れました。御来光です。

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朝食はしっかり食べる主義です。

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大量降雪が続いた後の晴天。JANの出川さんからの21日のメールでは、「立山は雪崩リスクが高い状態だ」という情報が。とりあえず、サポートのない急斜面は避けて行動することを心がけなければならない。この時点で、山崎カール上部、雷鳥沢、大走りはルートからは外れた。とりあえずは当初の予定通り、浄土山に向かうことにする。

一ノ越の手前から浄土山方面に方向を変える。浄土山のカールをダイレクトに登ってもよさそうだが、念のため稜線通しに登った。途中、風の影響を受ける部分はクラストしていて、やむなくクトーを装着して突破した。シーズン始めだけあって、ちょっと体が重く、本来の調子ではなかった。そんなわけで山頂の一番乗りにはなれなかった。

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浄土山からの剱岳。

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雄山。

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浄土山のカールはそれなりに急ではあるが、すぐにフラットになるため、雪崩が起こっても大規模なものは起きにくい。すでに何人か滑っていたこともあり、私もドロップ。極上のパウダーで、積雪も安定しているという印象でした。

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あまりに気持ちがよかったので、登り返してもう1本!

浄土山からの槍ヶ岳。5月に行ったオートルートスキー縦走を思い出します。

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2本目の滑走はそのまま浄土沢まで。

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標高2400m地点まで滑って、室堂山荘へ登り返す途中で、ゴーッという音が聞こえた。別山と真砂岳の間あたりから雪煙が上がっている。思わず、「雪崩だ」と叫んでしまった。

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今まで私が遭遇した雪崩よりもはるかに大きなものでした。この時点では誰も巻き込まれていないことを願っていた。

室堂山荘からはすぐ裏の急斜面を滑走した。ここも急ではあるが、すぐにフラットになるところである。わずか数ターンだったが、ここも気持ちよく滑れた。沢に下りたところで休んでいると、富山県警の警備隊員が3人ほど、つぼ足でタンカーを運びながら近づいてきた。ここで初めて雪崩に何人かが巻き込まれたことを知る。これから現場での救助活動に加わるとのこと。雪崩発生から30分ちょっとでの大変迅速な初動と思われる。

山崎カール方面へ向かって登り返す。途中で救助ヘリが現場に向かうのを目撃する。山崎カールも下部であれば、斜度もそれほど急ではない。ただし上部で起こった雪崩には気を付けなければならない。標高2640m付近から雷鳥沢方面へ、すなわち雪崩現場方面へ滑走した。

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標高が低くなると、ちょっと重めのパウダーとなったが、それでも気持ちよく滑れた。これで今日の滑走は終了。

雷鳥沢キャンプ場から見た雪崩末端のデブリ。

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ヘリが3回ほど雪崩現場と室堂を往復していたが、死者がいないことをこの時は願っていた。救助活動としては大変迅速に行われたと思うが、おそらく現場で的確に行動できるリーダーがいたのだろう。

雷鳥荘へ登り返すと、雪崩の破断面が大走りの上部に見えた。はっきりとした面発生雪崩だ。標高差からしてかなりの破壊力だったことが予想できる。

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富山湾方面は見事な雲海であった。

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室堂を15時15分発のバスに乗ったが、これが長野側への最終であった。最終を16時と勘違いしていたので、危うく乗り過ごすところであった。これで乗り過ごしていたら、富山側から扇沢へまわらなければならないところだった。

宿に着いてからニュースを見てわかったことだが、この雪崩事故で7人が犠牲になった。故人のご冥福をお祈りするとともに、雪山におけるリスクマネージメントの大切さをあらためて思うのだった。

今回の立山での雪崩リスクの高さは十分に予測されていたはず。基本的に沢状地形などサポートのない急斜面には入るべきではない。しかし、雷鳥沢の内部など沢状の急斜面にまでシュプールがついているのを見ると、どれだけのスキーヤー・ボーダーが地形を考えた行動をとったのかとつい思ってしまう。やはり今まで大丈夫だったからとか、自分だけは大丈夫というのもあるのではないだろうか。雪山では常に初心に戻って細心の注意を払うことを心がけなければならない。今シーズンは今まで以上に雪崩には気をつけて行こうと思う。

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追記

あらためて考え直すと、今回は「積雪は安定していた」と判断してしまっても、その判断を安易には批判できないものと思いました。JANの速報を見ると、雪崩の破断面は表面から2m前後の所です。ピットを掘って、コンプレッションテストをしても、これだけの深いところでは反応はなかったでしょう。また、あちこちの急斜面に次々とシュプールがついていくにもかかわらず、その時点で雪崩の発生はなかった。「積雪は安定している」と判断してしまってもやむを得なかったと思います。私も正直なところ、滑っているうちにそのように思い始めていました。雪崩を目撃しなかったならば、安易な行動をしていたかもしれません。実際のところ、あれだけあちこちの急斜面が滑られても、雪崩が生じたのは4箇所(真砂沢、雷鳥沢、山崎カール、剱沢)だけしかなかったという事実。それを考えると、積雪は思ったよりも確かに安定していたのかもしれません。昨晩に参加したアバランチナイトでも、そのことを出川さんがおっしゃっていました。たまたまスラブが薄いウイークポイントにスキーヤーが乗ってしまったが故に起こった不運な事故だったのかもしれません。地形だけを見ると、確かに事故現場は雪崩地形ではありますが...

