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May 22, 2012

白山に10人のテレマーカーが集合!

先週末は、関西を代表するテレマークスキーのクラブであるアウトサイドスキークラブの白山ツアーに同行してきました。
日曜日には合計10名のテレマーカーが白山に集合!
以下、その記録です。

【山域】白山
【場所】石川県・岐阜県
【日時】2012年5月19日(土)~20日(日)
【メンバー】雪田瑠摩さん、Iさん、Kさん、Fさん、Yさん、K女史、Tさん、F女史、ゆうさん(20日のみ)、マメゾウムシ

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1日目:市ノ瀬から南竜避難小屋へ

【天 気】 晴れ
【コースタイム】市ノ瀬6:07〜別当出合7:21-8:20〜中飯場9:15-33〜甚之助避難小屋11:40-12:21〜南竜避難小屋13:50
南竜避難小屋15:24〜トンビ岩コース1つ東の尾根〜室堂手前2416m16:30-16:40〜南竜避難小屋17:01

前夜は集合場所である市ノ瀬の駐車場で車中泊。翌朝は4時に起床し、車載して持ってきたMTBを組み立てたりと慌ただしく支度。同じく車中泊していたアウトサイドスキークラブのメンバーも支度を始め出したところで、ご挨拶。

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ほとんどのメンバーが、テレマーク関西講習会でお顔を見たことのある人たちでした。彼らと一緒に行くのは今回が初めてではあるのですが、親近感を感じます。今日は男性6名、女性3名の合計9名で白山を目指します。明日は、ゆうさんという方が登ってくるので、合計10名になります

市ノ瀬までは自転車隊と徒歩隊に別れて出発。私もMTBを持ってきたのですが、重荷で漕いでいっても徒歩とスピードが変わらないので、結局、別当出合までのほとんどを自転車を引いていきました。MTBは帰りのために持って行くようなものです。雪田瑠摩さんは普段から自転車でトレーニングをしているだけあって、力強く漕いでいきました。

1時間15分ほどで別当出合に到着。あとは徒歩隊を待ちますが、なかなか来ない。
宿泊装備およびスキーとブーツを担ぐとなると、結構な重荷になります。雪田瑠摩さんとFさんで、女性陣の荷物を運ぶために迎えに行きました。最後のメンバーが到着するまでに、2時間かかりました。

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別当出合からは自転車隊も徒歩になります。吊り橋には底板がすでについていました。

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中飯場まで、重荷に苦労しながら登ります。石段の急登は結構堪えました。

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中飯場でもまだ雪は出てきませんでしたが、40分ほど登った標高1680mあたりから雪がつながり出したので、シール登行に切り替えました。これで肩への重荷の食い込みがだいぶ楽になります。

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甚之助避難小屋を目指して登ります。

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K女史がバテ気味なので、甚之助小屋で大休止。

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この時点で正午を過ぎたので、室堂へ向かうのは止めて、宿泊地である南竜避難小屋に向かうことにする。

エコーラインへのトラバースは雪がつながっていなかったので、スキーを脱いだり履いたり。去年1人で来たときもそうだった。すぐに南竜小屋が見えるところまで来ました。

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14時には全員無事に避難小屋に到着しました。先客が1名いましたが、全員中に入れました。来た方向を振り返ります。

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別山方向ですが、この手前の山も滑るのによさそうです。

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しばらく休憩したところで、どこかに滑りに行こうとなりました。ついでにビールも買えればということで、室堂まで登ることに。

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トンビ岩コースの1つ東側の尾根を登る。気がついたら先頭にいました。

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斜度が緩くなり出したところから、御前ヶ峰が見えてきましたが、ガスが出てきました。

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後続も登ってきました。

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標高2415m付近で16時半を過ぎました。室堂は見えているのですが、時間切れです。ビールは諦めて、ここから滑走に。

登ってきた尾根とトンビ岩コースの間のやや谷状の斜面を滑りました。快適ザラメです。

さすがに雪田瑠摩さんをはじめみんな滑るのはうまい。私だけ”まほろば流”なので、ちょっとみんなと滑り方が違うという感じですが、そんなことは関係ない。みんなと滑るのは実に楽しい!

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一瞬の標高差300mほどの滑走でした。最後は避難小屋の屋根の上に乗って記念撮影。

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言うまでもなく、この後は宴会に突入しました。大人数での宴会は実に楽しい。テレマークの技術論など学ぶことも多かった。おかげでちょっと飲み過ぎました。

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2日目:大汝峰半周スキー、そして市ノ瀬へ下山

【天 気】 晴れ時々曇り
【コースタイム】南竜避難小屋5:10〜室堂6:46-7:21〜大汝峰8:58-9:09〜北面滑走〜2525m付近〜南西へトラバース気味に滑走〜大汝峰の真西2355m付近9:30〜御前ヶ峰の西側肩10:41-10:53〜室堂10:55-12:27〜万才谷滑走〜エコーライン下トラバース開始13:07〜甚之助小屋13:40-14:36〜滑走終了1680m付近15:02〜中飯場15:41-16:05〜別当出合16:38-16:50〜市ノ瀬17:05

