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May 12, 2013

日本オートルート3日目:太郎平小屋〜双六小屋(快晴の稜線滑走)

日本オートルート3日目(5月5日):太郎平小屋〜双六小屋(快晴の稜線滑走)

【天 気】晴れ
【コースタイム】太郎平小屋7:02〜北ノ俣岳8:38-48〜(滑走)〜中俣乗越9:22〜黒部五郎岳11:16-29〜(カール滑走)〜黒部五郎小舎11:45-12:00〜三俣蓮華岳14:20〜双六岳15:23〜(滑走)〜双六小屋15:55(冬季小屋泊)

太郎平小屋に泊まった翌朝は、一転して素晴らしく晴れた朝だった。

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昨日の午後は見えなくなってしまった薬師岳もその姿を朝日に輝かせていた。

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太郎平小屋には多くの人が宿泊していて、一斉に薬師岳や北ノ俣岳方面へ出発していった。

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話によるとヘリで上がってきた人たちもいるようだ。私も北ノ俣岳までのダラダラとした斜面を登るとしよう。

疲れが出ているのか、荷物が重いのか、北ノ俣岳への登りは体が重かった。他のスキーヤーたちと同じペースでしか進めなかった。

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山頂からは乗鞍と御嶽も眺められた。

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槍ヶ岳はだいぶ近づいてきた。

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本日最初の滑走は、中俣乗越までのダイナミックな斜滑降だ。しかしながら、赤木岳の東側斜面に大きな亀裂があったので、再びシールを付けて、少し登り返してから再ドロップ。雪庇からのエントリーであったが、一番高さの低いところからうまくドロップできた。

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中俣乗越から黒部五郎岳の登りは結構きつかったが、クトーもアイゼンを使わずに登ることができた。

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所々、まだクラストしている箇所はあったが、今日は気温も高く、雪も緩み始めていたので、シールだけでも問題はなかった。

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黒部五郎岳からの滑走は当然カールだ。

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山頂からは垂直な壁なので、肩の部分まで下りてから、ドロップした。

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最初はよい感じで滑れたが、湿雪の中で重荷に揺らされて1回転してしまった。この時期に降った新雪は緩んだら湿雪重雪になり、ちょっと厄介だ。今年のGWはよい雪に出会えない!

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それでも黒部五郎小舎まではあっという間であった。これまでの行程はスキーの機動力がまったく活かされなかったが、ようやくという感じだ。

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黒部五郎小舎からは急登をヒーヒー言いながら登る。そこを登り切ると、今度はだらだらとした長い登りとなった。稜線上には雪が付いていないところがあり、そういう箇所は雪の付いた斜面をトラバースすることなる。

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黒部五郎小舎から三俣蓮華岳までは2時間20分という長い道のりであった。

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三俣蓮華岳から双六岳まではシールを付けたまま進んだ。2回ほどのアップダウンがあった。

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ここまで来ると槍ヶ岳はだいぶ近い。

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双六岳からは双六小屋まで尾根沿いに滑っていくわけだが、この尾根はしばらく平らで、おまけに雪の付きが悪い。途中で雪が切れて、スキーを脱いで渡ったところもあった。もっと早めに東側の斜面に飛び込んで、巻き気味に滑ればよかったかもしれない。

ようやく斜度が出てきたら、今度はモナカ雪でまともに滑れる状態ではなかった。16時近くになり、雪は表面からクラストしてきていた。キックターンもしながら、なんとか双六小屋まで滑り下りることができた。この日は終日ハイドレーションが使用できた。

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双六小屋の冬季小屋は大変綺麗で、中にトイレもあり快適であった。水さえ作れば、もう外に出る必要はない。

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宿泊者は1人かなと思い、小屋の中にツエルトを張った。

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ところが、16時過ぎにスキーヤーの青年が1名到着した。彼は逍遙渓稜会の会員で、雪が無くなれば沢登りを専門にやっているとのこと。前日は高天原泊で温泉にも入れたという話を聞くと、来年は私も高天原に行って、雪の中で温泉に入りたくなってしまった。

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