妙高前山 滝沢尾根
元旦の夜は道の駅あらいで車中泊。ここには地ビールが売っていたり、きときと寿司もあり、お腹も満足。しかし夜は雨になり、朝も降り続いていた。山は雪だろうが、おそらく湿雪だろう。天気予報では今日は前線が通過するそうで、山は荒れそうである。こういう時は樹林帯を滑るのがよい。行き先は去年の2月に滑った妙高前山だ。すき家で朝定食を食べて出発した。
【山域】妙高前山
【場所】新潟県
【日時】2012年1月2日(月)
【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】 雪
【コースタイム】赤倉観光リゾートスキー場トップ9:35〜前山11:20-40〜滝沢尾根〜赤倉観光リゾートスキー場12:48〜駐車場12:57
スキー場に到着すると激しい雪となっていて、視界が悪い。風もある。とりあえず行くだけ行ってみることにする。ゴンドラとリフト1本を乗り継いで、スキー場のトップへ。この天気の中をバックカントリーに入ろうというのは、私以外に2パーティーのようだ。
一番最後に着いたのに、一番最初に出発した。昨日のトレースだろうか、その跡を進む。風雪で顔が痛くなってきたので、目出帽をかぶる。やがてトレースがなくなり、ラッセルとなる。深く重い湿雪に苦しむ。前日の新田山よりもハードなラッセルである。後続の若者2名が追いついたので、ラッセルを交代してもらう。あとはラッセルを交代しながら進む。
出発してから2時間ほどで前山に到着。去年の2月は1時間20分で登ったが、ラッセルがきつかった分、時間がかかった。
風雪が強いので、軽く腹ごしらえして、滑走準備に入る。若者2名も私と同じく滝沢尾根を滑るようだ。5名ほどのパーティーが我々のトレースを利用して登ってきた。
滑り出したはよいが、ゴーグルが曇って見にくいので、途中から眼鏡にする。樹林帯の中に入れば風も弱くなるので、眼鏡でも問題はなかった。
深重パウダーだが、センター96mmの板は浮いてくれるので、滑走に苦労することはない。GPSで去年の軌跡を確認しながら、滑っていく。
スキー場への徒渉点も埋まっていて、問題はなかった。ゲレンデに出ると風が強くなるが、あとは駐車場まで一滑りだけである。駐車場に着くと、車には結構雪が積もっていた。
その後もしんしんと雪は降り続いた。翌日はパウダーが期待できるが、どこに行くべきか迷う。栂池に戻ることも考えたが、最終的に黒姫山を偵察しに行くことにした。
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