翌朝は4時に出発し、山頂で御来光の予定でしたが、前日の飲み過ぎが祟り、みんな、なかなか起きません。結局5時過ぎの出発となりました。

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私も少々体にお酒が残っている感じでしたが、雪田瑠摩さんは完全な二日酔い。雪田瑠摩さんは南竜小屋で、今日登ってくるゆうさんを待つということで、別行動となりました。

8名で室堂へ向かいます。前日に滑走した斜面よりもトンビ岩コース側の斜面を登ります。雪面はクラストしているので、念のためクトーを装着しました。

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斜度が緩くなってきたところで、雪が途切れたため、1度だけスキーを脱ぎました。

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室堂に着いたら、余計な荷物はデポします。山頂付近が雲がかかっていました。

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大汝峰まではほぼ夏道に沿って登ります。

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ガスは晴れましたが、上部は風が強い。大汝峰が見えてきました。

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大汝峰の取り付きは急で狭い雪の斜面を登る。しっかりエッジを食い込ませないと、滑落の危険がある。ここでF女史のシールが剥がれてしまい、身動きが取れなくなってしまった。Iさんがピッケルでステップを切り、ロープでF女史を確保することによって、なんとかF女史も無事に登ることができました。

急斜面を登り切ると、大汝峰の山頂はすぐでした。

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ゆっくりと休憩したいところですが、風が強く、体が冷えるので、すぐに滑走に入る。まずは北面の滑走です。

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風でクラストしているが、ターンには問題ない。ゲレンデと同じように滑れます。広大な斜面を広く使って滑りました。

Iさんの案内で、標高2525m付近からは南西の方向へトラバース気味に滑る。大汝峰の真西2355m付近で滑走終了。御前ヶ峰西側の肩へ登り返しました。

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大汝峰の西側を半周するような感じで、御前ヶ峰西側の肩に到着。風が強い。

ここで白山最高峰の御前ヶ峰に登るメンバーと、直接室堂に滑るメンバーと別れる。私は寒いので、室堂に直接滑ることにする。寒いというのは言い訳で、昨晩の飲み過ぎで調子がいまいちという方が正しい。御前ヶ峰には、Iさん、Fさん、F女史の3名が向かった。

室堂までの斜面は緩んでいて、メローだが、快適に滑り降りることができた。

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室堂センターでは、雪田瑠摩さんがベンチでシュラフに入って休んでいました。かなり調子が悪そうだ。今朝、市ノ瀬から登ってきたゆうさんも合流。御前ヶ峰に登ったメンバーも下りてきたところで、10名のテレマーカーが揃いました。正確にはゆうさんはBCクロカンであったので、10名のヒールフリースキーヤーというのが正しいかもしれない。

全員で下山に入ります。雪田瑠摩さんもやや復活。弥陀ヶ原まで滑り、そこからは万才谷を滑りました。

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万才谷は3年前の6月頭に滑ったが、その時は縦溝と小石で快適な滑走とは言えなかった(2009年の記録)。今回はまだ縦溝も小さく、滑走には問題ない程度でした。途中、撮影しながら、みんなで楽しく滑走。

南竜小屋の手前まで滑ったら、甚之助小屋方向へのトラバース。ここではいったん板を外しました。

甚之助小屋に着いたら、餅を焼いて食べようということになりました。私は行動中に調理をすることはほとんどありませんが、大人数ではそれもよいです。ちょうどお腹が減っていたので、ちょうどよかった。

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お腹を満たしたら、雪が途切れるところまで滑走です。

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だんだん藪も濃くなり、雪面の凹凸も大きくなる。それでもみんなしっかり滑ってくる。さすがです。標高1680m付近で滑走終了となり、板を担ぎました。

別当出合に着いたのは16時半を過ぎていました。この時期は日が長いからよいです。厳冬期であれば、すでに暗くなり始めているところです。

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自転車隊はここからは楽です。15分で市ノ瀬に到着しました。

全員が市ノ瀬に下りてくるまでの時間を利用して、自転車隊だけで、永井旅館の温泉に浸かって汗を流しました。徒歩隊は山菜を採りながら、ゆっくりと下りてきました。

福井北インターへ向かう途中で、白峰の志んさで栃餅となんば味噌を購入。ここの栃餅は美味しかった。なんば味噌もピリッとしていて、ご飯に実に合いました。最後に、勝山のグリル山田でソースカツ丼を食べて解散となりました。

今回は大勢でのツアー、それも全員がテレマーク。私は普段は単独か少人数でのツアーが多いので、今回は貴重な経験でした。大人数の場合は個人の体力にもばらつきが出て、所要時間が少人数より多くかかるというデメリットはありますが、大人数は大人数で楽しいということもわかりました。アウトサイドスキークラブの皆さん、どうも有り難うございました。また、同行させて下さいね。
 

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