なかなか雪山での判断は難しいところです。亡くなられた7人のご冥福をお祈り致します。

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November 17, 2013

金剛山・岩湧山トレラン

立山初滑りを目前にして、ファンランをしに、ダイヤモンドトレイルに行ってきました。
しかしながら、千早登山口を11時20分というスタートの遅さ。

まずは千早本道の急登を金剛山へ登る。
いつもながら、この登りはひたすら階段ということもり、心拍数が上がりまくりで、結構追い込めます。

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ダイヤモンドトレイルに合流したところで、なんかやたらと多いトレイルランナー。
一緒に走りながら聞いてみると、なんと大会とのこと。
岳連と労山がそれぞれ春と秋にやっているのは知っていたが、それとは違う大会らしい。

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千早園地でエイドがあったので、いろいろと聞いてみた。
アクトレップという会社が主催で、二上山から紀見峠までの区間での大会だとのこと。
今回は第2回ということなので、去年から行っていたようだ。
自分のホームでありながら、まったく知らなかった。

選手たちの邪魔をしないように、同じペースで紀見峠まで同行した。
エイドには呼び込まれるわ、写真撮影はされるわで、完全に選手と間違われてしまった。

紀見峠からは紀見峠駅方面へ向かう選手達と別れ、さらにダイヤモンドトレイルを岩湧山へ向かう。
いつもながら、林道へ出るまでの急登は短いけど、縦走してきた足にはきつい。

15時45分ぐらいに岩湧山へ到着。

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さすがに時間が遅いので、山頂には私以外は3人だけ。
山頂のススキはちょうど見頃で、夕日に染まって、なかなかの風情でした。

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日没も早いので、長居はせずに、紀見峠駅方面へ下山。
17時15分ぐらいに紀見峠駅に着きました。
駅には、トレランの大会に出場した選手達がさっぱりした姿で電車を待っていました。

距離は30kmほど、行動時間は6時間のファンランでした。
さて、いよいよ今週は立山初滑りです!

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November 15, 2013

RUN+TRAIL Vol.6はUTMB特集

トレイルランニングの専門誌「RUN+TRAIL」の最新号は、私も参加したUTMB特集です。

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しっかり私のゴールシーンも掲載されていました。

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これからUTMBに参加しようというランナーにとっては、大変参考になると思います。

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November 14, 2013

香川 飯野山トレラン

先週は仕事で香川の坂出・丸亀周辺にも行ってきました。このあたりは平野に小山がボコッボコッとあり、その中でも形がよいのが飯野山です。その形から讃岐富士とも呼ばれます。

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標高420mで標高差は350mですので、短時間で往復できます。仕事が終了したところで、2回ほど山頂まで往復トレランしてきました。

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讚岐平野の眺めです。

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余裕で1時間以内での往復でした。

香川と言えば、やはりうどんでしょう!

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November 13, 2013

荒島岳

もう1週間以上も前の記録ですが、仕事のついでに荒島岳に登って来ました。

【山域】荒島岳
【場所】福井県

【日時】2013年11月4日(月)

【メンバー】マメゾウムシ、学生2名
【天 気】 晴れ
【コースタイム】勝原スキー場跡7:05〜ゲレンデトップ7:43〜しゃくなげ平8:49〜荒島岳9:34-54〜しゃくなげ平10:29〜小荒島岳10:43〜しゃくなげ平11:01〜ゲレンデトップ11:41〜スキー場跡12:12

荒島岳は今回で3回目。冬に滑りたい山でもあるので、その下見も兼ねて、調査に同行した学生2名と勝原スキー場跡から往復してきました。久しぶりに履いた登山靴でした。

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スキー場跡で、ある植物の種子のサンプリング。これが今回の目的でしたが、せっかくの機会ですので山頂まで行くことにします。

初めて来たときはまだスキー場が営業していましたが、今はリフトも撤去されて寂しい限りです。急登のゲレンデを登り終えたら、樹林帯に入ります。

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いい感じにブナが紅葉しています。しゃくなげ平まで2時間かかりませんでした。同行した学生はなかなかよいペースでした。

急登のモチガカベを登り切ると、視界が開け、荒島岳への稜線が見えます。

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3時間かからずに山頂に到着です。

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ちょっと霞んでいますが、いい展望でした。

20分ほど休んでから下山開始です。学生は下りが苦手な模様。

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小荒島岳です。

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スキーだと、この小荒島岳から滑走となります。偵察を兼ねて1人で小荒島岳の山頂も踏んできました。

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小荒島岳から見た荒島岳。

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しゃくなげ平に戻ったら、あとは下るだけ。ぬかるんでいて、滑りやすいが、それなりのスピードで下る。ゲレンデ上部で先に行っていた学生に追いつく。

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最後は急な舗装路を駆け下る感じで駐車地点へ戻りました。久しぶりに履いた登山靴は、やはり走るには向いていませんね。大野の入浴施設「あっ宝んど」で汗を流してから、帰路につきました。

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November 02, 2013

大阪マラソン2013

1ヶ月以上ぶりの更新で済みません。
先週末は大阪マラソンに参加してきました。
抽選に2回続けて落ちて、3回目の応募にしてようやく通りました。
ただし、UTMBの疲れや10月の忙しさでベストな状態には持って行けず、平凡な記録でゴールしました。
グロスタイムは03:49:14、ネットタイムは03:46:26で、順位は2996位。
マラソン出走者は29,112人でした。
目標は3.5時間切りでしたが、遠かった。
1年に1回の体力測定として、今後もフルマラソンには出場していこうと思います。

まずは大会前日のインデックス大阪での受付の様子。

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スタートの大阪城公園。

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ゴールシーンの動画です。


さすがは大阪マラソンで、芸能人も多数出走し、マスコミも注目。
ゴール地点ではこんなイベントも。

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不本意な成績でも、帰宅したらもちろん!

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これで今シーズンのレースは全て終了です。
いよいよランからスキーにモードを切り替えます。
まずは立山初滑りに向けて、早く雪よ積もってくれ!

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