穂高岳周回トレラン
槍ヶ岳周回トレランの翌日は、思ったほど疲れが残っていなかったので、予定通り、前穂高岳・奥穂高岳周回トレランに行ってきました。以下、報告です。
【山域】前穂高岳・奥穂高岳
【場所】長野県
【日時】2013年8月9日(金)
【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】 晴れ
【コースタイム】上高地バスターミナル5:20〜岳沢小屋6:51〜前穂高岳分岐8:53〜前穂高岳9:24〜前穂高岳分岐9:56〜奥穂高岳10:59〜穂高岳山荘11:24〜涸沢ヒュッテ12:31〜横尾13:56-14:19〜上高地バスターミナル15:47
明け方に新穂高の鍋平駐車場から平湯のアカンダナ駐車場へ移動。アカンダナ駐車場は車中泊禁止で、夜間はゲートが閉まり、4時まで開かないので、大変不便な駐車場である。ここから始発の上高地行きのバスに乗り、上高地に入山した。
上高地到着が5時20分。上高地発の最終バスが18時なので、それに間に合わせるように行動しなければならない。とりあえず、奥穂高岳到着は正午前にしなければいけない。
まずは河童橋を渡り、岳沢方面へ。
早朝の前穂高岳は雲に隠れていた。
ほぼすべて歩きで、岳沢小屋までは1時間半で到着。
このあたりから、日がジリジリと照り続ける天気となり、汗が吹き出す。鎖が出てきたところで、ストックはたたんでしまう。岩場ではストックは邪魔になる。
大学院生時代に、槍ヶ岳から大キレットを越えて、前穂高まで縦走し、岳沢に下ったことがあるが、ほとんどその時のことを覚えていなかった。なにか新鮮な感じであった。
前穂高岳山頂へは吊り尾根分岐からピストンであった。
前穂高分岐から奥穂高まではだらだらとした吊り尾根を進む。
分岐から1時間ほどで奥穂高岳の山頂に到着。この山頂は3回目のはず。
11時に奥穂高の山頂に着けたので、なんとか最終バスには間に合いそうだ。山頂からのジャンダルム。
山頂からはずっと下りになるのだが、浮き石が多く、落石が起きやすいところだ。基本的に涸沢までは走ってはいけないだろう。一般登山者でもヘルメット着用が多いのは、なかなかいいことだ。
穂高岳山荘からはザイテングラードを下降。
涸沢のテントはまだそんなに多くはない。これから来週にかけてさらに増えるにちがいない。
涸沢カールを見上げる。まだ滑れそうだが、ここまでスキーを担ぐのはしんどい。5月に来たい。
涸沢ヒュッテの生ビールの誘惑に負けそうになるが、安全圏となる横尾まで進んでおくことにする。
横尾には14時に到着。ここからは3時間あれば、ゆっくり歩いても上高地まで戻れる。ラーメンと缶ビールで大休止とする。
あとは林道を上高地のバスターミナルまで走るだけ。
横尾から1時間半ほどでバスターミナル着。16時発アカンダナ駐車場行きのバスに乗れました。
アカンダナ駐車場に戻り、帰り支度。
ひらゆの森で汗を流してから、帰路につきましたが、疲れと眠さでそのまま帰れず、ひるがの高原SAで車中泊となりました。UTMBに向けてのトレーニングに、果たしてなったんだろうか?
Comments
相変わらずですが、ビックリです。
マメゾウさんの 1/10 で良いですから 行動力と体力が欲しいです!!
ちなみに背中の荷物は何キロくらいですか?
Posted by: 高です | August 14, 2013 08:59 PM
前日に新穂高から槍を往復して、翌日は穂高ですか。。。いや〜、絶好調でないでしょうか。
あとは怪我に気を付けながらの調整でしょうか。
一昨日火打でも、全速力で走っているトレランナー見掛けましたが、「ひょっとして、あの人もUTMB出場?」と思える今日この頃です。
Posted by: CIMA | August 17, 2013 07:52 PM
高さん、いつもコメント有り難うございます。
スタート時点で、水2L、雨具、行動食多め、レスキューシート、地図、コンパス、通信機器等で、合計5kg以内ではないかと思います。
Posted by: マメゾウムシ | August 19, 2013 04:25 PM
CIMAさん、いつもどうもです。
こんなんでよいのかと多少不安ですが、速さよりも、長く行動し続けられることを第1に考えています。
Posted by: マメゾウムシ | August 19, 2013 04:28 PM