氷ノ山東尾根
昨日は、腰痛などまだ残っていたため、遠出をせずに、大阪から比較的近い氷ノ山を滑りに行ってきました。
とても4月中旬とは思えない雪の量と快適ザラメで、爽快な滑走ができました。
以下、その記録です。
【山域】氷ノ山東尾根
【場所】兵庫県
【日時】2012年4月15日(日)
【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】 晴れのち曇り
【コースタイム】氷ノ山国際スキー場駐車地点7:31〜東尾根避難小屋8:07〜シール登行開始1120m地点8:47〜氷ノ山山頂9:41-59〜南斜面滑走〜東尾根10:09〜滑走終了1110m地点10:16〜東尾根避難小屋10:41〜スキー場駐車地点11:06
スキー場駐車地点11:15〜スキー場トップ11:51-58〜スキー場駐車地点12:03
前夜は道の駅ようか但馬にて車中泊。車中泊の車が多いのは、この週末にハチ北スキー場が営業するからだと思っていたが、朝の様子からすると、どうやら車中泊を趣味とする人たちであった。5時半に起床し、朝食を取ったら、登山口となる氷ノ山国際スキー場に向かう。
スキー場の中腹まで林道を利用して上がれたが、十分な積雪がまだ残っていた。
少し遅れて到着した一般登山者2名と一緒にスタートした。すぐに東尾根への取り付きとなる。
東尾根は初めてなので、とりあえず夏道通しに進む。雪はつながっていないので、スキーは担ぐ。今日の板は、ザラメが予想されるので、センター81mmのG3 Ace、服装とバックパックは山岳スキー競技スタイルで行った。
杉林の急登をテレブーツと板を担いで登るのはきつい。それでも30分ほどで、尾根上の避難小屋に出た。
暑いので、ウェアを脱いでいる間に、一緒にスタートした登山者2名に、「スキーブーツでの登りは大変ですね」と言われ、抜かれる。しばらく雪の無い狭い尾根上を進む。スキーが藪や枝に引っかかってイライラする。
尾根が広くなって、雪がつながり出した1120m地点から、ようやくシール登行開始。雪上訓練をしているパーティーがいた。
鉢伏山とハチ高原スキー場が見える。この山の反対側には、テレマーク関西講習会が行われたハチ北スキー場がある。
東尾根を振り返る。厳冬期にも来てみたい。
スキーを履けばこっちの者である。快適なザラメで、シール登行は快適である。途中で先に行かれた登山者2名を追い抜く。その際に、「スキーは楽そうですね」と言われる。山頂が近づく。
山頂まではそんなに時間はかからなかった。山頂の避難小屋の前には何人かの登山者が休んでいた。
さて、どこへ滑るかである。北面のネジレ谷は魅力的である。行けそうな感じではあったが、下部で沢が出ている可能性がある。ここは単独なので、無理はせずに、まずは広大な南斜面を滑ることにした。
木が濃くなったところから、東尾根にトラバース気味に戻り、往路を滑走した。
この時間ではスキーヤーは私1人だけだったので、帰る途中の登山者やこれから登ってくる登山者に注目されてしまった。ギャラリーがいれば、俄然ハッスル。スピーディーに林間を滑ると、「凄い!」とか「カッコイイ!」と声が上がった。
滑走は一瞬で終わり、登りでスキーを履いた地点のちょっと下で、スキーを脱いだ。ここからはスキーを担いで下る。スキー場に近づいたところの杉林の中から再びスキーを履き、最後はスキー場に滑り込んだ。
駐車地点に戻ったのはまだ11時ちょっとであった。ちょっと滑り足りないので、ネジレ谷と流れ尾の偵察ついでに、スキー場をトップまでシールを付けて上がることにした。
35分ほどでスキー場トップに到着。
スキー場トップから流れ尾方面にテープが付けられているのを見つける。おそらくこれを辿っていけば、流れ尾経由で山頂に行けるのだろう。東尾根を忠実に行くよりは、こちらの方がずっとスキーを使えそうでよかったかもしれない。次回はこちらから山頂に行ってみようと思う。
最後はゲレンデをかっ飛ばして駐車地点まで滑り込んだ。帰ろうとする車がわざわざ止まって、私が滑るのを見ていた。いよいよ春スキーの季節到来だ。
Comments
こんばんわ、マメゾウさん。このブログに紹介されていた、二人組の登山者です。
今日、たまたまインターネットを見ていてマメゾウさんのサイトにたどり着きました。
私たちは、10時前に頂上避難小屋到着 10時30出発 11時40分東尾根登山口でした。
ちなみに、マメゾウさんがテレマークで滑っているのを、車を止めて見ていたのは、私たちです。
Posted by: 小笠原 弘明 | April 18, 2012 09:12 PM
小笠原さん、氷ノ山はお疲れ様でした。
この時期の氷ノ山はお手軽に雪遊びができますね。
またどこかの山でお会いしましょう。
Posted by: マメゾウムシ | April 19, 2012 09:24 PM