SALOMON The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 詳細編
大会から3週間も経ってしまいましたが、SALOMON The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉(2012年7月14日〜16日)の模様をアップします。
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1日目(受付と開会式)
7月14日(土)の受付時間に間に合うように、この日の6時に大阪の自宅を発ちました。13時ちょっとに会場であるオリンピックスポーツパークに到着。
ここはスタートとゴールでもあり、3セクションに分かれたコースの起点と終了地点になるため、エイドステーションにもなっています。
受付を済ませたら、大会側に手配された宿にチェックインです。この大会に参加するためには、野沢温泉で1泊することが義務づけられています。宿は、「民宿やまぼうし」です。
部屋は個室でした。
開会式まで時間がありましたので、外湯「大湯」に入浴に行くことにしました。
表に賽銭箱があり、気持ちを入れます。お湯はかなり暑かったです。おかげで入浴後は汗だくです。温泉街はこんな感じです。
宿の近くには、湧き水もありました。おいしい水です。翌日のハイドレーション用に2L汲んでおきました。
開会式は夕方から国際会議場で行われました。主催者のご挨拶と翌日のコース説明を受けます。
宿に帰って、夕食です。宿泊客は大会参加者だけで、私以外に5人ぐらいだったかな。この週は大会に備えて禁酒していたんですが、「自家製どぶろくがある」と聞いて、飲まないわけにはいきません。1合ばかりいただきました。たいへん美味しゅうございました。
宿のご主人はテレマーカーとのこと。冬にもぜひお邪魔したいところです。その時は思いっきり、どぶろくを飲みたい。
翌日は7時スタートということもあり、早めに就寝しました。
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2日目(大会当日)
翌朝は、4時半に起床し、テーピングを貼ったりなど準備をしました。外は小雨でした。朝食は宿で作っていただいたおにぎりを食べて、スタート会場近くの第3駐車場に車で向かいました。この時には雨は止んでいました。そこから会場まではバスで移動です。
会場では、oxfamでお世話になったYさん、Nさん、Aさん、トレランアカデミー奈良で知り合ったMさんなどに会うことができました。
駅伝に参加するAさんたち3人は、おそろいのユニフォームでした。
いよいよスタートの7時です。
一応、カメラを持ってスタートしたのですが、さすがに写真を撮る余裕はあまりありませんでした。ここから写真が極端に少なくなります。
セクション1(約21km)は、野沢温泉の温泉街をまず走ります。ちょうど朝一の最中で、温泉街の人たちや観光客が声援を送ってくれます。それからスタート地点に戻って、林道に入っていきます。
この林道からコースの最高地点である毛無山までは、全コースで一番の急登となります。林道までのロードを飛ばしすぎたため、ふくらはぎが死んでしまいました。本来は得意である登山道で失速です。おまけに登山道はぬかるんでいて、歩きにくい。ここでかなりの人数に先を譲りました。
それでもなんとか毛無山に辿り着き、最初のエイド(やまびこ駅)で食べ物を口にし、急下降に入ります。ここもぬかるんでいて、滑りやすい。何度か転けてしまいました。それでも予定の4時間以内で、セクション1をクリアーしました。エイドで提供されたアイスクリームを食べたら、だいぶ生き返りました。
セクション2(約12km)は、距離も短く、高低差もあまり厳しくないのですが、セクション1での疲れからか、かなり時間を長く感じました。それでも北竜湖では写真を撮る余裕はありました。
小菅神社の登りはきつかった。予定では、セクション2は3時間と考えていましたが、2時間34分でクリアーしました。
ここまでは予定通りでしたが、ようやくこれで半分です。最後のセクション3(約32km)は、距離が長く、高低差も結構あります。5時間で行ければ、トータルで12時間が切れて、明るいうちにゴールできます。再びアイスクリームを食べ、おにぎりも食べて、再スタートです。午前は曇りの天気でしたが、すっかり晴れの天気になっていました。
セクション3はスキー場エリアがメインとなるので、日当たりのよいところが多くなります。気温もだいぶ上がっていますし、湿度も高い。汗がだらだらと流れ、かなり過酷な状況でした。ストックを使っているにもかかわらず、登りでスピードが出ません。抜かれる方が多い。
途中でクマタカが飛んでいるのを目撃。途中で通った池にはモリアオガエルの卵もありました。
最後のエイド(やまびこ駅)に着いたのは、17時前ぐらいでした。
ここで長めの休憩としました。あとは下り基調になるので、ラストスパートの準備です。食べ物を食べ、水も多めに摂取しました。
問題はトータル12時間以内にゴールできるかです。残り15kmを2時間で走れるかにかかっています。残っている力を振り絞って走ります。ここからは次々に先行者を追い抜いていき、抜かれることはありませんでした。
ゴールタイムの記録は、12:12:24と、残念ながら12時間を切れませんでした。暗くなる前にゴールできた点だけはよかった。悔しいですが、力は出し切ったという感じです。
セクション3は、予定では5時間と考えていましたたが、5時間42分もかかっていた。戦略としては、セクション1の最初をもう少し控えめにして、余力をセクション3のために残した方がよかったのかもしれない。このあたりのペース配分はなかなか難しいところです。まあ、順位的には男子総合127位と、平均レベルというところでしょうか。
夜は、トレラン仲間たちと、温泉街の居酒屋で盛大な打ち上げとなりました。打ち上げ終了後は、レースの疲れと酔いのため、フラフラになりながら、車中泊をする第3駐車場になんとか戻りました。その時間はまだ最後のランナーが走っている時間でもありました。
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3日目(表彰式)
翌朝は表彰式です。車中泊の場合、朝から晴れているとすぐに車の中が暑くなります。朝食を買いに行ったり、トイレに行ったりして、なんとか表彰式の時間まで時間を潰しました。
年代別表彰では、Yさんが3位となり、表彰されました。凄いです!
女子総合の上位3名です。なんと3位は、山岳スキー競技のイベントでよくお会いするUさんではありませんか。あとで、ご挨拶しました。
男子総合の上位3名です。ちなみにこの大会では、上位3名には賞金が出ます。いいですね!
主催者側の田中正人さんのご挨拶です。
なんとAさんは、じゃんけん大会で勝利されて、賞品をもらっていました。私は1回戦でAさんに負けました。
次に私が参加する大会は信越五岳です。頑張ります。
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