フィンランドの旅2:パリッカラParikkala
パリッカラParikkalaはヘルシンキから北東に直線距離で250kmほどのところにある町で、ロシアとの国境がすぐです。ヘルシンキからは鉄道で3時間15分ほどです。パリッカラは日本のガイドブックにはまったく触れられていないのですが、湖と森林が美しいところでした。このブログがパリッカラの紹介になれば幸いです。
ヘルシンキで2泊した後は、パリッカラへ鉄道で移動します。ヘルシンキ中央駅です。
列車内にはパソコン用の電源があり、WiFiも使えます。パリッカラ駅には友人の奥さんであるMirjaが迎えに来てくれていました。実は、肝心の友人はウガンダに行っていて留守という変な状況なのでした。彼らは14年ほど前に日本で半年ほど過ごしており、その時から家族ぐるみの付き合いが続いていることもあり、こんなようになりました。
家には次女のMariが待っていました。すぐにキノコのスープをご馳走になりました。なかなかの美味です。
それから近所を散歩。時刻は19時ですが、サマータイムおよび緯度が高いこともあり、まだ明るいです。トレランによさそうなトレイルです。
きのこがいろいろと生えていました。
リンゴンベリーです。ブルーベリーも自生しています。
こんなものも。
湖の景色は素晴らしいです。
ヤナギとハムシ。これは私の仕事関係です。
ハマナスもありました。ハマナスの実は種が多いですが、食べられます。
帰宅したら、サウナに入ってから、ちょっと遅いディナー。フィンランドの家庭にはだいたいサウナがあるんですね。
翌日はまる1日パリッカラ観光。まずは収穫祭へ。
tyrniというベリーです。
おそらく淡水魚と思いますが、小魚を揚げたものを買って食べました。ハーブと塩で味付けされています。ちょっとしょっぱいですが、美味しいです。
左からMirja、Mari、Mariの友人です。
次は、Parikkala Sculture Parkという所に。ここにはVeijo Rönkkönen (1944–2010)という芸術家が50年かけて作ったアートがあります。実に不思議な感じがするアートです。
下は1番最初に作ったアートだそうです。
Veijo Rönkkönenの写真です。この場所はボランティアによって維持されているのだそうです。なので、少しばかりの寄付をしました。
こんなアートもありました。
この場所はロシア国境まで5kmほど。ロシア人ライダー達も観光で訪れていました。国境の真ん前まで車で行ってみました。
その後は、Siikalahti Bird Lakeにバードウォッチングに。実はパリッカラのこの湖はバードウォッチングでは有名なそうです。ビジターセンターのような建物がありますが、人は常駐していません。
建物の内部には湖で見られる鳥の解説があります。
釧路湿原を思い浮かぶような湿原です。
観察塔です。
観察小屋もあります。
自由に使える炉もあり、火を熾してソーセージを焼いて食べました。
2晩目のディナーです。フィンランドの家庭料理をご馳走になりました。
別れの朝です。2晩泊めていただいた家です。
パリッカラの駅でMirjaとMariとお別れです。今度はもっと時間を取って来たいと思いました。
その日のうちにヘルシンキから関空行きの飛行機に乗り、2週間ぶりに我が家へ戻りました。
フィンランドは人も自然も好きな国です。
Comments
ゆったり、のんびりした雰囲気でいいですね!
Posted by: 高 | September 16, 2013 11:25 PM
トレランは慌ただしいので、たまにはのんびり感を味わうのもよいです。
11月の立山初滑りは、あまりガツガツ行かずに、のんびりと行きたいところです。
今のところ、平日に休暇取得で、11/21-23あたりで入山を考えています。
Posted by: マメゾウムシ | September 19, 2013 03:33 PM