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January 23, 2012

テレマークスキー関西講習会2012

1月20日(金)〜22日(日)にハチ北スキー場で開催された第9回テレマークスキー関西講習会に参加してきました。

昨年はバックカントリーの予定を入れていて参加しなかったので、2年ぶりの参加でした。関西講習会は豪華な講師陣による講習会だけでなく、関西のテレマーカーとの技術・情報交流の場でもありますので、参加しないわけにはいきません。

以下、その報告です。

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1日目

休暇を取って、1月20日(金)から参加した。この日のハチ北は小雨だった。ウェアが濡れる。

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講師3人による1日目の開会式。

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左から、川上敦さん、植木庄司さん、畑あやの(アジャ)さん。川上さんは日本のテレマーク界の神様、植木さんは革靴職人、アジャさんは日本最速女レーサーと、テレマークスキー界では有名なお三方だ。

私は川上さんのクラスを受講。川上さんは指導員に指導する立場だけあって、ひじょうに洗練されたソフトな滑りをする。午前中は狭いスタンスで外足に乗った滑り、午後は内足に乗った滑りを行い、内足の使い方の大切さを指導いただいた。なかなか模倣するのが難しい技術だった。

川上さんに特に指摘されたのは足首をもっと柔らかくという点。ブーツをT3からT2ecoに変えたということもあるが、足首の使い方は、まほろばの滑りでも重要。今後は注意したい。
ちなみに川上さんは私の滑りをみただけで、私がまほろば系であることを見抜いてしまった。私の滑りとヒロ師匠の滑りには似ているところがあるのかな?

初めて知ったのだが、テレマークスキー教程にあるツーステップターンは川上さんが確立した技術だそうだ。

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2日目

土曜日からは、多くのテレマーカーが参加した。合計104名だそうだ。関西でこれだけのテレマーカーが集まるのは凄いと思う。あらためて正式な開会式。

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真ん中におられるのが、今回の講習会の中心人物である坂根一弘さん。三浦雄一郎&スノードルフィンスキースクールのテレマーク主任インストラクターをされている。このようなテレマークスキーの大規模な講習会が関西で開催されるのは、ひとえに坂根さんのおかげだ。大変有り難く思う。

この日からはベーシック上級クラスに参加した。講師は世界のアジャさん。アジャさんはレーサーなので、必然的にレーシングテクニックでも重要な内容となった。広いスタンスでのターン後半の外向・外頃姿勢を徹底的に練習した。天気は曇りで、視界はいまいちでしたが、そのおかげか人は少なく、スムーズにリフトに乗車できた。

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前日の川上さんのソフトな動きとはまったく正反対なダイナミックな動き。バックカントリーでも急斜面での滑走では外向姿勢は重要だ。まあ、だいたいこの日の課題はこなせたように思う。

夜は懇親会。

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じゃんけん大会では勝てず、残念ながら景品を手にできませんでした。

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3日目

最終日の講師はアジャさん同じくレーサーの上野英孝さんだった。テレマークだけでなく、アルペンスキーでもご活躍されている。この日は受講者全員が男性ということもあり、かなり運動量のある激しい内容となった。

内容は切り替え。ストックを突いてから、外足を出すという動き。ヒロ師匠のレッスンでも、クロスオーバーをしてからターンに入るということをやったが、それと近い内容だ。違うのは、上半身を谷側に投げ出すぐらいの動きをすることと、ターン後半に極端な外向姿勢を取ることだ。必然的に動きはダイナミックなものになる。

このような練習は急斜面がよいということで、ハチ北名物の急なコブ斜面である北壁で行った。天気は回復して、陽が差すこともあった。

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ただし雨の後なので、斜面は荒れ気味であった。いきなり転倒したりもしたが、教わった通りに谷方向に上半身を投げ出し、ターン後半に外向姿勢を取れば、安定して滑れることも実感。転倒する時は必ず内倒してしまっているときだ。

上野さんは平然とコブの急斜面をカッ飛ばしていた。4〜5本ほど北壁を滑ったが、さすがに終わりの方は、膝がガクガクになり、制動がかけられないほどだった。

バックカントリーでは登りに半日以上かけても、下りは1時間ほどで終わってしまったりする。ゲレンデで3日間滑りまくるというのは、バックカントリーとは違う筋肉の使い方だった。そのためか、膝に疲れが出てしまったのかもしれない。

最後に上野クラスとアジャクラスの合同で記念撮影。

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怪我人がでることもなく、無事閉会式となった。

P1220863 坂根さん

P1220864 ビーテック代表の川上さん

P1220865 三浦雄一郎&スノードルフィンスキースクール代表の杉原整さん

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今回、講習会に参加して、いろいろと学んだが、おそらくすぐには身につかないものがほとんどだろう。一方で、普段滑っている時に、学んだことを意識していれば、ある場面で、「こういうことだったんだ。」と、わかることがあったりする。自分のテレマークの技術の幅を広げるという意味では、そういう経験は重要だ。

また、「自分の滑りはこれだ。」というものもある。私自身はレーシング的なダイナミックな滑りよりも、やはり、まほろば系のソフトな滑りの方が向いていると思う。バックカントリーでは雪崩のリスクを考えると、斜面に振動を伝えないソフトな滑りができた方がよい場面が多いだろう。そのあたりは技術を取捨選択して身につけていけばよいようにも思う。

技術はもちろん重要ではあるが、講習会ではお互いの交流も重要である。関西講習会で知り合ったテレマーカーとバックカントリーでお会いすることが、これまでに何度かあった。そのような出会いを通して、将来的に一緒にバックカントリーに滑りに行くこともあるかもしれない。このような機会は貴重であり、大切にしていきたいと思う。

坂根さんを始め講師の方々や主催者の皆さんには、このような機会を設けてくれたことに厚く感謝申し上げたい。

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